その昔
侍たちは日本刀を腰に差して
有事の際には
それを抜き放ち戦いました
しかし
普段は手入れの時以外は
絶対に抜いてはならないものでした
抜かずに納めることこそが
最善の策
如何に日本刀を抜かないで
争いを治めるか
その答えを
普段の剣術の鍛錬と
修学に求めました
トラやライオンを間近に見れば
戦わなくても
その獰猛さに恐怖します
爪や牙を想像して
逃げ延びる術を探すでしょう
人も同じです
その個人に溢れ出る強さを感じれば
わざわざ戦わなくとも
畏敬の念を抱くのです
その人間の強さは
普段の生活習慣にかかっています
身を護る武器は
生活習慣です
心意気とも言えます
自分を信じること
信じる為には
自分で決めたことを繰り返すことです
習慣になるまで繰り返す
最初は面倒ですが
数ヶ月で慣れます
ここが一つの山なのだと思います
最初の内は
思う様に行きません
もしかしたら
失敗を責め立てられる可能性だってあります
スピードが遅い
完成度が低い
他人から責められるポイントはなかなか減らないものです
現代は日本刀やその他の武器で武装することは
日常ありえません
現代の私たちには
道具としての武器では無く
人生を渡る技術としての武器を身に付ける必要性があるのです
観察力
思い遣り
この2つは大きな武器になり得ます
この2つを身に付ける
最適の方法は
身近な誰かを毎日褒めることです
毎日、観察しないと
褒める箇所が見つかりません
そして
褒める言葉は
思い遣りを込めるのです
これを毎日繰り返すと
自然と観察力と思い遣りが身に付くのです
これは
人生を渡る上でとても大切な武器になります
外国語が話せるようになったり
他人に無い特技
他人から尊敬されるスキル
お金に結びつく資格 などは
観察力と思い遣りを身に付けてからで
十分に間に合うのです
明日の朝からで構いません
自分の身の周りの誰かを
褒めてみましょう
そこから
人生は花開くのです
★★★★★
課せられた天命を全うし
更に精進を重ね
世に蔓延る悪運、厄災を叩き斬ります
人生は決してあなたを裏切りません。
あなたを待つ縁が必ずあります。
この文章を読んで下さったあなたの人生に、幸多きあらんことを。