『昨日より今日はもっと×2!素敵』 BLOG(イケてる大人計画)

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【アニオタはかくしてLIVE演出家になった】45小節目♪「72時間ホンネテレビが面白かったからネット番組の方が優れている、と考えるのは早計だ…結局どんな媒体だって構成力がすべてだよね」

れらpです。先週末(11/3-11/5)、稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんがの3人が取り組んだ「72時間ホンネテレビ」。AbemaTV始まって以来の総視聴者数だったり、ツイッタートレンド入りが山のように生まれたりと、数々の新記録を打ち立てましたね。

我が1000人TVでもちゃっかりこの番組にあやかって「72時間・本気TIME」を配信したのは知る人ぞ知るビッグイベント。まあいつものごとくエムPさんの思いつき(笑)で直前になって放送が決まり、それでもなお72時間やり遂げた、という意味では、1000人TV関係者の底力を見せつける結果になったと感服しきりのれらpであります。

★詳しくはこちらの記事をどうぞ★

www.waja-next.com


これ、もっと早く決まってれば、仙台からななみるもガッツリ参戦できたのにな~、とちょっぴり思ってみたり。次、何かみんなで一緒に特番やるような企画がある際は、ぜひぜひ早めに教えてくださいエムPさん笑 ななみるメンバーも、こっちで相当鍛えつつありますから、こと放送に関しては今や大きな戦力になるハズです。

そんなわけで、既に第4回の放送が無事終了した(ハズ…この記事予約投稿なので「ななとび第4回」オンエア前に書いているんです)ところです。
みなさん今回も楽しんでいただけましたでしょうか!?

今日のエントリーは、今やテレビを凌駕する勢いの「ネット配信番組」その作り方についてあれこれ考察してみたいと思います。


■ネット番組=ヌルい、は大きな間違い…背景に見え隠れした敏腕演出家の存在

「72時間ホンネテレビ」の内容が「ヌルかった」と感じた人は多いかもしれません。逆にその空気感が「テレビにはない自由」を見せてくれた、と絶賛している人も多いようですが。
(まあそもそもこれを見ていなかった人には何のことやら、というところから話を始めなければいけないわけですが)

要は、生放送を72時間にわたって繰り広げた稲垣さん、草彅さん、香取さんのお三方は「編成(※)」という時間的縛りから解放されて、自由にトークを繰り広げたり、さまざまな企画に取り組むことが出来たわけです。
(※)編成とは…何日の何時何分から何時何分までこのチャンネルでこの番組を放送する、という放送局のタイムテーブルのこと。定時ニュースとか天気予報とか、一日の中で決まっている番組があるので、基本はそれをずらさないように番組を作り決められた枠内で放送しなければならない。

本当なら『このコーナーは尺は10分、冒頭の振りコメントは30秒で』みたいな細かい時間の割り振りが決まっていたのでしょうが、おそらく3人は今回そんな尺割りは一切気にせず(気にする必要もなく)番組に臨んだはずだ。
それを可能にしたのは「ネット配信」という、時間の制約が一切ないプラットフォームのおかげ。
少々想定時間よりコーナー尺が長くなろうが、次の番組があるわけではないし、1時間枠内に何本CM入れなきゃいけない、というノルマもなかったはず(72時間全体ではCM本数決まっていたかもしれませんが)。

それはテレビというプラットフォームと、ネットというプラットフォームの、技術的、というか仕組み的、な違いから生じる差であって、どちらが優れているとか劣っている、とかいう次元の話ではありません。

だから、この「ユルくて自由な雰囲気の」ネット番組を見て、「それにひきかえ今のテレビはツマラナイ」などと言い始める人がいたとすれば、途端に本質を見誤ってしまって、「善と悪」「白と黒」みたいなくだらない低レベルの議論になってしまう、と僕は思うわけです(こういう二元論みたいな話を得意げにブログやツイッターに上げている人はほぼ間違いなく上っ面だけを見ている底の浅い"意識高い系"だ)。

もっとも、「ホンネテレビ」番組開始当初は、このユルさが「放送事故」とか「見ていられない」という声も相当多くて、普段のテレビの作り方に慣れた視聴者からしたら、違和感を持ったかもしれません。

噂によると、この番組に本来協力していたテレビ朝日関係の制作スタッフ(Abemaはもともとテレ朝の出資だ)が、現場レベルでテレ朝に相談もなしでどんどん企画を進めることに腹を立て、直前になってサポートを中止して全員引き揚げた、なんて話がまことしやかに流れているくらいですから、実際の楽屋裏は相当大混乱していたのかもしれません。

そう言われれば、今回の「ホンネテレビ」、それぞれの企画自体はいかにもテレビ番組作り慣れした敏腕演出家(もしくは放送作家)、の存在が見え隠れしていました。アウトプットが「放送事故」っぽかったのは、現場を仕切るベテランFDとか、いわゆる「手練れの」テレビ制作スタッフがいなかった(少なかった)からなんじゃないかな~、と勘繰ってみたり(放送現場を仕切る、というのはそもそも素人にはできない職人芸だ)。

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昨今よく言われることですが、テレビ番組は「いろいろなことを忖度(そんたく)し過ぎ」というのは事実だと思います。現場の制作陣がどんなに尖がってても、クレームが殺到すれば先にスポンサーが屈し、代理店が屈して、最後はやっぱりテレビ局経営が屈してしまうのが今の時代。「クレームが殺到」といっても、実際はごく一握りの声の大きな人たちが騒いでいるだけだったりするのですが、SNSが発達した現代、実際以上にそれは攻撃力が強くて、「企業としてのテレビ局」が安全策としてギリギリの線を攻められない、というのは厳然たる事実です。

そんなフラストレーションが溜まる時代、本当は尖った企画をやりたいテレビマンは世の中の皆さんが想像する以上にたくさんいるわけですが、今回はそのうちの何人かが、「ホンネテレビ」で本領を発揮しようと爪を研いでいた形跡があるわけです。

したがって、結論から言えば今回の「ホンネテレビ」が面白かったのは、もちろん久しぶりに視聴者の前に出てきた3人に対する世の中のそもそもの「飢餓感」であったり、出演者の3人が元は一世を風靡した大人気のアイドルメンバーであってそのファンの数も半端なかった、といった背景をベースに、今までネット活動を全面禁止していた事務所のくびきから逃れて3人が初めてツイッターやブログ、インスタグラムやYouTube配信を始め、それ自体が視聴者と直に繋がれるツールであることからそのインタラクティブ性や即時性、希少性がネット世代にドはまりしたこと、に加えて、やはり「凄腕の演出家」がそもそも抜群に面白い企画を次々に「忖度のない世界」にリリースしたことが理由だったのだろうと僕は結論づけるのです。


■リソースコストの問題から必然となったネットの生放送トレンド

そもそも今回の番組はなぜ「生放送」だったのかといえば、企画の立ち上げ当初は「それが一番コスパがいい」と判断されたからに他ならないでしょう。

テレビ番組を大きく分けると、「生放送」と「完パケ」の二種類があります。
前者はその名の通り「生放送」。今回の「ホンネテレビ」や、僕らがやっている『ななとび』みたいなスタイルです。リアルタイムでやっているパフォーマンスを、そのままカメラで映して時差なしに放送する。
それに対して「完パケ」は、事前にVTR収録してあらかじめ完成版としてテープ納品(いまや「テープ」じゃなくて「データ」ですが)するもの。分かりやすく言うと、生放送以外のすべての番組は「完パケ」番組です。
中には「生放送」しながら、『それではVTRご覧ください』とか言って、番組のある部分はVTRに委ねる、という仕組みの番組もあります(ワイドショーとかがそういうスタイルですね)。まあこれは、スタジオ生進行が主な演出スタイルになるので、どちらかというと「生放送」のカテゴリーに入るでしょう。

「VTR」モノの良いところは、それが流れている間、スタジオは楽が出来る、というところです。
たとえ5分のVTRでも、その間スタッフと演者は打合せできるし、もしトラブっていればその間にいろいろ修正かけて立て直すこともできる。
長時間の番組になってくると、VTRが流れている間は出演者は休憩もできるし、その間にご飯食べたりできるし、したがって体力気力を温存できて長時間番組をより容易にこなすことができるわけです。

ただし、この「VTR」というのが実は曲者で、当然ですがこれを作るためには放送日よりもずいぶん前にロケ(あるいはなんらかの収録)をしてまずは素材撮影を完了しなければならないし、次にその素材映像を「編集」しなきゃいけないし、最終的に完成版としてナレーションを入れたりテロップや効果音を入れたりなんだりかんだり、実に多くの工程を経て1本のVTRを作り上げなければいけない。
これがどれだけの手間暇と金を要するか。

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さらにはそのVTRを作るために、放送日よりもずいぶん前に番組内容を確定させなきゃいけないし、したがって制作期間も長期に及ぶしその分融通が利かなくなって下手したら放送日当日に内容が陳腐化するリスクもある。
それでもなおテレビの世界でこの「完パケ」番組が主流である理由は、当然ながら時間も金も人も注ぎ込んで作る分、そのクオリティが高くなるから、というのと、もちろんの話ですが、放送時間に出演者を拘束するわけではないので、スケジュールの調整がしやすい、ということに尽きます。

生放送でないので、不規則発言などのリスクにも容易に対応できるし、いったん作って出来が悪かったら最悪作り直すことだってできる。

裏を返せば、こういった手間も暇も金もかけられない、ということになると、少々クオリティが下がったとしても「生放送」のほうが作りやすい、という話になる。

「テレビ」という世界は、基本的に労働集約産業で、ひとつの番組を作り上げるのに想像を絶するヒトモノカネが掛かります。
だから、本来「放送用の専門設備と専門家集団を持っていない人たちが日常設備の中で作るネット番組」というのは必然的に「生放送」が主流になるわけです。

じゃあネット番組が、テレビの「完成された」完パケ番組に劣るかといったら必ずしもそうではない。そこには「ヌルくても面白い」画作りがあり、ネット特有のインタラクティブ性がある。
じゃあ逆にネット番組としての存在を主張するならば、「テレビの真似」をしてはいけないのか、といったらこれもそういうわけではない。

どうも最近、というか一昔前から、我が国における「ネット」と「テレビ」の主導権争いの議論って、どうしても「どっちが優れているか」という「対立軸」で捉えがちなような気がするし、世の中の「最先端を行っている人たち」のコメント傾向も、「テレビは最近見ない、ネットばかり」みたいな態度が横行しているんですが、それってそもそも違うと思うんですよね。


■プラットフォームの違いが面白さの違いを生み出しているのではない

もちろん、専門家集団と専門設備、潤沢な資金を擁したテレビ局の制作体制と、わずかな制作費かつ少人数で細々と作っている、手作り感満載のネット番組の制作体制とでは、比べるべくもありません。メジャーリーグと少年野球ほどの差はあるでしょう。

でもだからといって後者は必要以上に自分たちを卑下する必要はないし、制作パワーが劣っているからといって、テレビ局の作る番組より面白い番組は作れない、というわけではない。

逆に最近のトレンドとして、テレビは面白くない、時代はネット番組だぜ、ってことでネット配信を盲目的に信奉するのもおかしな話で、実際のところ、世の中のネット番組の90%以上は「ゴミみたいな番組」で、やっぱりプロ(テレビ局)の作る番組にはほとんど太刀打ちできない。

結局のところ、テレビだから、ネットだから、ということで番組の面白さが決まるわけではなく、やはりどちらのプラットフォームを使おうが、面白いものは面白いし、クソみたいな番組はどこまでいってもクソでしかないわけです。


■ネット番組『ななとび』が"テレビ的演出"にこだわる理由

隔週木曜日の午後8時からYouTubeの1000人TVチャンネルで生放送している『ななみるの!大空飛び越えちゃってアイドルロードまっしぐら★』(通称ななとび)。
仙台のアイドル「7's milky way ☆」(通称ななみる)のメンバー3人が繰り広げる、アイドルバラエティ番組です。

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ご視聴いただいている皆さんはよくご存じですが、この番組、3人が本物のアイドルになるために「アイドルロード」を突き進む、という世界観で、毎回いろいろな企画にチャレンジし、星を集めて"アイドルロード"を突破していく、という基本フォーマットにしています。

この「企画」、ひとつひとつは結構バラエティに富んだ内容で、時には真面目に、時にはおバカに、はたまたメンバーの真価を問うようなチャレンジャブルな企画もあったりと、多彩に繰り広げていますが、その多くは「テレビ的手法」で作られています。

分かりやすく言うと、限られた時間に「起承転結」をキチンと組み込む。
もっと分かりやすく言うと、ひとつひとつの企画に必ず「オチ」をつける。

見ている人が分かりやすいように、これらの企画は毎回メンバーの中から「優勝者」が決まります。優勝すると、その対価として「星」が貰えて、最終的にその星を一番多く獲得したメンバーが「総合優勝」して最後には何らかの大きなご褒美が貰える。この「最終ゴール」自体が番組全体を貫く基本ストーリーであり、「大オチ」でもある。

当然見ている視聴者の皆さんには、それぞれ「推しメン」がいますから(この辺がアイドル番組っぽい笑)、その推しメンがひとつでも多く星を獲得できるよう、メンバーと一緒になってハラハラしながら番組を見守ってくれるし、メンバーへの応援にも熱が入るわけです。

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だから、番組自体は毎回いわゆる「読み切り」の内容ですが、トータルとしてずっとチャレンジは続きますから、継続視聴の動機付けにもなるし、回を重ねるごとにメンバーが番組の中で成長していく姿をヒストリーとしてレイヤードしていくことができる。
だから、番組の中でメンバーが達成した成果であったり、盛り上がって話題になったネタを次回以降も継続してネタにすることができる。

これが、巷に溢れている大半の「垂れ流しネット番組」と同じようなスタイルだったとしたらどうでしょうか。
当然、番組としていくら回数を重ねても、過去回の爪痕は番組の中では何の意味も持たないし、番組の魅力自体も、出演者(すなわちななみるメンバー)の魅力のみに依存するかたちになるでしょう。
そうなると、そもそもまだ圧倒的に知名度の低いななみるメンバーのパワーだけでは視聴者数を継続的に増やすことは絶対に不可能だし、それこそ"○千年に一度の美少女"だったり、何か圧倒的な成果(たとえばオリンピックのメダリストだったりノーベル賞を獲った人だったり、みたいな)を達成した人物でない限り、すぐに「飽きられて」尻すぼみに番組のパワーは縮小していくしかないでしょう。

「画作り」という点においても、『ななとび』はテレビ的手法を多用しています。
コーナータイトルはもちろん、各種テロップや、画面情報としてのマスコットマークの常時表示、企画を見せていく際に、時にはノルマル(画像や写真を紙芝居のように画面に別映しすること)を表示して視聴者がより理解しやすいような映像表現、などなど。

つまり、『ななとび』は他のネット番組に比べると、飛び抜けて「画面の情報量」が多い。
これも典型的な「テレビ的手法」です。

★第3回「ななとび」とある1シーン★

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ネット番組の特性上、視聴者は「最初から最後まで見る習慣がない」。ネットサーフして、チラッと覗き見してすぐに立ち去る人の方が圧倒的に多いわけです。
その人たちに、少しでも滞在時間を増やしてもらい、できることならそのまま固定客として見てもらえるようにするためには…!?

その「チラ見」した数秒間に、圧倒的な情報量を一気に送り込み、なおかつ「面白い」と思わせなければならないわけです。

そういう意味では、テレビが長年の経験によって築いた「視聴者を逃さないテクニック」(かつてテレビが「多チャンネル時代」を迎え、ザッピングが当たり前になった時代に確立した手法)は極めて有効だ。

そしてもうひとつ、これは「対視聴者」というより「出演しているメンバー」にとって極めて重要なことなのですが、世の中の大半を占めるネット上の「ゴミ番組」のレベルに慣れてしまうと、いざ実際にテレビ出演、なんてチャンスが巡ってきた時に、ほとんど何もできない、という事態に陥ることが容易に想像できてしまうのです。

したがって『ななとび』は非常に細かく時間配分して厳密にタイムキープしながら進行しているし、メンバーにも「ここのコメントは30秒以内」とか「ここで必ずこのコメントを言う(いわゆる決めコメント)」などという負荷を掛けている。
フリートークの枠でも、面白いコメントが返せなかったメンバーは容赦なくその場でトークの構成要員から外していくし、ひとつひとつの企画コーナーも終盤に近付くとアイコンタクトで「君に最後のオチを振るからな」と合図を出して、こちらが期待したコメントが言えなければ番組終了後に説教が待っている。もちろん、僕からのシグナルに気付かなかったメンバーは論外だ。その説教で涙を流すメンバーだっている。

だからメンバーは、番組上で見せる屈託のなさとは裏腹に、番組前はいつも戦々恐々としているし、その緊張感から毎回番組後に体調を崩すメンバーもいる。

でも、それでも…それだけのプレッシャーを毎回掛け続けているのは、いつか来るかもしれない「本物の」番組からのオファーの時にキチンとその番組のディレクターの期待に応えられるクオリティを身に付けることであったり、それ以外の、なんらかの真価が問われる場面にこの先出くわしたとしても、「自分の力で」水準以上のポテンシャルを発揮してもらうための訓練の場であるからであり、さらに言えば「わざわざお金を払ってまで」見に来てくださる多くのファンの方に、グダグダな「単なる雑談」を見せてお金をドブに捨てた、と思われないようにするためです。


■それでもなお「ネット番組らしさ」も試行錯誤していきたいよね

ただ、そんな話をすると、れらpって酷い奴だな、ネット番組なんだからもっと気楽に、それこそ「ホンネテレビ」みたいなユル~い番組でも俺たちは全然大丈夫だぜ、もっと楽しくやろうぜ、って考えるファンの人たちが一定数いるかもしれませんね。

だから最後にもう少しだけ、僕の基本的な考え方を補足しておきたいと思います。

まず「ホンネテレビ」が面白かったのは、出演した3人がそもそもアイドルとして何十年もテレビの世界で第一線を張っていた人たちであったこと、すなわち、キャラクターとして非常に高いクオリティを既にもっていて、人に自分を見せる方法をキチンと知っていた、ということを忘れてはなりません。
その一挙手一投足はそのまま「絵になる」し、なによりその圧倒的知名度、圧倒的ストーリー性が備わっている人たちだった。

だからあの番組が面白かったからといって、『ななとび』も「あんな感じでいいんだ」とはならない、ということです。
そうなるには、ななみるにはあまりにも実績がない。

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でも、じゃあメンバーは毎回『ななとび』で苦しい思いしかしていないのか?といえば、決してそんなことはない、と僕は確信しています。

「テレビ的手法」で作られる各企画は、自分たちがかつてテレビでしか見たことのなかったことそれ自体を、今度は「自分たちが体験できる」ことに毎回ワクワクしてくれているし、今までの自分にはないと思っていたリアクションや表情、トークがその都度引き出されることで自分自身がビックリしている。

番組の構成案を見て、台本を読んで、実際に番組をこなすことで、あ~番組ってこういう意図で作られていて、ここで私はこういう役割を求められていたんだ、ってことを実地で繰り返し繰り返し経験することで、「番組」というコンテンツの面白さ、エンターテインメントの見せ方、魅せ方を少しずつでも身に付け、次第にその世界の面白さを理解できるようになってきている。当然ながら、ここで経験値を積むことで、将来僕以外の誰かが書いた台本でも、一読して自分の役割を理解し、求められるキャラクターを演じることができるようになる。
プロをして「使える」と思われるようになったらこっちのもの。どんどん仕事が舞い込んでくるようになる。自分の夢が実現する。

だから、僕は毎回、面白いな~、今日良かったな~、と思ったメンバーに対しては称賛を惜しまないし、番組が終わって「悔しい」と漏らすメンバーをリスペクトする。私はあのときもっとこう出来た、こうすれば良かった、という考えが自然に出てくること自体、きちんと「訓練を積んでいる証拠」だ。だから『ななとび』は決してお茶濁しのその場限りの活動ではないし、1回1回がすべて血肉になっていく。意味のある取り組みとなっている。

番組の中で、だから「おっ!このトークは面白いな、もっと深堀りしたらメンバーの魅力もっと引き出せるな!」と判断した瞬間、僕は躊躇なく時間延長します(といってもせいぜい10分以内の延長ですが)。その辺が「ネット番組の自由なところ」です。
事前の構成やネタの練り込みが足りなくて、無意味に想定尺が延びるのではなく「意味のある延長」なら大歓迎。ご視聴いただいている皆さんには本当に申し訳ないのですが、もし番組終了予定時刻になっても終わらない時は、あ~れらpこれメンバーの出来が良くて意図的に延長してるな、と思っていただければ幸いだし、ご覧いただいていて、もし夜9時になったらお風呂に入ろうと思っていた場合は、ほんの少しだけ延長戦にお付き合いくださると嬉しいです。

本当は、もっと裏方スタッフがいれば、どんどんいろんなことにチャレンジしたいのですが、構成・演出・進行・効果・送出・配信その他すべてを一人でやっている今は、これが限界。
本番時も、時折ヘマをやらかしてテロップミスをしたり、瞬間的に進行がグズグズになって、視聴者にも出演しているメンバーにも迷惑を掛けてしまっていますが、まあその辺はそれこそ「ネット特有の」ユルさにつきご勘弁いただけたらな~と言い訳してみたり笑

そんな『ななとび』もいよいよ次回が記念すべき第5回!!
11月23日(木)はなんと!
祝日スペシャルということで90分拡大版です。
時間も普段より大幅に開始時間を早めて、午後5時30分放送開始。

普段は来れない遠方からのお客さんを迎え入れる気満々です。

今日のエントリーで少しでも興味を持ってくださった方、ぜひ一度、番組をご視聴いただければ幸いです!