「今日はこれだけ見ればいい!」
Empara Mi の新作、そして、過去の作品が、かなり優れた「プロジェクション・マッピング」の映像になっていた。
毎日たくさんの音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオが公開されている今…本当に忙しくて、いろんな情報を見なきゃいけないし、時間はない…
でも、MVに関してなんかないかなーって時、なにを見ようか迷いますよねー。
【今日はこれだけ見ればいい!】
ということで、貴重な時間を約3〜5分使って、この音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオを見てはどうですか?…という、
【川村ケンスケの「音楽ビデオってほんとに素晴らしいですね」】
今日は…
Empara Mi というアーティストのMVが、どれも良かった!
というハナシ。
まずは、その最新作。
これが相当いい「リリック・ビデオ」です。
Empera Mi で「Alibi(3 A.M.)」
アニメというか、グラフィックなムービーというか、ちょっと「昔の映画のオープニング」というか…。
このセンス、いいですね。
彼女、日本に来たことあるようで…
この記事に取り上げられた「The Come Down」のMVを作るにあたり、日本に来て仕上げの作業に付き合ったらしいです。
見てみましょう!
Empara Mi で「The Come Down」。
「顔」に対して、プロジェクション・マッピングを施しています。
これに近いものを、このブログでご紹介しましたね!
AYA BAMBIのMVです!
「INORI - Prayer」
これも凄いね!
これに関しては、こういうことらしい!
以下引用。
作品について 最新鋭1000fpsプロジェクターと超高速センシングによるリアルタイムトラッキング&フェイスプロジェクションマッピングの最新作「INORI -PRAYER-」が公開。本作は、浅井宣通(WOW)の呼びかけにより、TOKYO( http://www.lab.tokyo.jp/ )、ダンスユニットAyaBambi、東京大学石川渡辺研究室とのコラボレーションから誕生した。 本作は、ディレクターを務めた谷川英司氏(TOKYO)が提案した「生命」をテーマに楽曲を制作したところから開始。楽曲から受けたインスピレーションを元に、クリエイティブ・テクニカルディレクター浅井(WOW)とCGディレクター阿部伸吾(WOW)がビジュアル制作とプログラミングを構築。更にAya Sato氏がコレオグラフを作り上げ、TOKYOが映像作品として完成させた。 本作では、最新鋭の1000fpsプロジェクターDynaFlash※1と超高速センシングの使用により、これまで不可能だった激しいパフォーマンスも追従できるフェイスマッピングシステムを実現。トラッキングを高速化することによりパフォーマンスの自由度が失われるという開発当初のジレンマを解消すべく、WOWチーム、渡辺教授、手島氏(EXVISION)は約三ヶ月に渡り数ミリ秒を削るためトライ&エラーを繰り返し、今回のシステム※2を完成。プロジェクションされたイメージは、それ自体が皮膚の一部と一体化しているようにも見え、被写体の顔が変形・変質する際の表現力を飛躍的に高めた。 ※1: 東京大学石川渡辺研究室と東京エレクトロンデバイスが共同で開発し、東京エレクトロンデバイスが製品化。 ※2: 手のトラッキング&プロジェクションマッピングは、東京大学石川渡辺研究室が開発したダイナミックプロジェクションマッピング技術を使用。顔のトラッキングは、WOW inc.が開発したフェイスマッピング技術を使用。
なんのことやら、ですが、
要は、動いているものに、その動きに追随するように「映像を投射」する技術を極めた!ということっすね。
そりゃすごい!
Empara Mi の「The Come Down」も面白くて、
「炎」のプロジェクション・マッピングをしている時に、彼女の口から「煙」が出る、というシーン。
これは、
生身の肉体、に対して、映像を投射、そして、その「投射」に対して、生身の人間が「煙」を加える、というコラボ!
いいですよね、こういうアプローチ。
クリエイティブな刺激を、とっても、受けます。
最後に、Empera Mi の映像をもう一曲。
肉体オンリーの映像で押しきっている、美しい作品「Wanderlust」!
という今日の、
See Your Music!
でした。
【川村ケンスケの「音楽ビデオってほんとに素晴らしいですね」】
なお、兄弟ブログである【おすすめ音楽ビデオ!】で紹介したMVや映像は、プレイリストになっています。
下のリンクがそれです。
最新回から第51回で紹介した、全874本が観れます!
(そんなに見れないって…)
このブログで紹介した映像も、当然見れるので…いちどぜひ!
ね、どうでしょう、BRUTUSさん…サウンドアンドレコーディングマガジンさん…ベストヒットUSAさん…
こんな視点のブログ、いいですよね?(自画自賛)
最近は…こういう風に、いろんな「観点」から、音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオを紹介していく「テレビ番組」とか、もうないしね!と思い。
かつて、テレ朝系でやってたときのMTVの1時間番組は、そんな感じで、「あー、この音楽ビデオを見たらいいのか!」って、一つの基準になってたなあ、と、思い出しました。
そんな気分で、毎回この
【川村ケンスケの「音楽ビデオってほんとに素晴らしいですね」】
を書いています。語り口の声は小林克也さんをイメージしてますが…。
このブログが、新しい音楽ビデオ・映像の発見の場になれば!と、思っていますー。
最後は、映像関連のブログもしくは番組らしく…
淀川さん調で…
「では、またお会いしましょ。さよなら、さよなら、さよなら…!」
(淀川さん、いいなあ…)
で、ついでに、わたくし川村ケンスケ a.k.a.映像大好きkkの「音楽ビデオ/映像論」を読みたい方は…
こちらもぜひどうぞ!
今日のブログが、数日早く読めてたり、違う話題が触れられてたり、しています。
この「映像大好きkk a.k.a. 川村ケンスケ」は、こういうブログを書くことが専門ではなく、実は、いろんな種類の映像の仕事をしております。
それらの映像を、プレイリストにしてみました。
お茶のお供に、ぜひどうぞ。
ブログもぜひお読みください!
この、映像大好きkk が在籍している、「キャンプサイト」は、
インディーズ音楽の「映像」を専門に「公開」「制作」しています。
YouTube : kampsitejp https://www.youtube.com/?gl=JP
Facebookも。 https://www.facebook.com/kampsite.co.jp/
ホームページはこちら。http://www.kampsite.jp
ぜひぜひ、よろしくお願いいたします!
>>>>>>>>>>>