今日、J-WAVEを聞いておりましたら…
『「アンビションズ」は…』という言葉がしきりに出てきて。てっきりグループの名前かと思い、検索していたら、実はそれは、
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ONE OK ROCK、1/11発売のニューアルバム「Ambitions」のことだったのでした。
バンド、出てこないんですね! いさぎいい!しかも、この影絵の演出のクオリティがけっこう高い!
彼らは、
で、一気にお茶の間(?)に存在を知らしめた気が。ちょっと邦楽の枠を越えてますよね。
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ボーカル、Takaくんの感覚の凄さ!
Takaくんが、先述のJ-WAVEのインタビューで話していたことが、けっこうすごかった。
海外でライブを数多くこなし、その感覚をもったまま日本でライブ、っていうことをやるようになって、痛感したこととして…
「海外のPA(ミキサーとかで音を整えて出す係りの人)は、『もちろん英語で歌うことを前提に』ボーカルのバランスや質感を作ってくる」
「もちろんだけど、日本のPAさんは、『日本語で歌うことを前提にバランスをとる』」
「英語で歌う時に使う『ところ…おそらく、喉とか、声の出し方とか、言葉そのものの帯域・質』と、日本語で歌う時の『声の作り』が、全く違う」
「だから、海外で日本語で歌うと、まったく『通らない』歌になる」
「逆に、日本で英語で歌うと、耳に痛すぎるような音がスピーカーから出ることになる」
…と。
「英語を喋るときの呼吸」と、「日本語で喋るときの呼吸」は、全く違う、と、言われます。日本語は「口先」で発声し、英語は「のど」で発声する、と。
松本道弘氏の「1億人のリズム英語」 – NipponDream
(わたくしが大学生のころ、英語を極めたくて藁にもすがる思いで精読したのが、この松本道弘先生の著作でした)
出てくる音が、英語と日本語で、質感が全然違うのですね、きっと。
そのことを、Takaくんは、ボーカルという視点から感じていたのだと。
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英語の声の通り方と、日本語の声の通り方は、まったく違う!
Takaくんは、
★日本で、日本語
★日本で、英語
★海外で、日本語
★海外で、英語
の4パターンに対して、その場その場で対応
(もしかしたら、1曲の中で、発声を変えているかもしれない)
しているのだと言ってました。
これ、すごいテクニックですよね!
PAですから、歌に限らず、芝居のセリフ…舞台だけでなく、映画なんかでも、その「発声」一つで、
「この人の声は、『通る』なあ、とか『通らない』とか」の受け取り方が変わるのだということですから。
知っていると、エンタメだけに限らず、役に立つのかも。
…音楽ビデオから、かなり遠い話題ですが、ちょっと感動したのでかこつけて書いてみました。
ONE OK ROCKも、注目ですよ!
そうそう、合言葉は、See Your Music!
では、またお会いしましょ。さよなら、さよなら、さよなら…!