昨日は、ブライアン・イーノのなんらかを書こうと思ってたのですが…。そこからかなりの遠い所まで脱線…。
…という記事で。
タイトルこそ、ブライアン・イーノがどうの、なんて書いてましたが。
実際の中身は、映像大好きkkが中学生の頃買ってもらった、ステレオ(古い!いまはぎりぎり「コンポ」って言うのかな…)の話で終わるという…。
今日は、昨日たどり着きたかったものに向けて、進めます…。
…というわけで、今日もこの人、の、写真から…(笑)。
ブライアン・イーノ、です!
かっこいい!しぶい!(おじん好き、なのかもしれません?)
…こんな人です。
プロデューサーとしても、U2とか、Coldplayとかのクリエイテビティに多大な影響を与え、
…音楽を家具化した エリック・サティ…
…に、続き、
音楽を「環境」にしてしまったのが、ブライアン・イーノ!
偉大なクリエイターです。
昨日ご紹介しました、その記念すべき作品、「Ambient 1」…
…の、1曲分を、お聞きいただきたく。
…で、なぜこの名作に関してこんなにこだわっているかというと…。
この「Ambient 1 Music for Airports」全曲を、6時間に「引き伸ばした」バージョンが発見されたからです!
これはもちろん、ブライアン・イーノの作品ではないですが。
アンビエント感をさらにプッシュ!したバージョンと捉えると、これは非常におもしろい!
いままで、「Ambient 1」は約45分で「リピート」の憂き目に遭っていたのですが…これだと、その雰囲気に「6時間!」ひたれるという!
この作品(?)を目にしたとき思い出したのが、これでした。
これまた、名作!ヒッチコックの「サイコ」。その「シャワーシーン」!
サムネールが、いいなあ。
ヒッチコックって言えば、美しい女性の目・目線!ですからね!
で、なんでまた「サイコ」なのか…?
実は、ヒッチコックの展覧会…といっても、現代美術のアーティストたちが、ヒッチコックをモチーフに作った作品が一同に会するという、展覧会があったのでした。
日本では、2001年。
映像大好きkkは、シドニーでたまたま見ることができました!
そこでは、いろんな現代美術×ヒッチコック…例えば、先ほど言いましたが「美しい女性がたくらみありげにカメラ目線になるシーン」ばかり集めた作品、とか、「映画に出てくる『小物』だけ抜き出したり、『標識・ロードサイン』だけ抜き出したような映像集とか…非常に興味深い、「モノを見る『視点』」とはなにか?ということを考えさせられる展覧会だったのでした。
白眉は、これ!
さきほどご紹介した、「『サイコ』の『シャワー・シーン』」を、ビデオのスローにて、「24時間にひきのばした」映像の展示!というインスタレーション、でした!
真っ暗な巨大な部屋に、スクリーンが吊るされていて、その片側からこの「24時間サイコ」の映像が投影されている。スクリーンの両側から観れるようになっていました。
ソファやクッションも置いてあって、観覧には絶好!
もちろん、24時間、展覧会に居座ることはできないので、来場者は、ある種「全部を見ることができない」わけで。
そのことも「作品の意図」の一つでしょう。
…これが、さきほどの「6時間 Ambient 1」と近いなあ!と、そういうわけで、ヒッチコック!なのでした。
そしたらこんどは逆に!
24秒で「『サイコ』の『シャワー・シーン』」を見られる、という映像作品もあったりして!(笑)
面白いなあ!
ここで思い出すのが、あの鬼才、ゴダールの「ソシアリズム」の予告編。
多分、全編の「早送り」映像(笑)。
予告だから、全部見せちゃおう!しかも、中身がわかったようでわからない!ように!…っていう、ゴダールの偏執こだわりが満載!
本編よりいいんじゃないか!っていうと、きっとめちゃくちゃ本人には怒られるはず(笑)。
時間を自在にあやつって、作品を作っていく、という、このアプローチに、映像制作者は刺激を受けるべきでしょう!
…な、See Your Music!でございました。
やっと、書き終えた!イーノの話題!よかった!
では、またお会いしましょ。さよなら、さよなら、さよなら…!
淀川さん、いいなあ。
で、
ついでに、川村ケンスケの「黒・音楽ビデオ/映像論」を読みたい方は…
(といっても、「黒」ばっかりではないですが…)
こちらも!
この 映像大好きkkは、こういうブログを書くことが専門ではなく、いろんな映像の仕事をしております。
それらをプレイリストにしました。
お茶のお供に、ぜひどうぞ。
ブログもぜひ!
ぜひお読みください!