1年前に、ある幼稚園児が10段の跳び箱に挑戦する動画が話題となっていました。
涙を拭きながら何度も何度も10段の跳び箱に挑戦するも跳べず、その幼稚園児が諦めかけていたとき、それまで座って見ていた他の園児たちが突然動き出します。
この動画は、その場に居合わせた園児の親御さんが何気なく撮影していて、Facebookに投稿したところ、再生回数はすぐに1900万回以上を記録したそうです。
2016年9月12日TBSで放送された「マサカの世界衝撃事件」第5弾にて、FBで驚きの再生回数を記録したこの動画の感動秘話が紹介されていました。
浦井は、たまたま放送をリアルタイムで見ていて、即その動画をお気に入り登録して、1年以上経った今でも週に2回は必ず見ています。
今でもYouTubeにアップされているので、ご存知の方も多いと思います。
▶︎感動のムーブメントを起こすきっかけとなった動画はこちらです。
もう少し調べてみました。
こちらの動画の撮影場所は、鹿児島県霧島市牧園町にある認定こども園の高千穂幼稚園でした。
こちらの幼稚園、卒園式で年長園児全員が跳び箱10段を飛ぶことが恒例のイベントになっているそうです。
しかし、この動画では1人の園児しか10段の跳び箱に挑戦していません。
この動画が撮たれたのは年長の園児が卒園式を1か月後に控えた2016年の2月の発表会でのことなのだそうです。
この動画の男の子の園児は、お母さんが病気の療養をするため、卒園の日を前に引っ越をしなければいけなくなりました。
そこで、その園児の最後の登園日となったこの2月の発表会の場で、卒園式で跳ぶはずであった10段の跳び箱に挑戦。
子供の成長は早いですから、3月の卒園までまだ1ヶ月あるはずだった園児は、まだ跳び箱10段跳びができなかったのか、もしくは1人だけの発表の場でプレッシャーを感じていたのかもしれませんね。
この園児は10段跳びに失敗するも、あきらめることなく、2度、3度と何度も跳び箱10段跳びに挑戦しています。
ただ、跳び箱10段を跳ぶには、まだまだ跳躍が必要で悔し泣きをする園児。
初めてこの動画を見たとき、「もう限界ではないか?」「そろそろ先生とめてよ」と思っていました。
ここからが驚きの連続でした。
他の園児たちが舞台から下りてきて10段跳びに挑戦中の園児の周りに集まってきます。
そして、その園児を囲んで円陣を組みます。
「できる!できる!できる!」
と、他の園児たちは10段跳びに挑戦中の園児にたくさんのエールを送ります。
この一致団結する園児たちの姿を見て、浦井号泣。
再び、園児は10段跳びに挑戦。
園児の背中が円陣を組む前と明らかに違った姿に。
そして、見事10段跳び成功!!!
あれだけ、跳ぶことが難しそうだったのに、、、
会場の保護者からも大歓声。
動画を見ているこちらがこれだけ応援して、涙して、感動したわけですから、会場の感動は凄まじいものがあったでしょう。
ここで終わらないのが、この園児の凄いところ!
応援をしてくれた保護者席に対して綺麗な一礼をしています。
素敵なご両親と先生に育てらているのだろうと、同じ年代の親でもある浦井は感慨深いものがありました。
『できると信じる気持ち』
『それを応援する仲間』
「諦めないで、やればできるだ!」ということを教えてくれた園児。全力で応援する仲間。そしてこの映像をアップしてくれた方に、本当に感謝です。ありがとうございます。
最後にもう一度、できると信じる園児と応援する仲間を見てほしくて、冒頭と同じ動画を載せます。
(一致団結 浦井)