『昨日より今日はもっと×2!素敵』 BLOG(イケてる大人計画)

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【アニオタはかくしてLIVE演出家になった】39小節目♪「誰かに楽曲を提供したいと考えている作曲ルーキー必読!ボカロの世界とはまた違う修羅の世界にようこそ♪」

れらpです。
先日久々に記事をアップしたら、たくさんの方にお読みいただいたようです。
本当にありがとうございました。
皆さんやっぱりアイドルの裏話、というかリアルな動向って気になりますよね。

 

どんなグループでもそうですが、表に見える姿というのは、実はごく限られたもの。
実際はその裏で(というか水面下で)実にさまざまなことが繰り広げられているんだけど、そういう部分は普通ファンには見えません。
ただ、結果としてアウトプットされるさまざまな公式発表やメンバーの発言の背景には、いろんなことがあるんだな~、ってことが、ほんの少しでも分かってもらえたらいいなぁ、と思います。

 

今回も、そんな「水面下の動き」について、またまた裏話を披露しちゃいましょうかね。
だってこういう話、好きですよね笑!?

 

★水面下の戦いといえばコレ!「蒼き鋼のアルペジオ」★


『蒼き鋼のアルペジオ −アルス・ノヴァ−』PV第6弾! ハルナ&キリシマVer.

 

今日のエントリーは「人に楽曲を提供する」という世界の話を知りたい作曲ルーキーの皆さんにも少し興味を引く(かもしれない)お話をしてみたいと思います。

(※好き勝手書いてたらめっちゃ長文になってしまいました…全文読むのに10分以上かかりますのでご注意ください笑)

 


■デビュー曲は想像以上に難産なのだ

アイドルグループ『7's milky way ☆』(通称ななみる)のデビュー曲を僕が提供する、ということがグループの公式アカウントから発表されたのが7月30日のことでした(当時はまだメンバー7人)。

実はそれまでに、既に楽曲サンプルは作って彼女たちに渡していました。7月中旬くらいのことですかね。はじめてブログで彼女たちのことを紹介した、少し後のタイミングです。


◇「楽曲提供」と「楽曲プロデュース」を勘違いしていたメンバーたち

サンプルを渡した時点では、僕の立場は単なる「善意の応援者」。
これから彼女たちが、どういう曲を歌い、どんなパフォーマンスで世の中に打って出るか?そのイニシアチブはまさに彼女たちの手の中にあった。
そういう意味では、サンプルを渡してそれが公式にデビュー曲になると決定されるまでの約半月の間は、彼女たちが僕のサンプル曲を「吟味する」時間だったと理解しています。
(まあ作曲コンペも似たような「待ち」の期間がありますもんね)

 

ところで公式発表の前に、彼女たちに直接会って打ち合わせする機会がありました。
その時「実は他にも楽曲制作をしてくれる人が現れそうだ」という話を聞かされています。

なぜか申し訳なさそうにしているので、どうしたの?って聞いたら「せっかくれらpさんが作ってくれるって言ってくださっているのに、他にも作ってくれる人がいる、っていうのはどうなんでしょうか!?やっぱり浮気ですよね」って言ってきたので、ちょっと苦笑したことを覚えています。

 

もちろん即答しましたよ笑「そんなの普通だよね?」って。

どうやら「楽曲提供」を「楽曲プロデュース」と勘違いしていたようで。

 

シンプルに言うと「楽曲提供」というのはまさに読んで字のごとし。
ある曲を作ってお渡しすること。以上です。

 

これに対し「楽曲プロデュース」というのは、そのアーティストなりアイドルなりの歌う楽曲をトータルで提供すること。基本その人(たち)が歌う曲は全部、一人の作曲家、たとえば僕が準備します。つまり、完全にその歌い手を僕のサウンドに染めるわけです。
こうなると「作曲家」というより「音楽プロデューサー」という立場になりますね。

 

今回は「楽曲提供」なので前者。たまたまこの曲は僕が作ってお渡しするけど、別の曲はまた別の誰かが作る曲かもしれない。
だから別に僕以外の人が彼女たちに曲を提供したって構わない。選ぶのは本人たちですから。

 

お互い初めての間柄であれば、実はこのやり方が一番合理的だったりします。


◇作曲家と歌い手のウマが合うかどうか!?それが一番重要

だって作曲ってやっぱり作曲家の色、というか個性が出るし、サウンドの方向性とか、メロディラインの作り方やクセ、コード進行の好み、とか、あるいは根本的に「合う/合わない」言い換えれば「好き/嫌い」っていうのがある。

 

作曲家の側にしたって、アイドル曲やアニソンテイスト、バラードを得意としている僕に対して、例えば演歌を作ってくれ、って言われたらちょっと困っちゃう。

 

それに、まだ僕が"どんな曲を"作る人間なのかも分からないうちから「すべてお任せします」っていうのは逆に嘘くさい。

そもそも僕が"どういう人格の持ち主なのか"っていうのも彼女たちにとっては重要なファクターなのであって。

 

たとえば僕が「俺の作ったサウンドに文句言うな!何様のつもりだー!」
みたいな王様タイプだったら、今後付き合っていくのもしんどいでしょう。いや、作曲家/トラックメイカーには案外よくいるタイプです(言い方を変えれば「コミュ障」というか「人格破綻者」笑)。

 

もともとこの人種はクリエイター気質ですから、総じてプライドが高い。まあ自意識過剰くらいじゃないと作曲なんて出来ませんけど。
でも、そのプライドが時に他人への攻撃力に転化する人もたまにいて(笑)、上から目線で嵩にかかった態度を取ってしまう作曲家も往々にして存在する。
彼女たちが警戒するのもよく分かります。

 

★世の中に「プロデューサー」が溢れたのはこの作品がキッカケでした★


「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」ゲーム内楽曲『恋のLesson初級編』MV

 

それに、仕事の質。分かりやすく言うと「納期」を守れないクリエイターはリアルの楽曲提供ではクソの役にもたちません。特に「余暇」を利用して「趣味で」作曲している人。
自分の気分が乗らないと、いつまでたっても作業に手を付けない、とか、本業が忙しくてちょっと今月は進捗無理、とか平気で言えちゃう人。

 

たとえばある日程でライブを構えていたとすれば、どんなに遅くとも1か月前には楽曲を完成させて渡してあげたいですよね。歌を覚えて、振付やフォーメーションも考えなきゃいけないですから。
でも、いつ仕上がるかわからない、間に合うか間に合わないかは「運次第」なんて人だったら、危なくてとても任せられたものじゃありません。

 

あと、何より気がかりなのは「報酬」の問題。
もちろん僕は大前提として「無償提供します」と伝えていたわけですが、世の中悪い奴はいっぱいいましてね。
「作曲そのものは無償」だけど、「アレンジやレコーディング、ミックスダウンは実費貰うよ」なんていう輩もわんさかいるわけです。

 

なかには「曲は無償で作ってやった、だけど"原盤"(CDに焼くなりデータで渡すなり、とにかく完成版の音をなんらかのメディアに定着させたもの)は対価を貰わない限り渡せない」なんていう下衆な人も存在するわけです。
だから、タダだと思っていたのに、最後になって思わぬ請求を突き付けられる可能性だってある。

 

そんなわけで、彼女たちもとにかく「費用」については非常にナーバスになっていた。
「ホントに無償なの?完全に?」って感じで、何度も何度も確認された。

 

まあグループ発足の経緯がとにかく「大人に騙された」というところが出発点でしたから、無理もないな、とは思いましたが笑

 

確かに世の中には「タダより高い物はない」という言葉もありますからね。

あまりにも心配するので「何なら一筆書きましょうか?」と言ったぐらい。
正式な契約書の体裁を採らないまでも、「覚書」というレベルでも安心してくれるんなら、いくらでも書こうと思いました。
(結局現時点でこうした書類は交わしていないですが笑 まあ信用してくれたってことなのかな。いずれにしても正式リリースしたらちゃんと契約書交わしましょうね)

 

作曲ルーキーの皆さんも、人間相手だと、こういう「クリエイティブの本筋ではない部分」に結構カロリー使わなきゃいけないことがある、ってぜひ覚えておいてください。


◇報酬はキチンと受け取るか/一切受け取らないかの二者択一だろ

「そもそも論」ですが、僕は楽曲提供する時は「無償」か、でなければ「きちんと正当な対価を貰うか」どっちかにしています。中間はない。
中間って?…中途半端な割安料金を受け取ることです。

 

以前もブログ記事で言及したことがありますが、元来作曲というのは非常に専門的スキルを要する一点モノの仕事です。
普通にやれば、コード起こし、メロ付け、打ち込み、アレンジ、レコーディング、バウンス、ミックスダウン、マスタリングと、日本の伝統工芸並みに工程を費やす作業で成り立っています。しかもそこには常にオリジナリティが求められる。

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自分の手回りだけではできないこともいくつかあって、実際にレコーディングスタジオを借りたり、スタジオミュージシャンに参加して貰ったり、ミックスエンジニアに依頼したり、人やモノが動くことも当然ある(人に頼めば当然面倒な譜面起こしも発生する)。

だから、本来であれば1曲あたりの最低報酬額というのは、それら必要経費を含んだものとなり、どんなに安くとも10万円は下らない(いや、普通はそういった「必要経費」すら別途請求するものとして本来の報酬というのが設定されるんですけどね)。

 

たとえばそれを、2万円で請け負いましょう。なんてことになったら、当然ですが「2万円で出来る範囲」の曲しか作らないことになる。請け負う作曲家は、なんとかその2万円でアシが出ないように作業しよう、と計算するからです。

 

僕だったら、まずメロやサウンドの修正には応じないだろうし(1曲にそんなに手をかけていられないから一発決め)、アレンジもチャチャっとやって終わりです。トラック数もせいぜい10トラックくらいでしょう。リテイクなんてあり得ない。
ボーカル編集なんて高度な作業はオプションにすら入らない。2万円でやるには作業レベルが高度すぎるし、作業ボリュームがあまりにも大きいからです。
まあ手を付けてから完成まで、せいぜい一週間で完結するレベルの曲を作って音源渡して終わりです。

 

だって、2万円ですよ笑!?

そんな報酬額で、そもそも思い通りの曲を作ってくれって方が虫が良すぎる。
牛丼チェーン店で、超一流レストラン並みのサービスをしてくれって言ってるようなもんです。

 

だから、僕の場合は中途半端に謝礼を受け取るくらいなら、もういっそのこと一切貰わないことにする。
銭金じゃない、本気のクリエイティブを、お互いが納得いくまで作り込めるからです。


とにかく「公式発表」まで、こういう遣り取りが水面下では続いていたわけです。


◇高音部が出ない…という大失態

実はサンプル曲を作る少し前、メンバー(当時7人)それぞれの歌キーが知りたくて、何か歌っている曲の音源をくれ、とお願いしたことがあります。
自分が一番得意な曲でいいよ、ってことで、メンバー全員から実際に音源ファイルを送ってもらったり、過去に各自が趣味でアップしていたnanaの歌ってみたを聴かせてもらいました。これでだいたいその人のキーが分かります。

サンプル曲は、だからメンバーのキーの範囲内に確実に収まるように作った。…ハズだった。
ところが。

 

前回記事でも書きましたが、そのメンバーが結果的に何人か辞めちゃったわけです。
その時は、それが楽曲にどれほどの影響を与えるか、なぜかあまり深く考えなかった。

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だってその後すぐ、楽曲制作以外のいろんな面倒ごとが起きたり(詳しくは前回記事参照)、そもそも8月の初旬には作詞家に作業を投げていましたから、いったん曲作りは僕の手を離れていて、気づくのが遅れたのです。

 

★実はデビュー曲の歌詞は既にフライング発表されているというね★

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そう!メンバーが何人か抜けたことによって、本来高音部を担当するはずだった「キーの高い子」がいなくなっていたのです…!

 

それに気づいたのは8月も下旬に差し掛かろうとしていた折。
既に音源は「完成」して、カラオケ入曲の手続きに入ろうとしていた矢先だった。

 

そのカラオケ用のMVを撮影する日、いわゆる「口パク」シーンの撮影の場でのことでした。
口パクではありますが、当然あとで動画編集する際に「リップシンク」(歌と口の動きを完全にシンクロさせること)を取らなきゃいけないってことで、適当でいいから実際に歌ってみて、という指示を出した時のこと。

どうも歌っている3人が、サビに差し掛かると急に歌いにくそうにしているわけです。
最初は「いやいやどうせここでの音は使わないけど、口の形もあるんだからちゃんと歌ってよ」と言ったのですが、な~んかサビなのに、流している(本気で歌っていない)。

 

何度かリテイクするうち、とあるメンバーが「あの…ここのパート、高すぎて歌いにくいです」っとボソッと言ったのです。

 

…マジか!!!???

 

なんで??…って思った瞬間気づきましたね。
この子たち、アルトとメゾソプラノしかいない!!

そう、ソプラノが辞めちゃっていたのです(爆)


◇なんだかんだ言うようになった3人

実は今回のデビュー曲、一番最初に7人に聴かせたサンプルがレベル100だとすると、現時点で既にレベル700くらいまで進化しています笑

 

もちろん、最初のヤツはあくまでサンプルですから、「適当に作った」といえば語弊がありますが、トラック数もせいぜい8つくらいのシーケンサーで組み立てた、いわゆる「超骨バージョン」。
とりあえずこんな雰囲気、っていうのが分かるレベルのものにしか過ぎなかった。

 

それを、正式に楽曲採用、となってから、本格的にDAWで作り込み始めるわけです。一回目のアレンジサンプルを出したのが8月の初旬(これがいわゆる「皮バージョン」)。


お盆前に歌詞が来て、ボカロにサンプルを歌わせながら2回目のアレンジサンプル(筋肉バージョン)を出したのがお盆の頃。
だいたいこの時点で、レベル400くらいにはなってた。トラック数としては既に40を超えるほどのサウンドの厚み。

 

この辺りからですかね…彼女たちが楽曲にあれこれ注文を付け始めるようになったのは…。
ようやく僕という人間の「取り扱い要領」が分かった頃(笑)

 

曰く「AメロBメロに派手さが足りない」「この不協和音は何?わざと?」「メロのこの部分はこれくらいの長さにしたい」「コーラスが難しすぎる」…。

もちろん、歌詞にも注文が出てきました。
「この単語は表現としてキツ過ぎないか?」「この部分は舌が回らない」「ここは感情移入しづらい」…。

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
と思いましたね。


★見た目こんなですが言うときは言うわよ笑!!★

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フォロワーさんの中にはよくご存じの方もいるかと思いますが、従来より、僕はこう公言していました。
「曲が出来て、無条件に感謝している(フリをしている)間は他人。ここはこうしてみたいんですけど…ってプラスアルファの意見を言うようになってようやく身内。アレコレ注文を付けて、本気で喧嘩できるようになったら戦友」

 

もう最後の方は、一歩間違えたら大喧嘩になりかねないレベルの注文ですからね笑
まあ本気で信頼してくれてなければ、ここまで彼女たちも言ってくれません。
正直、嬉しいやら悲しいやら…笑


◇重要なのは「本人たちの歌へのモチベーション」

実際のところ、「不協和音」の正体はサブドミナントマイナーだったり、「サウンドが地味」なのはそのフレーズの彼女たちのボーカルを際立たせるためのメリハリだったり、彼女たちが「違和感がある」といって削りたかった全音符は、実はライブの時にオタクたちのミックスを誘導するための「tone」として位置付けていたものだったり、まあすべからくアイドル曲独特の音作りの産物だったりするわけですが、一番大事なのは、作曲家の拘りではなくて、「本人たちがいかに気持ちよく歌えるか」ですから、これらの注文には基本的に全部応じて修正をかけることにしました笑

 

そう、ここにきてまさかのリテイク。

 

だからいったんカラオケ手続きはペンディング(←とさら~っと書いていますが、結構コレ各方面に影響があって大変だったのです)。

 

一番難題だったのが「ソプラノキー歌えない問題」。
高音部の声が出ないからといって、曲全体を移調してキーを下げてしまうと、今度はアルトで入るAメロBメロが低くなり過ぎて歌えなくなるし、なにより曲全体のトーンが一段暗くなってしまう。
弾ける爽やかさと力強さを意識してサウンド作りしていたのに、これでは台無しです。

 

かなり試行錯誤して、最終的には高音フレーズが入っているサビ部分のみ、三半音階下げることにしました。つまり、サビ入り時に必ず「転調」するという独特のメロディライン。
分かる方は分かると思いますが、これが4音階まで下げてしまうと、明らかに「歌えないから下げたよね?」ってバレる。でも3半音階なら、ちょっとオシャレな転調に見せられる。
さらにその転調ポイントを逆手にとって、敢えてサビ直前1小節にブレイクを入れてみたり、印象的なSEを咬ませることによってサビの爆発感を創出する。

 

★もうこうなったら見せちゃう笑 デビュー曲Score(一部)★

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歌い手が「人間」だからこそのひと手間。
ボカロなら、音域がたとえ2オクターブ以上あっても自由自在ですが、普通の人間に歌える音域はせいぜい1.5オクターブ。
ましてやライブで踊りながら歌うのであれば、実稼働域は9音階くらいなもんでしょう。

 

結果的には、全体的にはクセのない素直なメロラインなんだけど、どこか耳に残るサウンド、に仕上がったと思います。

これで本人たちもようやく納得。ついにレベル700到達。


◇さらに"即死攻撃"を仕掛けてきたマグニフィセント3

突然「荒野の7人」のパクリタイトルかましてみましたが笑
この3人、ここに来て一気に調子づきました笑。
まさに「荒野の3人(=マグニフィセント3)」状態。
というかもうデストロイモード。ユニコーンガンダムもビックリ。

★お台場に新しく建つガンダムもこのタイプですね「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)RE:0096」★(画像は公式サイトTOP)

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www.gundam-unicorn.net


はい、僕この要求聞いてさすがにドン引きましたもん。
今回の楽曲制作で、唯一僕が彼女たちに本気で抵抗した案件。

 

あろうことか、最終的に「DTMで作った音が気に食わない」と言いだしたのです。

要は、全体的に「音がコンピューターっぽい」「なんか偽物の音みたい」
と言われてしまったのです。


( ゚Д゚)…

 

そりゃそうです。だってコンピューターに打ち込んで作ってるんだもん。
あなたたちの言ってること、ある意味間違いないよ!?

 

でもね、今や世の中の大半の楽曲はDTM(=コンピューターで曲を作る)でっせ。
打ち込みつったって、限りなく本物の楽器音に近いVSTPlugin咬ませてるし、instのwav音源だって多用してる。MIDIのエクスプレッションだってベロシティだって相当気を遣って作り込んでる。
なにより予算のない中で、僕の熱意だけで出来るところまで作ってあげられるのは…。
僕、曲は作りますが、演奏家ではないですからね。
ピアノなら多少弾きますが、ギターやドラムは専門外でして。
だからこそDTMでの楽曲作りを行っていたわけです。

★これがデビュー曲の作業画面の一部ですね★

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それを否定されたらもはやこっちも立つ瀬がありません。
そこまで言うなら、バンド組んで、自分たちで楽器演奏してよ、って一瞬思いました。

 

( ゚д゚)ハッ!…バンド!?

 

そうか!こんなこと言い出したの、映画「ニドナツ」見てからだ笑

 

いや…確かにニドナツはバンドに賭けた青春、みたいなストーリーで、作中随所にバンド演奏シーンがあって、正直カッコ良かったですよ。
彼女たちの瞳がその瞬間キラキラしてたのも知ってますよ。
主題歌を担当した「たんこぶちん」も、ガールズバンドですから。
その魅力にハマったのも理解できますよ。

カッコいいギターやベース、ドラムの迫力は、確かにDTMでは表現しきれない「生音」の魅力に溢れていました。

★ニドナツ劇中歌「蝉時雨ライダーズ」マジかっこいい★


『二度めの夏、二度と会えない君』劇中歌「蝉時雨ライダーズ music clip performed by Primember」(ショートver)/ たんこぶちん feat.Primember

 

でもね…。それ、誰が演奏すんの??
スタジオミュージシャンってね、タダじゃないんですよ。ギャラが発生する。
…し、そもそも仙台でななみるを応援してくれるプロのミュージシャン(※しかも複数名必要だ)、すぐ見つかるの?

 

一定期間、練習だってしてもらわなきゃ、初見で演奏なんて出来ないんだよ??
レコーディングスタジオだって金掛かるんだよ!?
そこまで行くと、もはや曲が完成する目途が立たないよ…。

なんでそこまで要求レベルが上がっちゃうわけ!?

 

…って思った時に彼女たちが言った言葉。
「デビュー曲だからこそ、拘り貫きたいんです!」

 

はい。れらp撃沈。


◇ここで究極の助っ人「The Reminder」が颯爽と登場

「何とかなりませんかね…?」という縋るような彼女たちの目。

「ぐぬぬ…」と唸る僕。
この際自分のクリエイティブを否定されたことは横に置いといて笑、何とかしてあげよう、と脳ミソフル回転。

 

ここまで言われたら、いい加減なレベル、すなわち「趣味でギターやってて、普通よりちょっと上手い程度のアマチュア」なんかに頼めない…。

 

どうする…!?

……


その瞬間!ある人たちが頭に浮かびました。

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そう。今年の7月、国内最高峰のバンドコンテスト『エマージェンザ・ジャパン』でファイナルに進出しながら、惜しくもグランプリを逃してしまったこの人たち。

ファンクロックバンド「The Reminder(リマインダー)」

http://www.reminder.jpn.com/pg52.html

 

彼らなら、腕前は「超」が付く一流。
ファンクロックだから、色気もあればツボも心得てる。
ただ勢いだけで演奏する並みのバンドとは一味も二味も違うサウンドを持っている!!
繊細さと大胆さが求められるこの曲のサウンドも、きっと仕上げてくれるに違いない!!!

この答えに辿り着いた瞬間、東京に電話掛けていましたね~。


■もうすぐアイドル×ロックサウンドの胸熱曲が完成するよ!

The Reminderがパーソナリティをやっている番組『リマインダーの月9の後なんだー』。
毎週月曜の夜10時、すなわちフジテレビの「月9」ドラマ終了直後から始まるこの番組。
彼らが最終的には「月9」ドラマの主題歌を担当することを目標に、勝手連的にドラマを応援する、というコンセプトの番組です。最近「顔出し解禁」となって、俄然面白くなってきました。

 

そんな中、前回9月5日の放送を見ていて驚きました。

なんと、番組冒頭から、リーダーのKaoruさん(Gt.)が、この番組の同時視聴者数が50人超えたら、仙台アイドルななみるに楽曲提供する!って宣言したのです。

 

えええぇぇぇぇっ!!??

 

だってななみるって(失礼ながら)まだデビューすらしてない無名中の無名アイドルだよ!?

仮にも国内最高峰のバンドコンテストファイナリストであるThe Reminderが楽曲提供って…!
しかも、立て続けに宣言したのが「同時視聴100人超えたらライブで共演」

 

…ってマジかぁぁぁ!?

 

いや、確かに直前の週末、裏で「ななみるのデビュー曲にサウンドください」ってお願いしましたし、それに対して彼らは快く(!)引き受けてくれた。
「全力で良い音をお渡しします」とまで言ってくれた。

 

ホントにありがたい限りでした。
感謝してもしきれません。

 

でも、「楽曲提供」まで依頼した覚えはないんだが~っ!??
(←畏れ多くて)

 

…|д゚)

 

はい、条件がありました。
「50人超えたら…」「100人超えたら…」
そう、彼らの番組を、ななみるも一緒になって盛り上げること。

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そりゃそうです。
自分たちの楽曲にサウンドを付けてくれる人たちがやっている番組、一緒になって盛り上げるの、当たり前じゃ~~~ん!!??

 

と思ったら、最初からななみるメンバーもヤル気満々でした。

 

もともと「アイドル」ってのは、誰かを勇気づけたり、応援したりすることをレーゾンデートルとしている集団です。
自分たちが歌って踊って気持ちよくなれればそれでいい、っていうだけなら、趣味でやってればいい。

そういう意味では、ななみるという存在も「誰かを勇気づけ、応援すること」はそもそも本分だ。そんな彼女たちが今、自分たちの楽曲をサポートしてくれようとしているThe Reminderにエールを送らなくてどうする!?
ってことが自覚出来ていた、というのはホントに(保護者として笑)安心しました。
※現在は「善意の応援者」から「(自称)保護者」の身分にレベルアッ~プ。

 

ちゃんと自分たちが存在する意味、分かってるじゃん。


というわけで、今後ななみるとThe Reminderはタッグを組んで、一緒に番組を盛り上げつつ、楽曲もコラボしていきます!

 

まずはデビュー曲!
今から、The Reminderによってどんなサウンドが付けられるのか!?
楽しみで仕方ありません。

これでついに!楽曲レベル999までカンストするんじゃなかろうか!?

 

今、リーダーのKaoruさんと音作りについて緊密に連絡を取り合いながら進めています。

ぜひ!みなさんもお楽しみに!!
もうすぐ、発表できそうですよ!!