デコにちは😆💕
この春、
空前の甘酒ブームが…キターッ!!(地元出身・山本高広さん調で)
まさかこんなに流行っているとは、知りませんでした。
発火点がテレビなのか、芸能人の方のオススメなのか、もうわからなくなるほどテレビも雑誌も、やたら甘酒を取り上げています。
ビタミンBが豊富、疲労回復に効果がある、酵素、必須アミノ酸を摂取できる、お腹の調子を整える・・・などなど
甘酒には健康にも美容にも良いことがたくさんあるのだとか。
ひとことで甘酒といっても、ただ酒粕と砂糖を混ぜ合わせただけのものも流通していますが、本来、甘酒とは麹(こうじ)で作る発酵食品、麹甘酒のことを言うのです。
「麹とは、蒸した米に麹菌をふりかけ、菌を米に繁殖させたもの(中略)菌糸が米に回り込んで麹になる約50時間後には、それまで米にはなかった、ビタミンや、酵素がいっぱい!(中略)蒸した米と、麹菌を繁殖させた米=麹を比較すると、米にはない成分が約400も生み出されているのです」
(山下くに子 著・発酵学者 小泉武夫 監修「夏でもおいしい麹甘酒で健康になる」より抜粋)
女優の永作博美さんも毎日、豆乳とミックスして飲んでいるという「甘酒豆乳」、こちらもすごいブームで、
毎年、初詣に行く東京 赤坂の豊川稲荷では、今年とつぜん、「甘酒豆乳スタンド」が出現!毎年、初詣はこちらなんですが、ここ10年で甘酒豆乳の出店は、はじめて見ました。
めちゃめちゃ人気があるみたいで、昼間の2時に着いたのに、私が注文したときは、大鍋の底が見えてる「品ウス」状態でした。
甘酒はお酒ではないので、子どもさんも飲めるし、ドライバーが飲んで車に乗っても問題ないんで、家族みんなが楽しんで健康になれる飲み物ということも、ブームになった要因でしょうか。
しかし、、もともと手作り甘酒を愛飲していた方たちにとっては、ここ半年くらいで急に流行ってしまったことで、甘酒を作る材料の
麹(こうじ)が入手しづらくなるといった、たいへん困った一面も。
スーパーに買い物に行っても、ずっとマイナーな商品として、人通りがない一角に、3つぐらいしか置かれていなかった「麹」が、あるときナゼか目立つ場所に山積みになり、そのあと在庫切れ、ネットでも入手しづらい人気商品にのしあがるまでを知っている私としては、なんだか小学生の頃の、
紅茶キノコブーム(古)。
を思い出す〜〜!フィーバーぶりに思える!!
そうなんです、私も、もともと体調管理と美容のために、「飲む点滴」と言われている甘酒を自宅で手作りしておりまして。
私の場合は、たんに甘いものが好きなので、「砂糖を摂取せずに甘い思いができる甘酒で、太るのを食い止めたい!食い止められるかどうか知らんけど!」みたいな単純な理由が一番デカイんですが(笑)
まぁでも、風邪もひかず大きな病気もせず今日までやってこられたのは、もしかしたら毎日欠かさず飲んでいる、この甘酒のおかげ?かも。
何月何日にイベントです、お客様が百人集まります、と決まってしまえば、私の代わりはいないわけですから、その日に向けて最高の体調にしておかないと、いけません。
そして体調以上に、メンタルのコントロール、人前に立つシゴトはこれも大事。
甘酒で、お砂糖をとらずにスイーツを食べたときのシアワセ感を、味わって
テンションをMAXに上げる、これ、ほんとめっちゃ大事なんです!
と、いうわけで、美味しい甘酒飲んでみたいなぁと、興味を持った方のために、
手作り甘酒・鈴山キナコ家のレシピを紹介しますので、これからはじめてみようという方は、ぜひ参考になさってください。
ただしこれは、かなり古風で、時間がかかるレシピですので、このあと、便利な機器も紹介しますね。
★手作り甘酒レシピ(家族2人の1週間分)
用意するもの
もち米 200g
麹 200g (もち米と同量)(乾燥麹より生麹が良い)
料理用温度計
手順1. もち米をカップ3杯の水で、お粥に炊きます。(白米で作る人が多いようですが、私はもち米がだんぜん美味しいと思う!)
※我が家では炊飯器より美味しく炊けると評判の、HARIOのお鍋を使っています
※普通にご飯を炊いたら、その美味しさにビックリするはず。こちらは沸騰して中の圧力がかかってから、数分で炊けるので、速さも助かってます。
2. 炊き上がったら蓋を取り、水カップ1杯を加えて混ぜ、温度計で60℃に温度が下がったのを確認したら、米麹200グラムを加えます。
3.フタは外し、ぬれぶきんをかけます。
※炊飯器で炊いた方は、ここで鍋に移しかえて、ふきんをかけてください。
※蓋をしたままだと、発酵の時に出るガスが充満するし、温度が上がるので、ガスを逃がしてあげる&温度調整のために、ふきんをかぶせます。
4. 鍋の中の温度 60℃前後を保って5〜6時間で完成です。画像のように鍋を二重にすると、保温効果が上がります。
*温度計で測りながら、温度が下がったらとろ火で少し温め、温度を上げて放置、を繰り返します。1時間置きに見るだけでOKです。
発酵が進んでくると、部屋中に甘〜〜い香りが漂います❣️
うわぁあああ甘い香り~~♪ 甘いものがすきなんじゃああああ!!!
出来上がった自家製甘酒は、まるでお砂糖をたくさん入れたように甘いです!これは発酵がきちんと進んでいる証拠です。
5.保存容器に移し替え、冷蔵庫で一週間以内に召し上がってください。
★オススメの甘酒メーカー
そんなめんどくさいこと、やっとられんわい!という方は、便利な甘酒メーカーを購入しましょう。オススメの機器はこちらです。
なぜオススメかというと、上限温度が65度だからです。甘酒の発酵に必要な60度前後が保たれ、発酵がうまくいくと思いますが、
ヨーグルト作りがメインだった機器を、最近の甘酒ブームに対応した形で、リニューアル販売している機器の多くは、上限温度 60度なので、乾燥麹や安い麹を使って作った場合は、発酵が足りず、あんまり甘くない甘酒ができてしまいます。
私は、この微妙に足りない温度の機器を買ってしまって、一度失敗しましたので、設定温度の上限には気をつけてくださいね。
甘酒関係の本には、60℃上限で良いと書いてあるものがいくつかありましたので、これはあくまで私感なわけですが、60℃上限では私的には甘さが足りないんです。
これは今まだ実験中ですが、値段の高い生麹を、使ったら、60℃でも発酵が進んで、甘くなるのかも知れませんが。。
あとは、購入者のレビューが良くても、おそらく書いた人が本当に発酵できている甘酒の味を知らないから、「簡単にできた!」とか言ってる場合もありますし。機器を選べるのでしたら、65℃をオススメします。
機器も、今も欠品がやたら多くて、ソールドアウト状態のようです。ヤフーショッピングも楽天市場も欠品、メーカー直販サイトからも数ヶ月後にしか発送ができないと言われ、
友人の誕生日に、プレゼントしたかったものをとうとうあきらめました。
★オススメの食べ方
飲むというよりは、「食べる」が、ぴったりくるもっちり感の、自家製甘酒ですが、私おすすめのいただき方を3つ紹介します。
1. 朝食として
マグカップ一杯の豆乳+ティースプーン3杯の甘酒を、レンジで温めて朝食代わりにいただきます。
永作博美さんも愛飲している方法だとか。あと、置き換えダイエット効果もあると、「オレンジページ」にデカデカ紹介もされていましたので、すっかりポピュラーないただき方ですね。(紹介してる私が、あんまり痩せてなくてすみませんが!)
なお、飲み方としてオススメは、マグカップ+ストローです。タピオカドリンクみたいに、カップの底にたまった米粒を吸えますので、スプーンですくうより便利です。
2. おやつとして
無糖ヨーグルト+甘酒
お砂糖代わりに加えていただきます。これはどこにも載ってないと思います。本当にくせになります!刻んだイチゴを入れると、酸味も合わさって絶妙な風味に♫
3. 冷たいデザートとして
食べるときの器に入れて、冷凍庫で凍らせます。糖分が多いので、凍らせてもガチガチにはなりません。
甘酒シャーベット、夏バテ回復にぴったりですね❣️
★市販の甘酒 オススメ品
市販のおすすめ商品は、こちらになります。酒造メーカーの方が、新宿の京王百貨店で試飲販売されていたときに伺い、色々飲ませていただきましたが、一番美味しかったです。
お値段は安くはありませんが、ワンカップ100円ぐらいで売られている安物の甘酒は、ほとんどが酒粕と砂糖を混ぜただけのものです。麹菌は入っていないし、お砂糖を摂取することになるので、私としては1リットル1000円以上の、麹で発酵した甘酒を選んでいただくのをオススメしたいです。
ではでは、このブログをきっかけに、あらたな甘酒ファンが生まれることを願って。。
またまた 麹が欠品しちゃうよ〜〜‼️😅