フランスの才能あふれるアーティスト「Jain」を発見!MVも最高!
…その映像手法が、
★中央ズーム芸★…!
なんじゃそれは!
そして、
その手法を使ってるMVが、他でもありまして…そのアーティストのMVもご紹介。
さらに!
その話題にのっかって、
インディーズ音楽のコンテスト、世界最高峰!な「エマージェンザ」で、世界一となっている日本出身のEDMユニットも紹介…
な、毎日23:30に更新中のブログです。
まず、
フロム・フランス!
なかなかユニークな才能の持ち主です、
「Jain(ジェイン)」
わたくし、寡聞にして存じ上げなかったのですが…
フランスに生まれ、幼少期をアフリカ・中東で過ごし、パリに戻ってから、音楽のでもテープをつくったことがきっかけでデビューに至ったそうです。
さあ、見てみますよ!
Jainで「Dynabeat」!
Here we go!
いきなり、今回の話題である…
★中央ズーム芸★の登場!
これ、かなり古典的な「音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオの『技』」でございます。
みなさんが最近で目にした可能性があるとすれば、このCMでしょうか。
クローゼットを開けて、カメラがバックすると、また次のクローゼットの中…
(これは、中央のズーム…正確には「ドリーバック」と申します)
Jainのほうは、
画面中央に現れる「アナログのテレビ」の画面の中に「さまざまな風景」が映し出され、カメラが「後退」すると、その風景がまた次のアナログのテレビの画面の中、という繰り返しで、見せていきます。
そこから以降は、
意外に「節操なく」YouTubeで面白いって話題になる映像、的な「アイデア」を、てらいもなく次々と入れ込んできます。
特殊な「映像効果」や、いわゆる「踊ってみた」的なものとか、フランス(といってもヨーロッパというよりはちょっとエスニックなモチーフ)的なものとか。
ここまでくると、小気味いいね!
いいと思います!
Jainの「Dynabeat」は、今のヤング(笑)世代が気になるアイテム…たとえば「カセットテープ」とか…がモチーフで、超超超ポップに仕立て上げられています。
フランスのイメージではない!
(フランスのイメージ、っていう言い方がすでに古いか!)
この曲を一聴したときに思い出したのが、この曲…
日本のテレビ(バラエティ番組)で「快活なシーン」になると結構耳にする確率が高い(笑)!
Hansonの「MMMBop」です。
2009年に公開されてますが、59,000,000回くらい再生されてますね。
ポップさの加減や方向が、Jainも「90年代」の方向に向かっているのでしょうかね!
この★中央ズーム芸★を採用していた、別のアーティストのMVがこちら!
Kali Uchisで「Tyrant featuring Joria Smith」!
0:45位からが、その★中央ズーム芸★!
こちらの場合は、カメラが逆に「前進」して、シーンが繋がっていきます!
これは、Jainの場合のように「風景がテレビの中に取り込まれる」という感覚ではなく、
「次の風景が、画面の奥に見えて来る、そこに視点が進んで行く!」
という感じですね。
カメラは、それぞれの場合、ただ「たがいに逆方向」に進むだけなんですが、随分印象が違います!
映像って、
こうやって「いろんな表現方法」がある、ということに着目すると面白い!
さて、今日の「ボーナス記事」!は…
インディーズ・アーティストのコンテストの最高峰「エマージェンザ」!
に関して!
エマージェンザ・ジャパンとは、
★「unsigned(メジャーレコード会社と契約のない)」アーティストで、楽器(の種類は問わない)を演奏してパフォーマンスする人なら誰でも出場可能。
★世界34カ国で同時開催。
★各国で優勝したアーティストが、ドイツの巨大フェスのステージで、世界一を争うファイナル・ステージに参加でき、そこでunsignedアーティスト世界一を競う!
というもの。
このエマージェンザ・ジャパンに関しては…
この日の記事の後半で、
今年のエマージェンザ・ジャパン 日本決勝に、元ジュディ・アンド・マリーのTAKUYAが出場している!ということが話題になった、という記事を紹介。
その10日後の記事では、
そのTAKUYAさんの参加が、物議をかもしている、ということへの、わたくしなりの見解を披露。
そして、2日後に、
わたくしが音楽ビデオを作ったアーティスト、
H ZETT M と クラムボン、がいずれもいまや「unsigned(メジャーレコード会社と契約がない)」の状態で、精力的に、そしてむしろ「signed(メジャー所属)」アーティスト以上に人気を集めている状況を紹介。
「unsigned」がこれからのミュージシャンのステイタスのデフォルトになるのではないか?という、わたくし独自の見解を記しました。
TAKUYAさんのインタビュー記事はこちらから。
そして、これまでのエマージェンザ・ジャパンの出場者、その中には世界一の称号を得た日本人アーティストもいて、というハナシを今年の初めの記事で紹介しています。
なお、今年の日本大会での優勝アーティストは、
クリエイティブで心優しいSNARE COVERという名前のソロ・アーティス、でした。
SNARE COVERさんは、「捨て猫『わさびちゃん』のおとうさん」ということで、ネット上で数多くの人の心をほっこりさせた、とても心優しい人。
そのことを紹介してくれているブログの記事がこちらです。
涙してしまいます…。
さてこのエマージェンザ、
かつて、というか2シーズン前には、日本大会で優勝して、日本の代表として、世界大会のステージに立ったアーティストが、なんと世界一!のインディーズ・アーティストの称号を得るにいたる!ということがありました。
そのアーティストは…
Ninja Beats という「ウクレレ+ボイスパーカッション・EDM」ユニットです。
ウクレレをプレイし、その音をリアルタイムでエフェクトしつつ、
もう一人が、ボイパの音でビートを刻むというパフォーマンスで、2014-15のシーズン、インディーズ世界一になりました。
Ninja Beats自身のYouTubeアップ分もありますが、ここでは、kampsite のYouTubeにアップされている分を。
Ninja Beatsで「HANABI」!
これは、kampsiteが製作した映像です。
そしてこれは、彼らがその「エマージェンザ」で優勝したときのドキュメント映像。
いかに、このエマージェンザが世界的に注目され、盛り上がっているか、わかる!映像です。
彼らは、優勝の「副賞」で、ヨーロッパライブハウスツアーを行い、いまは、日本国内でも数々のフェスに呼ばれている、注目のユニットなのです!
インディペンデントアーティストの方が、常識を打ち破る音を生み出している気がしますねー!
という、See Your Music!でした。
【川村ケンスケの「音楽ビデオってほんとに素晴らしいですね」】
ね、どうでしょう、
BRUTUSさん…
(BRUTUS最新刊)
サンレコさん…
(サンレコ最新刊)
ベストヒットUSAさん…
こんな視点のブログ、いいですよね?(自画自賛)
最近は…
こういう風に、いろんな「観点」から、音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオを紹介していく「テレビ番組」とか、もうないしね!と思い。
かつて、テレ朝系でやってたときのMTVの1時間番組は、そんな感じで、「あー、この音楽ビデオを見たらいいのか!」って、一つの基準になってたなあ、と、思い出しました。
そんな気分で、毎回この【川村ケンスケの「音楽ビデオってほんとに素晴らしいですね」】を書いています。語り口の声は小林克也さんをイメージしてますが…。
このブログが、新しい音楽ビデオ・映像の発見の場になれば!と、思っていますー。
最後は、映像関連のブログもしくは番組らしく…
淀川さん調で…
「では、またお会いしましょ。さよなら、さよなら、さよなら…!」
(淀川さん、いいなあ…)
で、
ついでに、わたくし川村ケンスケ a.k.a.映像大好きkkの「音楽ビデオ/映像論」を読みたい方は…
こちらもぜひどうぞ!
今日のブログが1日早く読めてたり、違う話題が触れられてたり、しています。
この「映像大好きkk a.k.a. 川村ケンスケ」は、こういうブログを書くことが専門ではなく、実は、いろんな種類の映像の仕事をしております。
それらの映像を、プレイリストにしてみました。
お茶のお供に、ぜひどうぞ。
ブログもぜひお読みください!
この、映像大好きkk が在籍している、「キャンプサイト」は、
インディーズ音楽の「映像」を専門に「公開」「制作」しています。
YouTube : kampsitejp https://www.youtube.com/?gl=JP
Facebookも。 https://www.facebook.com/kampsite.co.jp/
ホームページはこちら。http://www.kampsite.jp
ぜひぜひ、よろしくお願いいたします!
>>>>>>>>>>>