みなさん、音楽ビデオディレクターの川村ケンスケです。
今日は…洋楽です。苦手ですか?
まあ、そう言わんと…
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何も言わず、見ておくれ。天才監督、ミシェル・ゴンドリーの作品。
…このディレクター、「エターナル・サンシャイン」という映画で、一般的に有名な気がしますが。
ミシェル・ゴンドリー、彼はもともと、音楽ビデオディレクター。
有名な作品がいっぱいあるのですが、
とか。
これは、「メイキング」があって、そのほうが面白いかも。
調べてみてね。
でも、
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今回はミシェル・ゴンドリーの作品の中でも、ちょっと「ハジのほう」の作品をご紹介。
まあ、何も言わず、見てみませんか?
まず、これ。
これは、ものすごく手間がかかりますねー。
大事なのは、
この「ちょっとチープな感じ」。
撮影も、「いい絵」を撮ろうとしていない。
いや、「いい絵」でないことで、ビデオのコンセプトが際立っている、ということも、言えると思います。
音と完全にシンクロしてくることで、「見た」人は「音」を圧倒的に「聞き、見る」ことになります。
これぞ、音楽ビデオなのでは?!
これは…
わけわからんですね。良すぎる!
みなさんの乾燥、ぢゃなくて、感想を聞きたい!
発表された当時は、話題中の話題!
(僕らの業界の中だけですが)
わたくしの大好きな「ワンカット」的な方法論もあり、で。
未だに、どうやって作ったのか謎。
そして、
これは、今回ミシェル・ゴンドリー作品を見返していて発見したもの。
強烈に個性的なアイデアが全面に出ているわけではないのですが、全体にとても不思議なムード。なんでここで逆回転?みたいなところとか。
カメラが、ボディに複数のレンズが付いていて、レンズ交換せずに、レンズ部分をくるくる回して撮るタイプのカメラだと思います。
これも、何回も見て、いろいろ考えたくなる、ビデオです。
いやー、いろいろ解説したいですが、今回はとにかく「見てくれ!」と。
この「何回も見る」ことで、わたくしたちは自分たちの作るものを「洗練させてきた」と言っても過言ではない。
パクリはダメだけど…やってたけど…涙。
パクリの懺悔は、また今度、させてください…再涙。
合言葉は、See Your Music!
では、またお会いしましょ。さよなら、さよなら、さよなら…!