今日の特集は!(笑)、川村ケンスケが大好きな
「実験映像」系。小難しいムード、たっぷりですが…
でもね、これらの映像をバックに「リリック・ビデオ」を作ればいい!とか、「リリック・ビデオ」の背景がすでに「実験映像」系だったりしませんか?
川村ケンスケが別名で書いているブログ【おすすめ音楽ビデオ!】で、「リリック・ビデオ」のことはたくさん書いておりますが…(良ければ後ほどお読みください!)
今日は、そういう「リリック・ビデオ」につながるかもしれない、という意味で、こんな人たちの映像を紹介するわけなんですが…
(マルセル・デュシャン)
あ…こういう風に、いろんな視点で、音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオを紹介していく「テレビ番組」とか、もうないね!
かつては、テレ朝系でやってたときのMTVの1時間番組は、そんな感じで、「あー、この音楽ビデオを見たらいいのか!」って、一つの基準になってたなあ、と、思い出しました。
そんな気分で、毎回この【おすすめ音楽ビデオ!】を書いています。声は小林克也さんをイメージしてますが…。
というわけで、
今日の特集は、
「リリック・ビデオの参考にしよう!実験映像というか実験的音楽映像の数々!」
まず見つけたのは、これ!
引用です。Wikipediaより。
1923年5月28日 - 2006年6月12日)は、ハンガリーの現代音楽の作曲家。クラシック音楽で実験的な作品を多く残したほか、スタンリー・キューブリック監督作「2001年宇宙の旅」や「シャイニング」などに音楽が使用されたことでも知られる。(ここまで引用)
…シンフォニー、というタイトル、ですが、いい!
この背景に、何か「歌詞が出てくる」みたいなこと、って、想像できるなあ。
しかも、かなりクールな気が。どう?
このリゲティ・ジェルジュさんの作品(形式)で、「トーン・クラスター」というのがある(ってことを、今回初めて知った…)のですが、これが、いわゆる「2001年宇宙の旅」ですね!
スリリングだ!
(映像は静止画です)
次は、マルセル・デュシャンの映像。
男性用の「小」の便器を展示し、「泉」というタイトルの「美術作品」とした、といういわゆる「レディ・メイド」という表現形式を作った、って言っていいのかな、そういう人ですね。
マルセル・デュシャンの作品で、僕が一番好きなのは、やはりこれ…
「大ガラス」…ほんとの名前は…
「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも」
…東京で展示されたバージョンのようです。
なんかね、いいね。
というか、「タイトル」が「イマジネーション」を刺激するというか。
↓この絵画に近い刺激が。↓
モンドリアンの「ブロードウェイ・ブギ・ウギ」。
マンハッタンを上から見たんすかね。
同名の曲が、これ。
肝心のデュシャンの映像ですが、
やはりこの「画角が変わらない、一定のフレーム」っていうのが、「美術家」が作った「映像作品」っぽいね。
「映像作家」が「映像を作る」と、どうしても「編集」(わかりやすい意味での。まあ、モンタージュってことですが)をしたくなるものですから。
性(さが)みたいなもんですね、映像を作る人間の。不安にかられてしまって、編集をしてしまう/絵を切り替えていってしまう、みたいな。
そっか、
「リリック・ビデオ」って、「歌詞」という言葉の映像が、「ひとつ筋が通って時間軸を構成しているから」、背景が変わっても、見る人の意識が途切れない(モンタージュ=編集)されない、んですね、きっと!
この「途切れない感覚」、ネットで動画を見せる際に、とっても大事なことになりそうです。
今日のこれらの映像に、勝手に歌詞を載せて、試してみよっと。
な、See Your Music!でした!
最後は、淀川さんで
「では、またお会いしましょ。さよなら、さよなら、さよなら…!」
(淀川さん、いいなあ…)
で、
ついでに、川村ケンスケの「黒方面・音楽ビデオ/映像論」を読みたい方は…
(といっても、「黒」ばっかりではないですが…)
こちらもぜひどうぞ!
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