Mount Kimbieというアーティストの音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ、Mount Kimbieの音楽ビデオ!…が、ちょっと「謎」な出来栄えにて、良かったんじゃないの!どうでしょう?だいたい、この「謎」な感じが、音楽ビデオ、というジャンルの映像において、ものすごく大事な要素ではないのか!と、世界の中心にいなくても、叫びます(古)。
二人組か!
しかも、今回フィーチャリングされているJames Blakeとも、むかしから友人なんですね。
James Blakeも、いいよね。
来日しても、結構すぐソールドアウトになっちゃう。
ジェイムス・ブレイク (ミュージシャン) - Wikipedia
この両者が作っていて、おもしろくないわけがないのでしょうね!
ではでは、見てみましょう!
「We Go Home feat. James Blake」
やはり、怪作!だ!
出だしの「鳩が空を飛んでいるシーン」の編集、これがすごくいい!
映像大好きkkがやりそうな編集!でたらめにつないでいるようで、かっこよく見えることを追求している。とはいいつつも、やはりアットランダムに素材をつないでいる感じのところが好きです!
そして、鳩目線!で、鳩は主人公のもとに…
(これは、もちろん、主人公のところから離れていくカメラの動きを、「逆再生」しているわけですよ…参考までに!映像制作者のみなさんへ!)
鳩を捕まえてからの映像、0:30ー0:49くらいのあいだ、が、まったくもって謎!(だからこそ好感度高い!)。だからこそ、必見!合成があからさまだと、アートっぽい!という好例です。
そうそう、
その「合成での表現」における、最高峰の音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオが、これ(と思っています)。いつも、このビデオを引き合いに出します!
The Doves の「There Goes The Fear」。この音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオの凄さ!、に関しては、このブログのこの日の記事にも書きましたが…。
…ぜひ、このThe Dovesの「There Goes The Fear」、もう一度、ご覧になってくださいね。
おっと、
Mount Kimbieに戻って…
衝撃! 0:50位のシーン。
え!音楽ビデオの中で、この音楽ビデオのことを描いてる!
コンテ?なのか?
映像大好きkkは、こういう「自己言及(自分のことを言う、語る)」型の表現、大好きです!
これは非常に論理的には危険で、いわゆる「クレタ人のウソ」というか、「僕は嘘つきです!」という文章、みたいな、矛盾を引っ張り出す、方法論、と言ってもいい。
とむずかしくは言っても、
そのことは、ただそれだけだった、という…これも衝撃で。
映像大好きkkは、かつて、この音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオの中で、この「自己言及」に挑戦しました!
SOPHIAの「進化論」という曲の音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオです!
名作!
その「進化論」というMVの…1:23くらいからが、その「自己言及」。作品の中で、その作品の「絵コンテ」を見せるという。いやー、いいねえ、こういうの(自画自賛)。
おっと、Mount Kimbieにもどって…(笑)
1:13くらいの映像も、よくない?こういうの、好きです。
と、1:46くらいの女性の顔も、なんでこれ?
なんでこうなるの!
不思議だ!
…いまの日本の音楽ビデオシーンでは、まったく理解されない、気がしますし、こういうものを作ろうというハナシにはならないであろう、そんな気がします…(涙)。
その後、「月の映像」が、こうなって…(????)いや、見て欲しい!
2:16、おいおい、普通に戻るんかい!(笑)
で、これで終わるんかい!(笑)
短い作品でもあるので、なにしろ全部見て欲しい。
このビデオに出会ったこと、映像大好きkk的には、かなりの奇跡である!と言わざるを得ないです。
こういう映像をもっともっと見たいし、もっともっと探し出そうと、思います。
自分のモノづくりのために!
…な、See Your Music!で、ございました。
GWも、ぜひぜひ、音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオでお楽しみください!
では、またお会いしましょ。さよなら、さよなら、さよなら…!
ついでに、川村ケンスケの「黒・音楽ビデオ/映像論」を読みたい方は…
(といっても、「黒」ばっかりではないですが…)
こちらも!
この映像大好きkkは、こういうブログを書くことが専門ではなく、いろんな映像の仕事をしております。
それらをプレイリストにしました。
お茶のお供に、ぜひどうぞ。
ぜひお読みください!