Declan McKenna さんの音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオが、「本来音楽ビデオってこうだったよね!」という気分を、今再び示している!ということで、大大的にご紹介です。
イギリス生まれ、19歳(!)のシンガーソングライター!若いやん!
なんか、またもや、若くして成熟!っすねー。
2015年(は、16歳!)のグラストンベリー・フェスティバルのコンテストで優勝、からのキャリアだそうです。
しかも曲タイが「Brazil」っていうことで、またもや南米系?と思いきや、
イギリスのアーティストだったという(笑)。
では、ごらんください!
ご当人がどう思っているかは知らないけれど、
1:00くらいからの映像のテイストは、まさに80's!
YouTube時代で、彼らのような世代には、80'sも90'sも、50'sも70'sも60'sもなく、新鮮で面白い物、を、自分の表現のテイストにどんどん取り入れて行っている、ということなんだろうと、推察します。
これを思い出すなあ。
もちろん、ぜんぜん仕上がり感は違います。テクノロジーが違うからねえ。このビデオも、1989年当時は、かなり最新の「編集技術」で仕上げられていたのですよー!
この感じを今再現するのは、逆に相当骨が折れる。
でも、
音楽ビデオって、本来…
★歌を見せる
という目的のほかに
★楽曲のイメージを伝える
★見る人のイマジネーションを拡大する
ということがあったはず。
最近はそれが「スタイル」的なものになってしまっていて、「想像力」で勝負するような音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオが減ってきている。
今回紹介する「Brazil」は、最近にしてはめずらしくその「イマジネーション」を拡大する方向の作りをしていると思うのです。
日本でも、
これがありましたね!
今日の3本の音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオに共通しているのは、
★カメラの方向性が一定に見えるようにしていること
でして。
これがまた、音楽ビデオの基本中の基本(であるにもかかわらず、この「一定感」で押しきろうという「映像制作者の猛者」は、いま、あまりいない…涙)!
という、約30年の時を超えて、共通したテイストを持つ3本の音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオを紹介した、今日の
See Your Music!
でした。
では、またお会いしましょ。さよなら、さよなら、さよなら…!
ついでに、川村ケンスケの「黒・音楽ビデオ/映像論」を読みたい方は…
(といっても、「黒」ばっかりではないですが…)
こちらも!
この映像大好きkkは、こういうブログを書くことが専門ではなく、いろんな映像の仕事をしております。
それらをプレイリストにしました。
お茶のお供に、ぜひどうぞ。
ぜひお読みください!