みなさん、こんにちは!
素敵な舞台女優を目指して修行中の音大生、吉村南美ことタッチです!
ラーメンもぐもぐしてる写真です!!
わたしは舞台女優を目指す身として、みなさんに「舞台」の魅力をたっくさんお伝えし興味をもってもらえるよう、記事を書いています!
私の自己紹介はこちらからご覧いただけます♪
記事を書いていくにあたりまず、
「舞台の魅力を伝えるために、みなさんの意見を知ろう!」
と思い、周りの人やインターネットで舞台をあまり見に行かない方の意見を調べていくつか多かったものをピックアップしてみました。
こんな感じです、ででん。
・何を観たらいいのか分からない
・チケット代が高い
・ハードルが高い
・近くに劇場がない
・そもそも興味がない、面白くなさそう
なるほどね~~
タッチは考えました。タッチなりに、どうしたらいいのか。」
つまり、これらの疑問や問題に対してひとつずつ私なりに答えを出していけば、みなさんが舞台に行きやすくなるのでは!?
と、いうわけで!
こちらのピックアップした意見・疑問をひとつひとつ取り上げて、それぞれのテーマに沿いながら
オススメの舞台情報だったり、
お得に舞台のチケットを手に入れる方法だったり、
そういった私の知識をフル活用してみなさんに素敵情報をお届けしていこうと思います!
まず最初のテーマは「何を観たらいいかわからない」、この意見をメインに素敵情報をお届けする、
「舞台選びのススメ」
シリーズを何回かに分けてお送りしていきます!
やっぱり、観たい舞台を見つけないと何事も始まらないので、まずはみなさんにピッタリの舞台が見つかるようお手伝いしていっちゃいます!
さてさて、少し話は変わるのですが
先日、渋谷のシアターコクーンで舞台『陥没』を見てきました。
作・演出をケラリーノ・サンドロヴィッチさんが手掛けるということで「絶対面白いぞ!!」と思って見に行ったら、やっぱり抜群に面白かったです。
ケラリーノ・サンドロヴィッチさん、通称KERAさんの舞台はテンポがよく、今回休憩込みの3時間30分というなかなか長いタイプの舞台だったのですが、ずっとKERAワールドに引き込まれていました。
昭和の東京オリンピックを目前に控えた1963年頃。
約50年前の日本を、空前の高揚感で包んだ東京オリンピック。それは、わずかな年月で敗戦から復活を遂げたこの国が、輝かしい成果を世界に示す晴れの舞台だった。
メインであるスポーツ競技とは別のところで、道路の拡張と舗装、区画整理、さまざまな施設やビルの建設、新幹線の走行など、真新しく、立派になっていく街の様子を、当時の人々の大半は誇らしい想いで眺め、興奮したはずだ。それを機に一攫千金を目論んだ人も、実際に豊かになった人も少なくない。さまざまな向上心、野心、情熱、欲望が、工事の音ともにこの街に渦巻いただろう。だが一方で、その時代、その場所に居合わせながら、なぜか時流に乗り遅れた人々もいた。
この作品は、それでも捨て切れないオリンピックとの因縁に翻弄される人々の群像劇である。
『陥没』は、1960年代を舞台にしたとあるホテルの物語です。
そのホテルの中で起こる様々な出来事やそこにいる人々を、私達は客席から眺めています。
そうしてじっと席に座って舞台をみていると、私はいつの間にかふっと舞台上と一緒になっているかのような感覚になることがあります。
劇場という場所の中で作りあげられた、ある意味嘘の空間。その空間の中に引きずり込まれ、圧倒されたときが大好きで、私は舞台を観に行きます。
舞台って、タイムスリップも世界旅行もできてしまう不思議な空間なんです!
(出典:KERA×井上芳雄『陥没』開幕!昭和の東京を舞台にした前代未聞の群像劇 | エンタステージ)
さて、一見今回のテーマに関係ないように思えるこの話ですが、実はちゃんと関係ありますよ!笑
私にとっての面白い舞台というのは、今回観に行ったような
「舞台の空間に客席を惹きこんでくれる」
という演劇の醍醐味を与えてくれるものだと思っているんです。
シリアスでも、コメディでも、ミュージカルでもストレートプレイ(歌のないお芝居だけの演劇)でもそれは同じです。
逆に、感情移入できず、ストーリーもよくわからず、客席がおいてけぼりのまま進んでしまうのは「つまらない舞台」です。
しかも舞台はテレビのようにスイッチを切ってサヨナラできないので(そこが好きなところでもあるんですが)、どんなにつまらなくても二時間近く我慢しないといけません。
しかもチケット代はそこそこする。
そういった舞台も、残念ながらあると思います。
今回のテーマの元になった
「何を観たらいいかわからない」、
この意見の中には、
「興味はあるけど、つまらないものを観に行ってしまったら怖い」
といった不安あると思います。
ところで、みなさんは一日にどれくらい舞台が上演されていると思いますか?
演劇・ミュージカルの公演情報をまとめているサイト「シアターガイド(http://www.theaterguide.co.jp/)」で2月11日に上演されている舞台の数を調べてみたところ、なんと
東京だけでも64件でした。
プラス、ここに掲載されていない公演なども考えると更に増えると思われます。
1日にこんなに上演しているんだ!って思いませんか?
私も思ったより多くて、ちょっとびっくりしました(笑)
この中から、何の手がかりもなく自分に合った舞台を見つけるのはなかなか骨が折れてしまいますよね。
と、いうわけで!
ようやく本題に入ります!笑
「どうやって観たい舞台を見つけたらいいかわからない!」
そんなみなさんのご参考にしていただくために、
普段私が舞台を観る舞台を探しているときに「これだ!」と決め手になっているポイントを、細かくご紹介していこうと思います!
これからの記事で、具体的におすすめの舞台などをご紹介していく予定ですが、あくまで、ほぼ私の個人的な意見になります。皆さんのご意見に合わないこともあると思いますので、ご了承ください。
私が観る舞台を決めるときに、主なポイントにしているのはこの6つです。
☆役者さん
☆脚本家・演出家さん
☆劇団さん
☆演目
☆上演する劇場
☆チラシ
じゃじゃん!
恐らく舞台を普段見ない方で、舞台を観に行こうかなと思うきっかけで一番多いのはこの中であれば「役者さん」だと思います。
最近はテレビで人気の役者さんやアイドルが舞台に出演することも多いので、好きな芸能人が出ていたりすると、見に行ったりしますよね。
逆に、普段は舞台に出ているけどテレビドラマに出演した姿を見て気になり、舞台を観に行くパターンもあると思います。
ではでは、あとの5つのポイントはどうでしょうか?
わかりやすいものとして「演目」もありますよね!
ただこれは、ミュージカルかストレートかでも変わってくるかな~と思います。
なぜなら、ミュージカルに比べてストレートプレイのものはオリジナル作品が多いので、「この演目だから観に行こう」ということは割と少ないんです。そもそも聞いたことないものが多いですね。
そういう意味では、ミュージカルとストレートだと舞台選びの基準がちょっとずつ変わってくるんですよね!
ここの違いはもうちょっと詳しく語りたいので、また記事で書きます!
なので皆さんにご紹介にしていくにあたり、ミュージカルとストレートプレイに分けて記事を書いていこうと思います。
本当は舞台・演劇の中でもっと細かく分けられるんですが、ここではわかりやすく、ざっくりと分けちゃいます!(笑)
さて、まだポイントは4つ残っているのですが、
まずは分かりやすいこちらの2つの「役者」「演目」のポイントをテーマに記事を書いていくことにします!
ということで、導入編はここらへんで締めたいと思います!
だいぶ長くなっちゃってごめんなさい(笑)最初からしゃべりたいことが多すぎて・・・・。
これからどんどん記事を書いていくつもりなので、もっともっとわかりやすくきれいな記事が書けるように頑張ります!笑
それでは、ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!
次回は『舞台選びのススメ -役者・演目編-(仮)』の予定です!お楽しみに~♪
佐藤さんに撮っていただいた写真でさようなら!
(吉村南美)