最近、急激なスピードで駅構内の景色が変化しているのこと、お気づきでしょうか?
▼こちらは渋谷駅構内のJR改札から井の頭線改札へ繋がる通路
▼続いて、田園都市線と大井町線が交わる二子玉川駅構内
はい!デジタルサイネージ(英: Digital Signage=電子看板)がもの凄いスピードで増設しているのです。
大手鉄道会社さんが仕掛けます!
先週、千葉県にある幕張メッセで、2年に1度の鉄道技術展が開催されました。
浦井はお仕事の関係で2日間お手伝いをさせて頂き、そこで目を疑う新開発システムに出会ってしまいました。
▼鉄道マニアが大喜びするブースばかり
▼来場者数は、3日間で3万人超の大盛況
派手なブースが立ち並ぶ中、ひっそりと展開されていたこちらの新システムが、浦井的には一番の目玉でした。
それは、日本全国の駅構内や街にある屋外大型ビジョン(一部)に、誰でも手軽に映像を流せる時代がやってくる!という内容のシステムです。
その名は、
ネット完結型広告出稿システム(仮)
なんじゃそれ?と思う方は多いはずです。
従来は、企業や個人広告主が広告代理店に高い広告費をお支払いして、放映時間を買っていました。
今回の新システム、どこが進化したのかというと。
企業や個人広告主が広告代理店を経由しないで、スマートフォンからネットショッピングをする感覚で放映時間を買えるようになるのです。
しかも!
超〜〜〜低価格で!
今回の鉄道技術展で、公にお披露目になったのでもう少し詳しく説明します。
※現時点での内容なので、サービス開始時に一部仕様変更の可能性あり。
①スマートフォンから専用のアプリ(APP Store、Google Play )をインストール
↓
②地域選択
↓
③駅名選択
↓
④サイネージ設置場所を選択
↓
⑤カレンダーで買いたい日を選択
↓
⑥買いたい時間を選択
↓
⑦15秒・30秒・45秒・60秒から放映秒数を選択
↓
⑧金額算出結果が表示
↓
⑨決済方法を選択(クレカ・銀行振込・ビットコイン)
↓
⑩放映したい映像をアップロード(FacebookやInstagramに映像とほぼ同様操作)
↓
完了
※この後、検閲システムにより映像審査あり
水面下でここまで進んでいたとは、、、
サービス開始は、1年以内の予定だそうです。
広告料は、まだ確定していませんが、学生さんのお小遣いで支払える範囲だから驚きです。
駅構内のデジタルサイネージで何ができるだろう?
ご自宅の最寄駅や地元の駅で映像を流すこと想像すると、色々なことができそうですね。
・飲食店の日替わりランチ情報
・プロポーズ
・同窓会の告知
・ペットちゃんの行方不明のお知らせ
・Youtuberの宣伝
などなど
有料ですがSNSのように利用するユーザーも出てきそうな、、、
一昔前、必ず駅構内で見かけた伝言板と書かれた黒板の進化系ですね。
浦井も時代の流れに乗り遅れないように学習しなくては!
(一致団結 浦井)