デコにちは♪
公開中の映画「相棒」で、私、人質になりましたの巻です。
まず最初に、私がひさしぶりに観た故郷の風景について、書かせていただきます。
31年住んだ東京を離れ、北九州にUターンした2015年の終わり頃、小倉駅前に到着した私がさいしょに観た景色は、「MOZU」の四文字が並ぶのぼり旗が、無数に立ち並ぶ駅前の風景でした。
そして繁華街、銀天街の天井にも壁にも、巨大なのぼりと垂れ幕が。
そこには「北九州市は、MOZU市です」の、文字が!!
なになに?これはいったい、どういうこと?
ワケがわからなくなり、商店のおじさんにたずねたところ
「うん、北九州市はね、MOZU市になったんよ」
と、ふっつーに言われました。
香川が「うどん県」なのは周知のとおりですが、どうやら私が知らないうちに、北九州市は「MOZU市」になっていたようなのです。
その理由は、北九州市で一大ロケを決行した映画「MOZU」の、メインロケ現場だから。(もうひとつのロケ現場はフィリピン)
北橋健治市長もノリノリで、北九州市をMOZU市に!とか、新聞や広報誌でニコニコ顔でアピールしていたんですが、
一年経った今、その舌の根も乾かぬうちに今度は。。。
公開中の作品
「相棒-劇場版IV- 首都クライシス 人質は50万人!特命係 最後の決断」
北九州市この街はチーム相棒!
と、いう感じのノリが良いミーハーな我が街・北九州!(笑)
そんな北九州が大好きな私は、映画関係者のあいだで「困ったら北九州へ行け」とまで言われている、映画撮影を成功させるパワーに触れてみたいと思い、
せっかく引っ越して来たんだし!と、人生初、相棒シリーズの
エキストラに応募してみたのでありました。
相棒シリーズは・TV版、映画版ともにコアなファンが多く、大人気なのはご存知の通りです。
こちらの映画版 最新作は、3000人規模のエキストラを動員し、我が地元である北九州市でロケを行ったことでも大きな話題でした。
小倉駅前の道路を半日封鎖、交通規制するという、普通に考えたらありえないこと(小倉駅は新幹線が停まる駅で、北九州市の表玄関なんです)をやってのけるいい意味での非常識さは、
北九州市を映画の街にしよう!という意気込みで街をあげて積極的に誘致を行なってきた、北九州市、フィルム・コミッションが培ってこられた情熱と努力、手腕。そして北九州市民のみんなの「面白いこと大好き」「楽しいことのためなら多少の我慢なんかヘッチャラ!」魂のなせるワザだと思います。
北九州フィルムコミッション ~Kitakyushu Film Commission~
北九州はこれまでにも、多くの映画作品のロケ誘致を行ってきました。
画像は、現在、小倉駅前コレット(井筒屋。こちらもハイライトシーンで大立ち回りのロケ現場に!)で開催中の、相棒展での展示物です。
では、次回は私の人生初・エキストラ体験記をお送りします。
アクシデントもあり、そして皆の「相棒愛」が、驚きと感動の連続でした。(続く)