みなさん、いかがおすごしですか?
(って毎日、聞いてるか)
今日は、コーネリアス Cornelius の新作の音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオをぜひ!
コーネリアスは…
小沢健二…
…と、The Flipper's Guitar というグループを作ってました。
…ある意味、常識的な「歴史」を辿ってみました。
さてさて、その小山田健吾=コーネリアスの、新作・音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ!
こないだの「あなたがいるなら」は、それほどでもなかったので(涙)ご紹介しませんでしたが、この新作は、めちゃくちゃ良かった!
では、ご覧いただきます。
コーネリアスで「夢の中へ」。
Here we go!
むむむ、この「映像の『視点』」は!
相当の「望遠レンズ」ですね!それが、「地面の下」からあおってみている、というのが、なんともすごい!
これは、前作「あなたがいるなら」とまったく違う!
…と思ったら、
この映像のディレクションは、groovisionsですね!
チャッピーでよく知られています。
この「超望遠レンズ」が「地面の下から」、というありえない「アングル」の距離感が、「夢」感を増幅してます。
groovisonsのお家芸のようなデザインですが、それを「曲のコンセプト」に合致させるディレクションがすばらしいですね。
アニメで、この「レンズ感」がきちんと設定されている作品は、実は日本にはほとんどなく。
宮崎駿さんの作品くらいしか、そういうことを感じたことがありません
(もちろん、「背景画」とかは、レンズ感ありますよ、どのアニメも)。
絵のテイスト、そのものが、その「レンズ感」を重視している、という意味では、そういうものは日本にはほとんど無い。
そういう観点を持った時、
わたくしは、このアニメを思い出しました!
「TAMALA 2010 : A Punk Cat in Space」。
パンキッシュなネコちゃんが、人類の裏歴史を「ネコの歴史でメタファーして」たどる、陰謀に関する映画(のはず)!
t.o.L(ティー・オー・エル)というアート・ユニットが、脚本から映像から音楽から全て作りました。
わたくしも、関わっておりまして…この動画…
…の、2:17あたり「編集ディレクター」としてクレジットされております。
いまや、本編全てがこれYouTubeで観れてしまいます!
なんともはや…
コーネリアスの「夢の中へ」同様の「夢」感が、ものすごいですね!
この作品は、ほぼ一人のCGデザイナーの手で描かれたアニメ作品です。
しかも絵そのものは、ほとんどが「ベジェ曲線のみで」描かれたもの。
そんなアニメ、後にも先にもないことでしょう!
コーネリアスの「夢の中へ」が、「グラフィカル」な作品だとしたら、
「TAMALA 2010」は、「デザイン・オリエンテッド及びアート」な作品です。
この映像作品を作った、t.o.Lは、もともと…
「trees of Life」(ツリーズ・オブ・ライフ)と自らを称していて、
故 hide(X-JAPAN)の主宰したレーベル「LEMONed」(レモネード)のアート・ディレクションを担当。
trees of Lifeは、そのhideが、1996年に開催したライブ…
のトータル・ヴィジュアルもディレクション。自らも、ライブのオープニング・アクトを飾ります。
その時の模様がこれ。
この時のライブの「ベース・プレイヤー」が、
何を隠そう、わたくし映像大好きkk a.k.a.川村ケンスケ!
t.o.Lの一員的な動きだったのでした。
そして、
わたくしがこの「oneday for maria」の音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオを、撮影およびディレクションしました!
この映像と音を、hideが目にして、
「ヴィジュアル全てお願いしたい!」
「ついでに、バンドとしてもレーベルに参加して!」
と、わたくしたちに、依頼されてきたのでした。
な、なつかしい!
千葉マリンスタジアムのステージで、バンドで演奏したことのある、
音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオの監督は、
世界中でわたくしだけと、giff(ジフ=自負)しております(笑)!
…な、「裏歴史」(笑)を、ちょっとだけたどってみた本日の See Your Music!でございました。
【川村ケンスケの「音楽ビデオってほんとに素晴らしいですね」】
ね、どうでしょう、サンレコさん…
(サンレコ最新刊)
BRUTUSさん…
(BRUTUS最新刊)
ベストヒットUSAさん…
こんな視点のブログ、いいですよね?(自画自賛)
最近は…
こういう風に、いろんな「観点」から、音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオを紹介していく「テレビ番組」とか、もうないしね!と思い。
かつて、テレ朝系でやってたときのMTVの1時間番組は、そんな感じで、「あー、この音楽ビデオを見たらいいのか!」って、一つの基準になってたなあ、と、思い出しました。
そんな気分で、毎回この【川村ケンスケの「音楽ビデオってほんとに素晴らしいですね」】を書いています。語り口の声は小林克也さんをイメージしてますが…。
このブログが、新しい音楽ビデオ・映像の発見の場になれば!と、思っていますー。
最後は、映像関連のブログもしくは番組らしく…
淀川さん調で…
「では、またお会いしましょ。さよなら、さよなら、さよなら…!」
(淀川さん、いいなあ…)
で、
ついでに、わたくし川村ケンスケ a.k.a.映像大好きkkの「音楽ビデオ/映像論」を読みたい方は…
こちらもぜひどうぞ!
今日のブログが1日早く読めてたり、違う話題が触れられてたり、しています。
この「映像大好きkk a.k.a. 川村ケンスケ」は、こういうブログを書くことが専門ではなく、実は、いろんな種類の映像の仕事をしております。
それらの映像を、プレイリストにしてみました。
お茶のお供に、ぜひどうぞ。
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インディーズ音楽の「映像」を専門に「公開」「制作」しています。
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