2月22日になりました!
いつも木曽家の(主に)4人兄弟の話を綴っている訳ですが…今日はちょっと趣を変えて“ぷちビッググランドダディ”…つまり木曽さんちゅうの父の話をしたいと思います。
私の父は現在73歳、昨年末まで会社勤めをしておりました、バリバリの企業戦士だった人です。
定年退職後も必要とされ、関連企業の役員として新たな環境でも最前線で働いておりました。
しかしながら、昨年末に会社を辞めることに…何故なのか?
実は父は昨年の梅雨時期、胃がんであることが判りました。
しかもかなり進行した状態での発覚だったのです。
担当医である先生から、その旨の話を聞かされた時は…本当に凹みました。。。
そして私は自分の鈍感さを心の底から悔いました。
考えればかなりの高齢です…息子としてもっと細かなケアをするべきだったと。。。
父のがんが判って以降、一気に接点が増え、色んな話をするようになりました!
あまり本音を言わなかった父が、なんでも包み隠さず喋るようになりました。
ただ…参っちゃうことが2つあって。
一つ目、死んだあとのことをガンガン話すんです。
家は売ってくれてイーからとか、権利書はどこどこにあるからとか、市役所の窓口でのその後の手続きとか…せんでエー!!!!
私は父が亡くなった前提の話を冷静に受け止められる程、ドライな人間ではないんです。
しかしながらその一方で…聞いておかなくちゃいけない話であることも何処かで解ってて…でも話をさえぎっちゃう。
二つ目、たまにどろどろの弱音を吐かれるんです。
「何でこんなことになったんやろ?」とか「もう死にたいわ」とか…格好つけの父から信じられない言葉が(たまにではありますが)口をついて出て来るんです。
アホか!?ふざけんな!!
月並みやけど…親孝行全然出来へんねん!!
勿論こんなこと父には言えませんが…。
ただ…それ位本人的にはヘヴィな状況だってことです。
正直わが家を養っていくだけでも必死で、加えて父の病気にまつわる出費もあるから…もっとガンガン仕事せなアカン状況。
でもやれることはやりたい!!
突然ですが…
この写真は実家の父の部屋に飾ってある額縁。
昨年入院した際、“ぷちビッグマミィ”(妻ね)の提案で父にプレゼントした…子供たち4人による寄せ書きの色紙。
素敵な妻でしょ?
木曽家の孫の話になると、相好崩して…
「そうやなぁ、また遊びたいなぁ♬」
…とまぁ、なんともいえない嬉しそうな表情になるんです!!
ここや!!!!
先週、次男りくとのサッカーチームの試合観に来た時も、メチャメチャ楽しそうでした♬
“孫と遊ぶ”ことを目標に…打倒!胃がん!!!!
昨日、急遽体調を崩し入院することになった父。
「孫たちが会いたがってたで!」
「退院したら、また何処か遊びに行くか?」
こんな言葉を掛けながら…まずは“孫と遊ぶ”ために退院、ここを目標に頑張って貰いたいと思っております。