King Gnuが気になる!
僕も今回初めて知りました。
その新曲「Vinyl」のMVのYouTube上での評価に一石投じてみよう!
で、ここんところの新作MVの中では出色の出来であることを話します…
な、
【川村ケンスケの「音楽ビデオってほんとに素晴らしいですね」】
King Gnuとは、こんなバンドのようです。
kinggnu.jp
ところで、
「gnu」って「gnosis」…
から、来てるんですかね。あ、gnosisっていう言葉が好きなもので。
それはさておき。
みてみましょう!
King Gnu で「Vinyl」!
2017/9/27公開 73,349回再生@2017/10/7 11:55
この曲のYouTubeのコメント欄第一号に、千鳥のノブさん!
「エロじゃ〜」とあります!笑
確かに、エロ!
そのあとの書き込みも、その感じのことが多い。
ということを前提に、映像大好き関係が思ったことを付け加えつつ一石!
まず…
★トンネル?ガード下?の「リップシンク(歌)」のシーンの「トーン」が、ものすごくいい!
実は、この「Vinyl」MVでの見所はここかも、と思うくらい。
最近の日本(海外もですが)のMVは、結構「コントラスト」が「柔らかめ」のものは多く。
あ、「絵全体としては」コントラストがあるもの多数ですが、被写体としての「人物」に対して「コントラストが強い」ものって、少なめで。
「人物を綺麗に見せたい」と思うことが多いので、いきおいそうなるのですが。
この「リップシンク」シーンが「骨」になっているので、他のシーンを安心して見れる、というのがあると思います。
千鳥ノブさんがいう「エロ」は、おそらく前半冒頭のベッドシーンのことを主に言っていると思いますが、
このシーンのあとの「ガード下のリップシンク」が「この感じではなく、三脚に乗った安定目のカメラワークで、顔をハッキリ見せる光だったりしたら」、かなり違う印象のMVになったことだろうと思います。
ベッドシーンには「そのシーン自体に、撮影方法や照明を決める根拠」があるので、どうやっても、ああなるし、カッコよく雰囲気あるものにできますが、
「歌っているシーン」「リップシンクシーン」は、そのシーンが「そういう設定でそういう照明でそういうカメラワークである」という「根拠」が、そのシーン自体にはない…言い換えれば、監督の思いで自由に決められる…つまり、カッコよくも悪くもできる、ので、
その骨になる「リップシンク」のシーンがこのように「カッコ良く」キメれると、それだけでもう勝ち!ですね。
そこから、
★クルマの中の手狭な「ギターソロ」のシーン
も、カッコ良くキメれる、キマっているように見せれる、見てもらえる状況になる
わけです。
で、ひるがえって…冒頭のエロシーン(笑)も、意味を持って「おしゃれ!」に見える、という。
(人間は、映像を見ながら、そこまで見てきたことの内容を思い出しつつ、その先も見ていくので)
実は、後半がカッコよかったり、例えば衝撃的な「オチ」があったりすると、前半もカッコ良く思える、という心理が、存在する(と思う)のです!(こういうのを、レトロスペクティブ、と、呼んだりしていますが、僕は)
そういう意味で、この「Vinyl」は、「リップシンク」シーンが映像すべての作りやトーンを支配していると、言えるのです。
そんな観点で、他のMVも見てみたらどうでしょう?
…と提案したい、今日の…
See Your Music!
でした。
【川村ケンスケの「音楽ビデオってほんとに素晴らしいですね」】
なお、兄弟ブログである【おすすめ音楽ビデオ!】で紹介したMVや映像は、プレイリストになっています。
下のリンクがそれです。
最新回から第51回で紹介した、全874本が観れます!
(そんなに見れないって…)
このブログで紹介した映像も、当然見れるので…いちどぜひ!
ね、どうでしょう、BRUTUSさん…サウンドアンドレコーディングマガジンさん…ベストヒットUSAさん…
こんな視点のブログ、いいですよね?(自画自賛)
最近は…こういう風に、いろんな「観点」から、音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオを紹介していく「テレビ番組」とか、もうないしね!と思い。
かつて、テレ朝系でやってたときのMTVの1時間番組は、そんな感じで、「あー、この音楽ビデオを見たらいいのか!」って、一つの基準になってたなあ、と、思い出しました。
そんな気分で、毎回この
【川村ケンスケの「音楽ビデオってほんとに素晴らしいですね」】
を書いています。語り口の声は小林克也さんをイメージしてますが…。
このブログが、新しい音楽ビデオ・映像の発見の場になれば!と、思っていますー。
最後は、映像関連のブログもしくは番組らしく…
淀川さん調で…
「では、またお会いしましょ。さよなら、さよなら、さよなら…!」
(淀川さん、いいなあ…)
で、ついでに、わたくし川村ケンスケ a.k.a.映像大好きkkの「音楽ビデオ/映像論」を読みたい方は…
こちらもぜひどうぞ!
今日のブログが、数日早く読めてたり、違う話題が触れられてたり、しています。
この「映像大好きkk a.k.a. 川村ケンスケ」は、こういうブログを書くことが専門ではなく、実は、いろんな種類の映像の仕事をしております。
それらの映像を、プレイリストにしてみました。
お茶のお供に、ぜひどうぞ。
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