7月30日になりました!
一昨日の話です。
7月28日(金)私は自分の部屋に籠り、PCと対峙し、現在私がやっているSNS関係やら、溜まった請求書作りやらをパタパタやっておりました。
すると自宅の電話が鳴りました。
出ると掛けて来られたお相手は、次男りくとの担任の先生。
「実はりくと君が下校中に自動車が右折する際交差点の所で転倒しまして、。今私が傍に付いているんですけれども」
…最初、仰っている意味が飲み込めませんでした。
ん?まさか、りくとが車にはねられたってことですか??
「幸い怪我はなさそうなんですが、ショックを受けているようでずっと泣いていて」
…怪我はない!
その言葉を聞いて、幾らか胸のざわめきは静まりました。
「ご家族でどなたか、今こちらにいらっしゃることは出来ますでしょうか?」
…幸い私が自宅に居り、出向くことは可能な状況です。
妻は買い物中、長男たくみは学校から帰って来ており三男ふくた、四男とくまのことを任すことは出来る。
私は電話を切るや、自転車にまたがり、急いで現場に向かいました。
勿論信号はちゃんと守って…こんな状況で私が事故に遭ってしまったりしたら本末転倒ですから。
現場は学校の直ぐ近く。
着いてビックリ、パトカーが3台停まっていて、その脇には救急車が1台。
警察官が10人程、その内の2人程は車線規制をしているため交通整理をしています。
そして救急隊員の方が3、4人(はっきり数えては居ない)そして普段お世話になっている学校の先生方が、副校長先生、担任の先生、学年主任の先生、他お2人程…そんな方々に囲まれるように、りくとは三角座りをした状態で泣きじゃくっています。
〔なんだこりゃ、この状況、まるで交通事故じゃないか〕
もうね、何て言ってイーのやら、私が妻と結婚して以来…4人の子供たちに恵まれて、私の家族がこんなことになっているのを目の当たりにするのは初めてのこと。
今こうやって文章を綴っていても、しばしの間の動揺が蘇って来る程の…ずしーんと重くのしかかる、表現のし難い感情に支配されました。
学校の先生方や救急隊員の方々が親身に対応して頂いたお陰で、りくとも次第に平静を取り戻しつつあります。
そんな中、1人の警察官が実に尊大な態度で私に接して来たのには、心の底から不快に感じましたが。。。
結局何かあってはいけないということで、私は副校長先生と共にりくとに同行し、救急車に乗ることになりました。
サイレンを鳴らす救急車に乗る、人生初の経験。
経験は宝、なんて言葉がありますが、自分の息子がキッカケで救急車に乗る、なんて経験…宝でもなんでもありません、出来れば今までもこれからも決して経験したくない。
これは意外な発見ですが…サイレンを鳴らす救急車、目張り的なモノが施してあり、外の様子は伺うことが出来ない状況なんですが…救急車は何度も停まり「緊急車両が通ります!」「道を開けて下さい!」と何度もスピーカーから願い出ているのも関わらず、停まらない、道を譲らない車が多い…これはショックでした。
人の命に関わることなんです、何故停まらないのか、何故道を譲らないのか、、、何なんでしょうね、一体。。。
私が車を運転している時は必ず停まり、道を開けるようにするので、本当に信じられない人が意外と多いことに衝撃を受けました。
そんな車中、りくとはうとうと眠り始めました。
ずっと優しく声を掛け、様子を見てくれていた若い救急隊員さんが少し、ほんの少しですが気が張った様子で「りくと君、声聞こえる?ちゃんと聞こえてるかな?眠くなって来ただけなのかな?」と声を掛けます。
するとりくとは薄っすら目を開け、こくりと頷きました、恐らく大騒ぎになり、泣きじゃくって疲れて…眠くなっただけなんでしょう、良かった。
そんなこんな救急病院に到着。
救急担当のお医者さん、実に物腰が柔らかく、優しく対応をしてくれました。
特に外傷はなし。
頭も打っていない。
故にレントゲンなども撮らず、問題はないという判断。
但し、何か体調が急に変化するようなことがあった時は直ぐに病院に行くように、ということでした。
あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ、よかったぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ。。。。。
本当に心身共にぐったりです。
逆に寝不足気味だったんですが、眠気の一件で何処かに吹っ飛びました。
大事なこと、何故このようなことが起こったのか??
りくとが学校(希望者が受けることが出来る特別授業&プール)が終わり、下校中でのこと。
クラスメートの女の子が道の反対側に居て、声を掛けられたそうです。
気付いたりくとは道を渡ろうとしたんですが、何と…信号は赤!!!!
りくとが悪いんです!!!!
悪いもんは悪い、しっかり注意しました。
もう二度とこんなことになって欲しくないから。。。
最後に。
車の運転手の方には大変な迷惑を掛けてしまいました。
警察の対応は随所に首を捻らざるを得なかったですが。
警察って何かと変ですね(-_-;)
とにかく!
りくと、気を付けろよ!
もうこんなのは二度とゴメンやぞ!