バスケットボールの記事は何度か書いていますが、
プロバスケットボール選手を夢見る子供達が、
あるとき、その夢が消えかかったことが、、、
今年9月に開幕2年目がスタートした
日本男子プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」。
実は「Bリーグ」開幕までに、
日本バスケットボール界はジェットコースターのようなドラマがありました。
今日は、日本バスケットボールの1990年代から現在までのストーリーを書きます!
1990年代
1990年代、井上雄彦さん作、漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」とマイケル・ジョーダンやマジック・ジョンソンなどのNBA人気により日本もバスケットボール熱が一気に高まる。
▶︎漫画「SLAM DUNK」の記事
▶︎元NBAプレイヤー 神様「マイケル・ジョーダン」の記事
1995年
実業団リーグでしかなかった日本もプロ化の検討を開始し、JBAは1995年に「バスケットボール日本リーグ機構(JBL)」を設立する。
2005年
JBLに加盟するJBLスーパーリーグの新潟が中心となり、一部ではJBLの2部リーグと言われていた日本リーグの数チームでプロ化推進プロジェクトが立ち上げり、JBLとは別団体、地域密着のクラブチーム主導で「bjリーグ」を設立。
JBLに比べてハーフタイムなど派手な演出をして観客を喜ばしていましたね!
2012年
JBLが終了。ナショナル・バスケットボール・リーグ(NBL)に移行して再スタート。
bjリーグとの統合を狙うも、実業団主導であるNBL側の言い分(資金的に選手のプロ契約化は無理)と、bjリーグ側の言い分(完全プロリーグ化)の落とし所を見つけることが出来なかったため、統合できず。
2014年
11月に、一国で2つの異なるリーグを禁じたFIBAが、
日本代表の国際資格停止処分を決定。
これにより、男女ともにあらゆる国際試合に出場できなくなることに。
6年後に控える東京オリンピックも同様。
そして、FIFB(国際バスケットボール連盟)により日本バスケットボール協会の組織統治改革が、Jリーグ立ち上げで有名な川淵さんが抜擢され改革を推進をすることに。
このとき、プロだけではなく、部活に励む学生や小学生達の夢が一瞬消えかかりました。
2015年
8月に国際資格停止処分の正式解除が決定。リオオリンピックにも出場できることに。
9月には新統一リーグ「Bリーグ」誕生が発表される。
2016年
3月にソフトバンクが「Bリーグ」の最上位スポンサーになり、
現在、大きな盛り上がりをみせている「Bリーグ」が2016年9月22日に開幕!
現在、民放テレビ局での放送はしていませんが(2106年開幕戦のみフジテレビで生放送)、ソフトバンクとヤフーが共同運営する「スポナビ」では全試合生放送をしています!
▶︎スポナビはこちら
生放送では観ることができなくても、
毎週末に行われるBリーグ全試合のハイライトを観ることワクワクします!
最後に、浦井が注目するNBAに最も近いBリーガーの2選手を紹介します!
▶︎千葉ジェッツ所属「富樫勇樹」選手
※6年前の映像です
167cmの富樫選手ですが、
2m以上ある大型外国人選手を嘲笑うかのようなプレーが印象的です。
▶︎アルバルク東京所属「馬場雄大」選手
大学日本一である筑波大学バスケ部を退部し、現役大学生としてBリーガーの道を選んだ、日本人離れした身体能力が魅力!
富樫選手や馬場選手以外にも日本人選手の活躍やレベルの向上が試合毎にわかり、
「この中から世界最高峰であるNBAでプレーする選手が出てほしい!」
そして、東京オリンピックに出場の切符を手にしてほしいですね。
さらには、プロバスケットボール選手を夢見る子供達が、数年後にBリーグで活躍することを楽しみにしています!
(一致団結 浦井)