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【吉村南美のニドナツコラム】第7回 映画ニドナツは、原作小説が好きな人にもぜひ見てほしい作品です 【映画『二度めの夏、二度と会えない君』】

 

 

 

みなさん、こんにちは!

 

素敵な舞台女優を目指して修行中♪

ニドナツ応援団の吉村南美です。

 

 

私達ニドナツ応援団は、9月1日公開予定の映画

切ない青春、ひと夏の奇跡を描いた『二度めの夏、二度と会えない君』

を応援しています!

 


nido-natsu.com

 

映画公開まで、あと4日となりました。もう少しですね!

このニドナツコラムでは映画の公開に向けて、毎日ニドナツの魅力をお伝えしています♪

 

回ごとにテーマを決めて書いているので、気になる方は是非今までの記事も読んでみてくださると嬉しいです。

 

※ストーリーの内容に触れているため、多少のネタバレが含まれます。お気をつけください。

 

www.waja-next.com

 

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第7回となった今回では、少しいつもと趣向を変えてお届けしようと思います。

今回のテーマは、「実写映画であるニドナツを原作小説が好きな方にも見て頂きたい理由」です。

 

 

ご存じの方も多いと思いますが、映画『二度めの夏、二度と会えない君』は、赤城大空先生によって書かれた小説を実写化したものです。

 


 

 小説の方も大好きで、何度も読み返しました!

とても素敵な映画で、多くの方々に見て頂きたいと思っています。

 

しかしながら、Twitterなどでニドナツのことを調べると「原作の小説は好きだけど、実写映画はいいかなあ・・・」といったご意見の方をちらほらと見かけます。

 

 

ニドナツの映画が大好きで応援している身としては「そんなこと言わずに見てください!」と言いたいところですが、

 

そのお気持ちもとても分かります・・・!

 

その作品やキャラが好きであれば好きであるほど『実写映画』というものに対してはどうしても警戒してしまいますよね。

 

 

「どうして実写化だとダメなの?」と思われる方もいらっしゃると思いますので、少し説明させていただきます。

 

近年特に増えてきているマンガやアニメ、ライトノベルの実写化。

 

クオリティが高く、原作のファンの方たちにも喜ばれるような映画もありますが、まるで原作とは別物のようでがっかりされる実写映画もたくさんあるのが事実です。

 

少し前のものにはなりますが、あるアンケートでは実写化映画に対し6割以上の人が「嬉しくない」と答えたというくらいです

 

www.oricon.co.jp

 

では、なぜそんなに実写映画が嫌がられるかというと、私のよく見る意見(と私が思うこと)で多いのが

「キャラのイメージを壊されたくない」

「映画のオリジナル要素入って、作品が別物になっていることが多い」

この2つです。

 

もともと二次元のもので、しかもイメージが固定されているものを生身のキャストがそれを壊さずに演じるということ、

そして映画という短い時間の中でストーリーをまとめるということ、

これをクリアできるかできないか、それが原作のファンの方々に受け入れられるか否かのポイントだと思います。

 

「原作をきちんと理解していたら、このキャラはこういう見た目にならないだろう」

「脚本を書いた人が原作を大切にしているなら、こんなストーリーにはならないだろう」

そうファンの方が感じてしまうような映画ではだめですよね。

 

そして、これらって要は

「映画から原作への愛が感じられるかどうか」だと私は思います。

 

なのでたとえストーリーやキャラの見た目が 完璧に原作通りではなかったとしても、

 実写映画からきちんと原作へのリスペクト、そして愛が感じられる作品であれば、原作のファンの方々もきっと喜んで映画を見れるはず!

 

 

 そういった観点から見た時、この『二度めの夏、二度と会えない君』という映画は、自信を持って原作のファンの方々にもおすすめできる作品だと、私は思っています。

 

そう思う理由を、いくつかご紹介していきます!

 

①キャラクターを演じる魅力的なキャストさんたち

 

まずは実写化において、一番とも言えるほど大事な「キャラクターを演じるキャストさん」についてです。

 

 


 

原作のイラストを担当されているぶーたさんの描くニドナツのキャラクターたち。

 

映画ニドナツでは、キャラクターごとにぴったりな役者さんがそれぞれの役を演じています。


 

ビジュアルにおいては、会長が原作ではおさげですが映画では黒髪ストレートだったりといった若干の違いはあるものの、原作のキャラのイメージを損なわず、「そのキャラらしい」たたずまいでいることが、写真から伝わってくると思います。

それは皆さんが美男美女であるからというだけでなく、「そのキャラらしい」雰囲気を持っているからですよね。

 

この強調している「そのキャラらしい」という言葉ですが、これはとても大事なポイントです。

実写映画では、すごくかっこいいorすごく美人なのに、何だか違う・・・といったケースがちょくちょく見られます。

そのキャラが好きな方たちにとっては、ビジュアルの高さや知名度よりも「そのキャラらしい」ことがとても大切なのです。

 

 

また、原作者の赤城先生は実写化にあたり、このようなお言葉を寄せています(一部抜粋)

 

燐はバンドのボーカルとして皆を引っ張るというポジションでもあるので、実写化にあたってキャスティングが一番心配なキャラクターでした。本作のプロデューサーさんもそれはしっかり理解してくださって、実写化のお話をくださったころから「燐役が見つからなければ企画は前に進めない」と仰ってくれていたほどです。
そしていざ「たんこぶちん」のCDやPVをチェックしたわけですが、そこでそれまでの心配はふっと消えました。特に「花火」のPVを見て「あ、これは大丈夫だ」と。びっくりしました。
そうして燐役が決まるのを皮切りに、智役には青春系作品への出演で評価の高い村上虹郎さんが決まり、脇を固めるキャラクターたちも瑞々しいキャストさんたちが集結してくださいました。

 

原作者の先生が「大丈夫だ」とおっしゃっている、つまりこの映画のキャスティングは、原作者の赤城先生のお墨付きでもあるんです!

原作者のお墨付き、これほどファンにとって頼もしいことはありません。

 

続いて、映画の監督である中西健二監督のお言葉。

ある年代でしか生まれない普遍的なラブストーリーを、今までにない新しい切り口で描いた赤城大空さんの原作には、人が人を想う気持ちの美しさ、強さ、切なさ、すべてが詰まっています。信頼できるスタッフ、キャストの助けを借りて、それをまるごとスクリーンに写しこめたらと思っています。

 

このコメントから、ニドナツという作品への監督の愛が伝わってきますよね。

 

キャストさんたちの演技もとても役として見ていてナチュラルで、その役ごとの特徴とキャストさん自身の雰囲気が合わさって、映画でしか表現することのできないものになっていると思います。

本当に皆さん素晴らしくて「誰がキャラとして一番良かったか」と聞かれても、決められないという感じです!

 

原作のイメージを壊さず、かつキャストさん自身の魅力がそこに加わって、とても魅力的な人物たちになっていますので、皆さんの好きなキャラクターたちが新たな命をもって動いている姿を、ぜひ映画館に見に来てほしいです!

 

 

②綺麗にまとまっているストーリー

 

 

続いて、映画のストーリーについてです。

 

マンガやアニメ、ライトノベルを実写化する際には「どうやって映画の短い時間の中で原作のストーリーを表現するのか?」という心配も出てきます。

ニドナツのように小説一巻分だとそこまでではないですが、シリーズもので何巻もでているものだと映画にまとめようとして何だか別物になっちゃっていないか、特に心配ですよね。

 

でもニドナツは今言ったように小説1巻分のボリュームなので比較的まとめやすく、実際映画ではとてもきれいにストーリーが描かれていると感じました!

大事なところはじっくりと綺麗に描き、削るところは違和感なく削っています。

 

燐と智の関係性や、バンドメンバーの関係性も丁寧に描かれています!

ですが、1つだけ少し残念だったのがドラムの姫子に関するエピソードががっつりと無くなってしまっていたことです。

姫子のキャラクターが変わったりはしていないのですが、どうしてもキャラの深みが少し失われてしまい、映画の尺の都合上避けられないこととはいえ、小説を読んでその部分も好きだった身としてはさみしかったです。

 

でも!それを差し引いても素敵なストーリーに仕上がっており、映画で始めてニドナツを知る人はもちろん、原作を好きな方たちにも満足できるものになっています!

 

特にニドナツの肝とも言えるライブシーンはすべてとてもかっこよくて、必見です!

ガールズバンドのボーカルをずっとやっている燐役を演じる円佳さんの声の魅力はもちろん、虹郎さん、山田さん、金城さんの楽器の腕前も素晴らしいです。

音楽は小説での表現ではどうしても限界のある部分なので、原作のファンの方への映画化における一番のみどころだと思います!


 

赤城先生も、ライブシーンや曲についてこのようなつぶやきをしていました♪

 

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原作ファンのみなさん!!

どうでしょうか?

この記事を読んで「映画も見に行ってみようかな・・・」と思っていただけたら、とても嬉しいです。

ぜひ、映画ニドナツをよろしくお願いいたします。

 

 

それでは、今日はこの辺りで記事を締めたいと思います。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

 

それでは、また明日~

 

(吉村南美)