『昨日より今日はもっと×2!素敵』 BLOG(イケてる大人計画)

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【アニオタはかくしてLIVE演出家になった】40小節目♪「いきなりカミングアウトしますけど…!?ハンデをおして僕が楽曲制作を続けるワケ」

れらpです。
ついに!ついにこのブログも40回目を迎えました!
もっと毎回さらさら~っと文章書けたらいいのですが、僕の場合は毎回毎回記事を書くために取材したり統計取ったりデータ分析したり、そのうえ画像を作ったり写真撮りに行ったりとかしたうえで記事を書いているので、この回数に到達できたのは本当に夢のようです。
記事1回あたりの平均文字数は9,000文字くらいなので、前回記事までの総文字数は単純計算で35万1千文字。
200ページの文庫本が1冊あたり12万文字くらいだそうなので、この春から執筆を始めたことを考えると、半年弱で既に文庫本3冊くらいは書いた計算になるでしょうか!?

 

そう考えると世の作家さんって凄いですねぇ( ゚Д゚)

 

さてさて今回は40回目という節目のエントリー。
節目に相応しい内容を書いてみたいとアレコレ考えた結果、今日は僕自身のことを少し書いてみようと思います。


■いきなり重い話で恐縮ですが…実は僕、片耳が聴こえないんだよね

いきなりのカミングアウトです笑
僕の親しい人たちはもちろん知っていることですが…。
こうやって不特定多数の人たち向けに言うのは初めてです。

左耳が、ほとんど聴こえません。

 

「突発性難聴」

 

発症して、既に10年以上が経過しています。
医師からは「もう絶対治らない」と引導を渡されています。

 

音楽をやっている身としては、これは致命的だと自覚しています。

★この作品のおかげで難聴者に対する理解が以前より深まりました★


映画『聲の形』 ロングPV

 

発症の自覚症状はありました。
ある朝起きたら突然強烈な耳鳴りがしていたので。

 

たまたま風邪気味で、前日からいっぱい鼻かんだりしていたので、その影響で耳鳴りがしてるんだろうぐらいにしか思わなかったのが運の尽きでした。

 

仕事も多忙を極めていて、ふと気が付いたら発症から1か月以上経過していました。

 

その間ずっと耳鳴りがしたままでした。
それで仕事もひと山越えた頃、ようやく職場近くの総合病院を受診したわけです。
さすがに1か月以上耳鳴りが収まらないって異常だと気付いてましたから。

 

病院では、一般外来からすぐに耳鼻科の専門外来に回され、そこで専門医に診てもらったわけですが。
医師からは開口一番、「なんでもっと早く来なかったんだ!?」って怒られました。

 

そして「こりゃもうダメだぞ多分」って言われました。

 

医師からいろいろ事情聴取を受けました。


▼日常的に大音量を聴いていること
 →ライブ演出が仕事ですから、常に大型スピーカのすぐそばで仕事をしている


▼一日のうち、寝るとき以外はほとんど耳を休める時間がないこと
 →舞台以外の場所で作業している時も、音楽や映像の編集で常にヘッドホンを当てている


▼仕事のストレスが非常に大きいこと
 →本番ステージは常に「生」ですから失敗が許されず緊張を強いられるし、年がら年中文化祭やってるようなもんですから常に進捗との戦い

 

そして、治る見込みはほとんどないが、とりあえず数か月、ゆったりとストレスのない時間を過ごし、少なくとも大きな音を聴かないこと。その前提でステロイドと血流促進の投薬治療をしばらく行うこと、を言い渡されました。


もちろん医師の言うことは守れませんでしたね…。
「音を聴かない」というのは、僕にとっては少なくとも仕事を辞めない限り無理な相談だったわけです。


■仕事と引き換えに失ったものの代償はあまりに大きかった

初動の失敗…。
耳鳴りの自覚症状があった瞬間、少なくとも数日中に受診していれば、ほぼ快癒していたであろうと医師に言われた僕の難聴。

 

その時期にやっていた仕事は(身バレしてしまうので)詳しくは言えませんが、一応全国に「生で」お届けする、とあるステージでした。たぶんご覧になった方もたくさんいらっしゃるはずです。

 

そして僕はその仕事のチームの主要メンバーでした。
僕がいないと仕事が回らない…僕の判断で数千万の機材が動いたし、数百人のスタッフが一斉に動いた。
だから「耳鳴りごときで仕事に穴は空けられない」
と本気で思っていた。

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結果として…。

仕事は滞りなく終わりました。
たぶん、全国の多くの方が楽しんでくださったことでしょう。

 

でも、その結果として僕はその後一生、ステレオで音を聴けない、という代償を背負ってしまいました。

 

片耳が聴こえない、というのは、慣れないうちは気が狂いそうになるほどストレスが溜まります。
僕の場合は、ただ聴こえないのではなく、耳鳴りがする。
具体的には、空港でよく聞くジェット機のエンジン音が、常に左耳だけ大きな音で聞こえている、という状態です。

 

起きている時だけではありません。夜寝るとき、ようやく周りの音をすべて消し、電気も消して目をつぶったとしても、左耳だけジェット機の轟音がずーっと聞こえている状態。

 

当然ですが眠れません。
不眠症になりました。
夜寝ていないので、体の疲れも一切取れません。だからストレスもどんどん溜まります。

 

何より、体の左側の音が一切聞こえませんので、たとえば職場でも、僕の左側から話しかけられても、そのことにすら気付けません。

 

今まで電話の受話器は左耳で受けていましたが、これだと相手の声が一切聞こえませんので、右耳で聞くようにしました。
みなさん普段電話する耳って、無意識でたいてい決まった側ですよね。
試しにいつもとは逆の耳で通話してみてください。
ものすっごい、違和感あるから笑

 

街を歩いていても、危険極まりない。左側から来る車のエンジン音が聞こえないのです。
自転車を漕いでいる音が聞こえなくて、おばさんにぶつかられたこともあります。
(自転車に乗ってるおばさんって、基本歩行者がよけてくれる前提で走ってきますよね笑)

 

子供がじゃれながら走ってきていたことにも気づかなくてぶつかってしまい、親に「少しくらい気を遣えよ」みたいな目でものすごい睨まれたこともあります。

 

商店街とか、居酒屋とか、もともとノイズが大きな空間にいると、一緒にいる人の声がほとんど聴き取れなくなります。
だから会社の飲み会とか行っても、宴たけなわになってくるとむしろみんなが何をしゃべっているのかまったく分からなくなって焦ります。
まるで巨大な水槽に放り込まれたような感じで、無限にループしながら反響するノイズの海で溺れているような感覚。
聞こえたふりをして適当に相槌を打ったり、僕に話しかけてきたことがよく聞き取れなくて、でも何度も聞き返すのも気まずいので、かろうじて聞こえた単語から類推して返事をしたら、ちょっと妙な顔されたり(多分トンチンカンな返事をしてしまったんだ、ってその瞬間気づく)。

 

そして、何よりショックだったのは、結局本業に支障をきたしてしまったこと。

 

舞台監督って、身体のあらゆる部分をフルに使う仕事なんです。
野外や仮設だとそうでもないんですが、カチッとしたスペックの舞台で仕事をするとき、舞監の前にはズラッと機材操作のコンソールが並びます。

 

だから両手の操作(左手でフェーダーを上げ下げして、右手でスイッチを切り替えたり)はもちろんのこと、足を使って特殊効果のトリガーを引く(この場合はペダルを踏む)こともあるし、モニターでネクスト画面を見ながら舞台上の動きを監視したりとか。

★さすがに顔はぼかし入れましたよ笑///れらp初登場★

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そしてなにより連絡系というのがあって、舞監は「クリアカム」(通称クリカム)というトランシーバーみたいな連絡用の機械を耳に付けて、音響や照明、美術、進行、などの各チームとひっきりなしに連絡を取り合って、リアルタイムで指示を出す、というのが実はオペレーションのメインだったりします。

 

今回僕が左耳が使い物にならなくなったことで、この「クリカム」が使えなくなってしまった。

 

クリアカムというデバイスの国際規格は、左耳シーバーなんです。
つまり、左耳にヘッドカバーを当て、遣り取りの音声を聴く。
クリアカムに最初から付いているヘッドセット(マイク)も、左ヘッドから伸びていて口元に当てるようになっている。逆に右耳は最初からヘッドがなくて、露出するようになっており、周辺音が聴ける。
みなさんも割とご存知ですよね。

 

★今ではようやく右耳用もラインナップされるようになりました★

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www.soundhouse.co.jp

僕は左耳が聴こえませんから、左ヘッドだとまったく連絡音声が聴こえないわけです。
じゃあクリカムを逆に付けて、右耳で聴けばいいじゃん、って最初思ったんですが、ダメでした。

 

右耳にヘッドを当てると、もちろん連絡音声は聴こえるのですが、今度は聴こえていない左耳が露出することになって周辺音が聴こえなくなった。音楽ライブをやるためには、周辺音(つまり舞台上の生音)は絶対に聴こえなければならない。
それに、ヘッドについているマイク。僕自身が指示を出すためのマイクなんですが、これ、1回転しないんです。つまり、インカムを逆さに付けると、マイクが顔の方じゃなくて後頭部の方に生えてくるかたちになってしまう…。

 

既存の機材では、僕は舞監業務ができなくなってしまったのです。

 

たったこれだけのことで…。

しばらく、本番業務から外されることになりました。


■絶望の黒い感情に支配される

もちろん、職場の同僚は心配してくれたし、同情もしてくれました。
でもライバルたちは内心、ほくそ笑んでいたことと思います。

 

タレントや女優さんと同様、体調管理も仕事のうち、と呼ばれる世界です。
僕自身、本番ライブがある日の少なくとも一週間前から、必ず手洗いうがいは欠かさなかったし、24時間前からは完全に禁酒する、という生活をずっと続けていた。
自分なりに仕事にはストイックに向き合ってきました。

 

だから今回、左耳が聴こえなくなったのも、当然ながら僕自身の責任です。
(もっと早く受診していれば治ったかもしれない、と言われたわけですから)

 

そして、僕が抜けたことによって、当時大きなチャンスを得た同僚は確実にいたし、後輩たちだって、今なら下剋上できる、って思ったことでしょう。

 

所詮、生き馬の目を抜く業界です。

 

もちろん、絶望しましたよ…( ゚Д゚)
今まで何年も何年も、下積みを重ね、小突かれ怒鳴られ、嫌な思いも死ぬほど味わい、ようやく手に入れた自分のポジション。

 

あらゆることを犠牲にして仕事に身を捧げ、ようやく実績も少しずつ残せるようになっていた矢先の不運。

 

そう、不運、としか思えなかったし、そのことを骨の髄まで恨みました。
「なんで自分ばっかり…」

 

★「不幸」な女の子が「幸福」を目指す萌え萌えアニメといえば!?★


【PV】TVアニメ「あんハピ♪」 しあわせPVその1(OP版)

補欠に回った僕をしり目に、ライバルは次々に華やかなステージをこなしていました。
悔しくて、しばらくそいつのやったステージをまともに見ることができませんでした。

 

結局、僕がいなくても、舞台は何とかなってた。
こんなことなら、あの時すぐにでも病院に行けば良かった。
「僕がいなきゃ仕事が回らない」なんて、とんだ思い上がりだった。

 

正直に言います。
「集客に失敗すればいいのに」「出演者、誰かドタキャンとかしねーかな」
内心、次々に黒い感情が沸き起こっていました。

 

そんな僕ですが、それでもサポートをお願いされると素直にバックアップしてたり。
だって、カッコつけるわけじゃないですが、やっぱりお客さんには迷惑かけられないし、僕から見たら、ライバルの演出があまりにも大したことなくて、うちの会社のレベルはこの程度か、って思われたくなかったし。

 

まあそんな感じで僕のメンタルもしばらく千々に乱れていたわけです。

 

そんなある日。
とあるスタッフが、僕に見せたいものがある、って言ってきました。


■結局僕を救ってくれたのは「仲間」だった

まだ20代の、普段は物静かな技術スタッフが「ちょっとこっちに来てください!」って僕を急き立てるように自分の作業部屋に連れて行った。

 

そこには…。

 

「これ、改造してみたんです!使えませんか!?」

 

そう言って差し出してきた彼の手には、なんと「右耳ヘッドのクリカム」が!
しかも!

 

普通のクリカムヘッドは、大音響のステージ袖でも確実に連絡音声が聴き取れるよう、密閉されているのですが、その右耳ヘッドは少し形状が変わっていて。
装着したとき、頭部とヘッドに少し隙間が空いていたのです。

 

「これ、装着しても周辺音を採集できるように、少しヘッドが浮いています。でも音声通話の時は指向性の超マイクロスピーカでダイレクトに鼓膜に音声が届くように作ってありますから」

 

そしてもちろんマイクは右ヘッドからきちんと顔の方に突き出ていました。

 

僕はそれをすぐ手に取り、装着してみました。
「ちょっと音出してもらえる?」

 

作業部屋にかかる大音響のユーロビート。
そして、彼がもうひとつのクリカムから僕にテスト通話を試みる…。

 

『聴こえますよね!』

 

『うん!聴こえる!!聴こえるよ!!』

 

ズシズシと部屋中に響く大音響サウンドの中、彼の声が普通に耳に届く。

 

『俺、れらpさんの演出、大好きですから』

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もうね…男泣きしましたよ。
聞けば、彼は僕が舞監を降ろされた時から、およそ2ヶ月(!)試行錯誤を重ねて、この魔改造を完成させたんだとか。

 

もちろん、オンラインの仕事をこなしながらの自主開発ですから、毎晩夜遅くまで職場に残って作業してたそうです。

 

なんてこった…!!

 

何度も何度も彼にお礼を言い、とりあえず自席に戻るわ、と言って居室に戻った時、今度は上司が僕のところに来て言いました。

 

「再来月のコレ、よろしく頼むね」

 

「!!!」

 

大型連休に開催予定だったライブイベント。
「担当」欄に、しっかり僕の名前が書かれていました。

 

要するに、みんな知ってた、ってことなんだね…。
たぶん、技術スタッフの彼が密かに自主開発を続けていた魔改造クリカムが完成し、それを僕の直属の上司に見せるなりして事態が動いたのでしょう。

 

こうして僕は、最悪の絶望の淵に立っていた時、仲間たちに救われたのです。


■僕が片耳で楽曲制作を続けるワケ

それから数年後、世の中には「骨伝導インカム」というのが登場します。
鼓膜ではなく、直接頭蓋骨を通じて音声を伝える装置です。

 

今では、難聴者のための補聴器にもこの骨伝導システムが多く使われるようになりましたね。

 

だから、最近はあの魔改造クリカムを使わなくても、僕は舞監の仕事を滞りなくこなすことができるようになりました。今では骨伝導連絡システムを常備する業者さんやハコも増えてきましたし(地方は正直まだまだですけどね)。

 

最近は、親しい人には「僕の左耳がほとんど聴こえていないこと」を言うようにしています。
でもこのことを素直に言えるようになったのはホントにこの1~2年のことで。

 

一番最初にも書きましたが、音楽をやっている人間が、実は片耳聴こえていない、というのは、大変大きなハンディキャップです。

 

人によっては「そんな奴、大丈夫なの?」とあからさまに懸念を示されます。
場合によっては、それでみすみすチャンスを逃すこともある。世の中そんなに優しい世界じゃないんです。


それに…。


自分が片耳聴こえていないことを言い訳にしたくない、という思いが一番強くて。

 

仮に僕の手掛けたMIXが下手クソで、左右のバランスがオカシイ、となった時に
「でも彼は片方聴こえてないからまあしょうがないよね」
って言われるのは死んでも嫌だった。

 

ハンデを理由に、僕の能力を「差し引いて」見られるのだけはホントにカンベン!
今でも強くそう思っています。

 

だからなかなか「片耳が聴こえない」というのは公言できなかった。

 

その代わり、誰よりも努力しよう、と思ってやってきました。
少なくとも、両耳がちゃんと聴こえている他のクリエイターたちには負けたくなかった。

 

ニコ動に作品を投稿した時に、コメントに「なんかノイズが聴こえる」って書かれた時は、死ぬほど悔しかった。
だって僕にはそのノイズ、聴こえてなかったからです。
一瞬、このクソの役にも立たない左耳、切り落としてやろうか、って思ったくらい笑

 

逆に、親しいフォロワーさんから、「MIXが上手」ってコメント貰った時は、ホントに嬉しくて、嬉しくて嬉しくて、冗談抜きでその晩は眠れなかった。
考えてみたら、それがキッカケだったかもしれません。僕が親しい人にハンデをカミングアウトできるようになったのは。

★ボカロ界隈では神創作者と呼ばれているこの方に救われたん「だよね」笑★


夏色のキミヘ / IA

※あえてYoutube版をご紹介(ニコ動ってアカウントないと見られないから)

 

左耳が聴こえなくても、楽曲制作はできます。
だって、常に音声のパラメータを表示していれば、数値で「どの程度の音がL側で鳴っているのか」ちゃんとロジカルに分かるんですから。
もちろんPAN(たとえば音が左から右に流れていくような効果)を掛けた時に、「体感としては」分からない。
だって聴こえていないんですから。
でも、グラフィックで音の動きは視覚的に追える。
そう!音は可視化できるんです。

 

もうひとつ、僕を勇気づけてくれたことがあります。

 

ツイッターをやるようになって、僕が敬愛する、あるクリエイターの方も、実は僕と同じように片耳が聴こえづらい(その方の場合は「音像が脳の片側にズレている」んだそうです)というハンデを抱えていることが分かったのです。

 

その方のサウンドは実にクリエイティブで、実にカッコいい。
言われなければ、そんなハンデなんてほんとに分からない。

 

それを教えてくれた時、自分ももっともっと頑張ろう!って思ったし、ますますその方のファンになった。


さらにもうひとつ、とても素敵な話があります。

 

最近、皆さんよくご存じだと思いますが、仙台アイドルの「7's milky way ☆」(通称ななみる)の子たちともサウンド作りで関わるようになったわけですが、実は僕は一番最初に彼女たちに会った時に、左耳が聴こえていない、という話をしました。

 

昔だったら怖くて言えなかったことですが、今ならサラッと言える。
それで変な顔をするようなら、くるりと回れ右をすればいいだけ、と割り切っていましたが、彼女たちは「それがどうかしました?」って感じで平気な顔をしてくれた。

 

とても嬉しかった。

 

★まだアー写がないんだよね~どうすっかな~★

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そのななみるメンバーたちと、打ち合わせとかで合流して、ちょっと街を一緒に歩くことがあるんですが、そんな時、彼女たちは歩く「並び」がたまたま僕の左側になってしまった時、すかさず「右側」に移動してくれてることに最近気づいたんです。

 

とてもさりげなく。


何食わぬ顔をして。

 

3人の誰が横を歩いてても、必ず皆そうしてくれるんです。

 

正直、そこまでしてくれる人は今までいなかったから、その気遣い、というか思いやり、に気付いた時、とっても胸が温かくなるのを感じました。
一番最初に会った時、たった一言だけ言った僕の言葉を覚えていて、僕が会話で不自由しないように、僕の立場になって寄り添ってくれているのです。

 

あ、だからこの子たちはアイドルなんだな…って思いました。

 

もちろん、そんな彼女たちのために、最高のサウンドを作ろう、と決意しているのは言うまでもありません。


■同情するなら曲聴いてくれ!!笑

昔「家なき子」という名作ドラマがありましてね…当時子役だった安達祐実ちゃんが言った名セリフ「同情するなら金をくれ」。
20年前くらいですかね~。確か流行語大賞にもなりました。

 

僕の場合は…笑

 

今では、左耳の中で常に飛んでいるジェット機も、脳が消してくれるようになりました。
楽曲制作に集中していると、あの嫌なキーンという耳鳴り音が不思議と聞こえなくなるのです。
(ホントにストレスが溜まっているときは相変わらず聞こえてきますけど)

 

人間の脳ってホントに優秀ですよね。
っていうか適応力がある、ということなのか。

 

先日、久しぶりに聴力検査をしました。
左耳、相変わらずポンコツでした。

 

でも、ポンコツはポンコツなりに、これからも頑張って良い曲を創りたい、と思います。

★たまには懐かしい曲をご紹介しましょうかね★


【MMD】【歌ってみた】星逢バラードverほしちゃMIX【ボカロオリジナル】【IA】

 

この先、もし僕の曲を聴いてくれて、ちょっとでもいいな、って思ってくれたら、もうそれで本望です。
1音1音、ヘッドホンの右と左を入れ替えたりしてゴチャゴチャやってますから、人より創作に時間がかかってると思いますが、それで全部報われるってもんです。


ではでは、第41小節目に向けて、今夜も制作に取り掛かりますか!!