『昨日より今日はもっと×2!素敵』 BLOG(イケてる大人計画)

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【阿部派一刀流 阿部吉宏の一刀斎武録】 ≪瓜生新兵衛という男≫

 

 

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「松 無料素材」の画像検索結果 

剣豪

免許皆伝の剣士

 

 

 

そんな言葉を聞くと

皆さんはどの様な男を想像するでしょうか?

 

 

 

宮本武蔵

近藤勇

沖田総司

斎藤一

 

 

小説の主人公や映画の主人公として描かれる彼ら剣豪は

 

 

 

スキが無くて

 

豪胆な気質

 

どんな苦境にも絶対に生き延びる精神力

 

何よりも、実戦で鍛え上げられた剣の技

 

 

★★★★★

 

現在、上映されている

映画

関ケ原

 

主人公

石田三成を演じるのは

岡田准一さんです

 

 

 

今まで描かれてきた石田三成は政治家の側面ばかりが強調されていました

今回の石田三成は

運動神経抜群の岡田さんが演じるので

 

 

武闘派の側面が押し出されています

 

 

強く、美しい、己の正義を貫き通した

友情に篤い一人の戦国武将を演じます

 

 

岡田准一さんの真骨頂が見られます

 

 

そして

岡田准一さんはもう一つ

時代劇映画にご出演されるようです

 

 

散り椿

 

 

主人公

瓜生新兵衛(うりゅう しんべい)を演じます

 

 

原作は

直木賞作家 葉室麟さんの名作

同名小説から

 

 

主人公である瓜生新兵衛は剣の達人です

一刀流道場で四天王と呼ばれた程の腕前

 

 

藩の不正を訴え出て

そして、権力に敗れ追い出されてしまう一人の男

 

 

そして

道場では同じく四天王と呼ばれ

新兵衛の妻

篠を奪い合った恋敵

 

 

榊原采女(うねめ)を

西島秀俊さんが演じます

 

 

 

岡田准一さんは

道場の四天王という剣の腕前を演じるに当たり

数か月間も厳しい殺陣の特訓をされたようです

 

 

 

これは

来年の公開のようですので

今から楽しみです

 

 

そして

ここで

瓜生新兵衛という男

 

 

この男は

藤沢周平  作の小説

 

臆病剣 松風

 

そこに主人公として同名の剣士が登場します

 

 

自分がとても大好きな剣豪小説の主人公です。

 

 

もしかしたら

葉室さんは

オマージュとして



瓜生新兵衛の名前をご自身の作品に躍らせたのかも知れません

 

 

藤沢周平の隠し剣シリーズ

一際異彩を放つお話です

 

 

それは何故か

 

主人公 瓜生新兵衛は

 

剣豪揃いの隠し剣シリーズ主人公たちのなかで

 

ただ一人

 

 

とてつもなく臆病者だからです

 

 

★★★★★

 

 臆病剣 松風の主人公

 

瓜生新兵衛は

 

 

真面目だけが取り柄の痩せた

笠の紐の日焼け跡もくっきりと残っている

冴えない男です

 

 

妻の満江は見合いの時には

鑑極流という剣の達人であると聞かされていました

 

 

実際に会ってみると

何処か頼りなげな風貌

 

 

剣の達人という言葉に

いささか違和感を覚えます

 

 

むしろ



その冴えない風貌でありながら

強さを隠し持っているのだと

そう思い込みます

 

 


ですが



その思いが裏切られる事件が起こるのです

 

 

  

あるときは

地震が起きたら

寝間着姿で外に飛び出し

 

 

 

またあるときは

暴れ馬が現れたら

満江を庇いもせず

 

 

さっさと逃げて

道から転げ落ちて

震えている

 

 

満江は落胆します

 

 

そこへ


お家騒動が持ち上がります

 

 

若殿の警護を

新兵衛は上司から押し付けらてしまうのです

 

 

それは


希代の剣の名人にして

崇高な人格者として知られていた

先代、鑑極流の宗家が

 

 

 鑑極流のなかでも秘伝といわれている

守りの秘剣

「松風」を伝授していたからでした

 

 

 

刺客から

若殿を警護するときの描写は是非

実際に本を手に取って読んで頂きたいです

 

 

 

妻である満江の

夫である新兵衛と従兄の間で揺れ動く心



女として

どちらを愛するのか

 

 

 

そこも美しい文体で綴られます

読後は晴れ晴れとした

小春日和の心地になるのです

 

 

 

たとえば

五線紙に躍る音符は

名曲であれば

あるほど

 

 

紙に書かれたインクの染みではなくなくなり


数々の人間ドラマを生み

人々の感動を呼び覚まし


 

世紀を跨ぐほどの

伝説が生み出されます

 

 

 

藤沢文学は

美しい情景描写

刺客との戦いの場面の描写

そして心情描写に

 

 

紙に印刷された

ただのインクの染みではない

 

 

文体という芸術で


本棚の中の宝石となり


心を飾る教養として


人生に刻まれるのです

 

 

 

★★★★★

 

 

なぜ

臆病者の新兵衛が

秘剣を授けられたのか

 

 

 

それは

男の到達する

一つの境地に達していたからだと思うのです

 

 

強さ

力強さ

美しさ

 

 

それらは巷のSNSに溢れています

 

 

努力で若い内から勝ち取り

 

 

自分を鼓舞して人生の荒波をかき分けて進む

 

 

まさに

 

 

英雄的、です

 

 

対して

瓜生新兵衛は

 

 

静かで

朴訥で

臆病

 

 

臆病というものは

言い換えれば

命を大切にしているということです

 

 

命は、とても尊いものです

自己の命を大切にする者は

強い剣を身に着けていたとしても

 

 

暴力には遣わない

 

 

剣の師は

男の在るべき姿の一つとして

 

 

豪快でもなく

ましてや、英雄的でもない

 

 

新兵衛の心根の生真面目さを

己の命を大切にする純粋さを

高く評価したのでした

 

 

 

いざという時

国の一大事という時に

白羽の矢が立つ

 

 

本物の実力者

 

 

先日、ブログで書いた

國井 善弥とは対極ではありますが

 

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瓜生新兵衛もまた

 

 

男の理想像です

 

 

 

たとえるならば

 

 

誰も訪れることもないような山奥で

 

 

ひっそりと年輪を重ねる一本松

 

 

どんなに強い風が吹こうとも

 

 

針の様な細い葉をヒュンヒュンと鳴らして

枝をしならせて

 

 

もっとも大切な

幹が折れるのを防ぐ

 

 

特技や才能というものは

自分の人生に誇りを持てるようになるものです

 

 

しかし

その特技や才能で他人を貶める

馬鹿にする

傷つけることはあってはなりません

 

 

明るい未来を築いたり

誰かの笑顔の為にこそ

 

 

神様が与えて下さった

その特技や才能というプレゼントを披露すべきです

 

 

★★★★★

 

岡田准一さんの演じる瓜生新兵衛は

お話が違うので別人ですが

 

鍛え上げた剣が

 

一体誰を護るのか

 

一体誰を救うのか

 

とても楽しみです

 

★★★★★

課せられた天命を全うし

更に精進を重ね

世に蔓延る悪縁、悪運を叩き斬ります

 

 

人生は決してあなたを裏切りません。

あなたを待つ縁が必ずあります。

この文章を読んで下さったあなたの人生に、幸多きあらんことを。

 

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