みなさん、こんにちは!
素敵な舞台女優を目指して修行中の音大生♪
ニドナツ応援団の吉村南美です。
もう8月も終わりに近づいて来ていますが、皆さんは今年の夏にどんな映画をみましたか?
この夏の映画は!
『忍びの国』
『君の膵臓を食べたい』
といったヒット小説を原作にした映画が話題になっています。
そんな今年の夏の締めくくりに是非この映画を見て、泣いてほしい!
その映画とは・・・
高校生のひと夏の奇跡を描いた、切ない青春恋愛映画
『二度めの夏、二度と会えない君』
略して”ニドナツ”が9月1日に公開されます!
出典:http://news.ameba.jp/image/20170522-461/
原作は赤城大空さんが書かれた同名小説です♪
赤城先生は『下ネタという概念の存在しない退屈な世界』で小学館ライトノベル大優秀賞を受賞し、全12巻を刊行し漫画化やアニメ化もされています。
ニドナツと下セカはまた全く違った作風で書かれていて、ファンからはそのギャップも高く評価されている作品です。
9月1日に公開を控えたこの映画、応援団としてもっともっと盛り上げたい!色んな人に興味を持っていただきたい!ということで、急きょこの”ニドナツコラム”を書くことにしました♪
公開にむけて毎日更新していきたいと思います!よろしくお願いします。
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第1回の今回の記事では、そんなニドナツがどういう作品なのか?というのをご紹介していきたいと思います♪
多少のネタバレが含まれてしまうとは思いますので、まっさらな気持ちで映画を観たい方はお気をつけてください!
★二度めの夏をやり直す、純愛の物語
ニドナツの映画の公式サイトでは『 二度と来ない今年の夏を締めくくる青春純愛ラブストーリー』と書かれていますが、
どんなストーリーかご存じない方もいらっしゃると思うので、まずはあらすじをご覧ください。
この夏、俺は、君を二度失った。
きっと、「好き」という言葉は罪だった。
森山燐(もりやま・りん)は生まれつき不治の病を患っていた。
俺は、それを隠して高校生活を送っていた彼女を好きになってしまっていた。高校最後の文化祭で、一緒にライブをやり、最高の時間を共に過ごし――そして、燐は死んだ。
死に際の彼女に、好きだ、と――決して伝えてはいけなかった言葉を、俺は放ってしまった。
取り乱す彼女に追いだされて病室を後にした俺には、一言「ごめんなさい」と書かれた紙切れが届けられただけだった。
あんな気持ち、伝えなければよかった。
俺みたいな奴が、燐と関わらなければよかった。
そして俺は、タイムリープを体験する。
はじめて燐と出会った河原で、もう一度燐と出会ってしまった。
ずっと、会いたいと思っていた燐に、あの眩しい笑顔に再び……。
だから、今度こそ間違えない。
絶対にこの気持ちを伝えてはいけないから。
最後の最後まで、俺は自分の気持ちを押し殺すと決めた。
彼女の短い一生が、ずっと笑顔でありますように
あらすじを読んだだけで、ちょっぴり込み上げてくるものがあります。
あらすじにもあるようにこのニドナツは、
吉田円佳さん演じる、不治の病を持ちながら明るく生きる少女 燐に恋してしまった、村上虹郎さん演じる主人公の智が、彼女の最期に告白し燐を傷つけてしまったことを後悔し、燐が最期まで笑顔で過ごすことのできるようタイムリープをして二度めの夏をやり直す物語です。
物語の重要な要素であるタイムリープとは、自分の意識だけが過去や未来へ移動すること。
そんなニドナツのタイムリープに関しては以前にも記事に書いたので、気になる方はこちらも是非♪
タイムリープを扱う作品では作中で何度もタイムリープをすることが多いですが、ニドナツでは智が一度だけタイムリープをして二度めの夏を過ごします。
最期に傷つけてしまったことを燐の死後にずっと後悔し、ふさぎこんでいた智の身に突然タイムリープが起こり、半年前に戻った智は転校してきた燐と再び出会います。
『もし過去に戻れるなら、燐には関わらない。バンドもやらない』
そう心に決めていた智でしたが、もう一度燐と過ごせることへの喜びや「智君にギターをやってほしい」という彼女の切実な願いに心が揺らぎます。
そして智は悩んだ末、燐に一度めと同じ最高の夏を過ごさせよう、と決めバンドを組みます。
自分が告白したこと、自分が燐を好きだったということだけを無かったことにして・・・。
燐が死ぬことは、二度めも変わらないし変えられないのです。ただ、その最期の瞬間まで燐が幸せでいてほしい。
そのためなら自分の気持ちがどれだけ傷ついても構わない、と智は心に決めるんですね。
この献身的な彼の愛は、まさしく純愛と呼べるのだと思います。
好きになんてなってもらおうと思っていない。
見返りは求めない、ただただ笑顔で楽しくいてくれたらそれでいい。
そう思って二度めの夏を燐とバンドメンバーと過ごします。
でも、人の気持ちってやっぱりそう上手くはいかないものですよね。
二度めの智がどんなに一度めと同じようにふるまおうとしても、100%同じとはいきません。むしろ同じように振る舞おうとすればするほど、なぜかぎこちなくなってしまいます。
それに影響されてか、燐の態度も一度めの智の記憶にあるものとはズレが生じてきます。
そんな燐の様子を見て智は、
「もしかしたら燐も自分のことを想ってくれているのかもしれない」と期待するような気持を抱きますが
「そんなはずはない、それにもう自分の身勝手で燐を傷つけないと決めたんだ」と、自分の気持ちを抑え込みます。
そんな智の葛藤や、二人の関係を見ていると、もどかしさでたまらなくなります!
互いが互いを大切に思う故に、上手くいかないというか・・・
でも、どうしようもない、どうすることもできない二人の気持ちを思うと胸がキュッとします。
そしてそういう時の智の表情が、すごくすごくいいんですよね~
智を演じるのはその存在感と演技力で注目を集めている若手俳優、村上虹郎さんです。
智はとてもアップのシーンが多いので、ぜひその表現力にも注目してみて頂きたいです。
さて、ニドナツコラム第1回はこの辺りで締めたいと思います。
今回は作品のストーリーの中でもタイムリープ、純愛にフォーカスを当ててお話ししましたが、
ニドナツにおいてもうひとつ絶対に欠かせない要素『バンド』について明日のコラムは書きたいと思います♪
ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます。
それでは、また明日!
(吉村南美)