レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、音楽ビデオが良いバンドの一つです。そんな彼らの「音楽ビデオベスト10」が、「ローリングストーン誌」の投票で決められていた!
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(以下、レッチリ)とはなんぞや?という方は、こちら。
https://ja.wikipedia.org/wiki/レッド・ホット…
けっこう、いろんなことでメンバーチェンジが多いバンド…っていうか、海外のバンドって、メンバーチェンジ多いよね。
日本では、あまりそういうことがない気がします。
海外だと、他のバンドのメンバーをそのまま連れてきてしまう、とか、掛け持ちしてたりとか(アマチュアか!)、けっこう普通のハナシ。
その「レッチリ音楽ビデオベスト10」の記事はこちら…
この記事内に、YouTubeへのリンクもあるので、音楽ビデオはそこでご覧いただくとして。
「Give It away」のワンシーンの「パラパラ写真」!
(GIFアニメ、楽しいね)
…このギラギラモノトーンは、記事内でも触れられていたように、ステファン・セドナウイによるもの。セドナウイの名作は…
コントラストもいいし、なによりも被写体との距離感・レンズのセレクションがいいのですよね。ワイドレンズ系にはなっているのですが、空間が広いので、チープになっていないのです。
マドンナ(こういう時、やはり登場率高し!)の「Fever」
これほど、「ムービーなのに『写真・スチル』感がある」ものって、そうそうないのではないでしょうか。いい写真家って、えてして「ムービー」が「その人の写真のクオリティ」に達していないことが多いから。
よくあるハナシが、
「CMを撮る時に、ポスターとかグラフィックを撮る写真家で、CMのムービーも撮ってくれ」という依頼というか提案。カネボウの仕事の時に、ことごとくその提案を断りました。だって、写真家って、基本、ムービー撮影が下手だから(断言)(これは確信しています)。
「瞬間」を切り取る、ということと、「厚みのある時間」を切り出す、のは、圧倒的に違う作業ですから。
今は、「いいすよー!」とふたつ返事、ですが。余裕すかね(笑)。
おっと、「黒」が出てしまった…失礼。
セドナウイは…
ビヨーク「Big Time Sensuality」。
カメラが動いていないのが、写真的なのかな。
ということ言えば、写真家でムービーが下手な場合、カメラを動かす・手持ちとかしてみる、のが、ダメなんだね、きっと。
そして、レッチリ音楽ビデオ ベスト10!順位を進めて…3位の「アザー・サイド」もいいですよね。
この「舞台芸術ぽい」のが素敵。記事中に作品のモチーフの紹介がございますので、ぜひ。
今回初めて知ったのですが、
この「アザー・サイド」、Jonathan Dayton and Valerie Farisという監督さん。8位の「カリフォルニケイション」、2位の「バイ・ザ・ウェイ」もこのお二人によりますです。
彼らは、他にも…
The Smashing Pumpkins「Tonight, Tonight」…
これ、「アザー・サイド」に通ずるテイスト。やはり演劇っぽい。
え!これも!
アメリカのFMで、今でも1時間に一回はかかるという(ウソ)…
で、
ついでに、と言ってはなんですが、これ。
Porno for Pyros(Jane's Addictionも好きだし)好きです!
今なら、ハイスピードのデジタルカメラで一発!ですよね。当時は「フィルムで高速で回して…」大変だったにちがいない。
…という作品群!を監督していたのでした!
今回、「はー」「へー」「なるほどー」な気分で、これらの作品を見ました!
レッチリ、から、音楽ビデオのまた新たな歴史に触れたのでした。
まだまだ勉強で、See Your Music!だ。
では、またお会いしましょ。さよなら、さよなら、さよなら…!
ついでに、川村ケンスケの「黒・音楽ビデオ/映像論」を読みたい方は…
(といっても、「黒」ばっかりではないですが…)
こちらも!
ぜひお読みください!