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『昨日より今日はもっと×2!素敵』 BLOG(イケてる大人計画)

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【アニオタはかくしてLIVE演出家になった】16小節目♪「LIVE"空席祭り"で大爆死したのは本当は誰だったのか!?僕の失敗談も踏まえて考えてみる」

れらpです。
前回の前後編に亘るエントリーで、特に前編のリーチが大爆死してしまいました(笑)
失敗は成功の元!ということで、原因をいろいろと研究中です。

今からでもいいので、もしよろしければ読んでみてくださいね♪
自分としては結構面白い内容のつもりで書いたんですが|д゚)

www.waja-next.com

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もしかしたら内容に「ニーズ」がなかったのかもしれません…。
ということで、今回は"大爆死"にまつわるお話をしたいと思います。

 


■LIVE主催者にとっては恐怖の言葉"空席祭り"

皆さんは「空席祭り」という言葉をご存知ですか!?
これ、LIVEやってる人間にとっては最も恐ろしい言葉なんです。

意味はすぐに分かりますよね?
つまり、会場がガラガラで席が埋まらない状態のことを指します。
それがどれだけ悲惨な状態かというのがよく分かる事例がこちら。

 

「GIRLS POP FESTIVAL in 淡路島」

地下アイドルまとめブログ 淡路島前夜祭 超絶ガラガラの中、開幕 「間違いなくアイドルの方が会場に多くいます」「最初みんな立ち上がったのになぜかみんな座りました」

(※ぜひリンク先を読んでみてください)

これは、去年の5月に淡路島で開催されたアイドルイベントの様子です。
見たところ800席くらいのホールですかねぇ。
この会場にお客さんが15人くらいとか。
入場率1.9%!!
お客さんよりも出演するアイドルさんの人数の方が多いという…。

もうここまでくればむしろ清々しい気持ちになれそうです。

おそらく近年の中ではメガトン級に大爆死した空席祭り事案です。


もうひとつ、こちらはとある野外フェスの事案。

「ウドー・ミュージック・フェスティバル」

ウドー・ミュージック・フェスティバル伝説〜とにかく人がいない〜

(※こちらもぜひリンク先を読んでみてください)

こちらは、開催時期は少し古くて、今から約10年前、2006年に開催されたイベントです。
海外から大物ミュージシャンを多数招聘して開催されたものなんですが、読んでの通り地獄のような光景が繰り広げられたようです。

いずれも、界隈の人にとってはある意味"伝説"となっている二大空席祭り事案でした。


■僕が経験した"空席祭り"まさに地獄だった

でもこのような光景、案外珍しいことじゃないんです。
「空席祭り」でググれば結構出てきます。

かくいう僕も、かつて「空席祭り」の地獄を味わった一人。
もう十数年くらい前のことです。
今のようにSNSが発達してなくてホントに良かったです。
もし当時ツイッターとかブログがあったら、めちゃくちゃdisられて晒されてたと思います。もしかしたら今頃伝説のひとつになっていたかも。

ふぃ~( ゚Д゚)


その時は、1,000人くらい収容できるホールでアーティストLIVEをやったのですが、
お客さんが全部で150人くらいしか来なくて、マジで死にたくなりました。

会場は、西日本の某地方都市です。
出演アーティストは複数いたのですが、皆さん当時結構売れていた方で(名前を出したら30代以上の方は絶対分かります)直近のそれぞれのLIVE動員実績数を積み上げたら、軽く会場キャパを上回る観客が集まる想定でした。
しかもこのイベント、「無料LIVE」だったんです。
無料なので、事前に電話で申し込みをしてくれた人には、こちらからチケットを郵送したり、市内各地のプレイガイドや書店・CDショップに無料チケットを置いてもらって自由に取ってもらえるようにしてありました。

ところが蓋を開けたら…。

最初は何が起こってるのか分かりませんでした。
でも、いつまで待ってもほとんど人が来ない…。

地獄の始まりでした( ゚Д゚)


★地獄が舞台の一風変わったアニメです「鬼灯の冷徹」★


アニメ【鬼灯の冷徹】2014年12月先行上映!新作OAD予告

 


<その①空席地獄>
まあお客さんが来ないわけですから、会場はガラガラです。
最前ブロックの前方から4列くらいしか埋まらない。
あとはキレーイに空席です。
ガラーン…。

<その②遅延地獄>
もう少し待てばお客さんが増えるかもしれない、というわずかな希望を抱き、開演時間になってもLIVEを開始せず、しばらく待つことに。
結果として集まったわずかなお客さんからもクレームが来るわ、始まらないなら帰る、と言い捨てて帰るお客さんも現れてさらにお客さん減るわ…。

<その③出演者激怒地獄>
当然ですがあまりの観客の少なさに出演アーティストのテンションもダダ下がり。
それどころか、ちゃんと宣伝してたのか?と言ってスタッフに当たり散らし…。
ある出演者は、本番ステージ中に、客の少なさをちょっと皮肉るような発言までしてしまい…。

<その④スタッフ傷心地獄>
そんな感じですからもう僕を含めたスタッフのメンタルはバキバキに折れまくってとてもじゃないがまともに仕事こなせるような雰囲気じゃなくなり…。
一応やるべきことはこなしましたが雰囲気最悪。
終わってからも、このイベントのことはほとんどスタッフの間で触れられることがなくなりました。
まさに黒歴史

ちょっとしたトラウマを抱えてしまいました。
よくぞここでへこたれずに舞台を離れなかったなと。


でも、そんな経験があったからこそ今があるんだろうなぁ(遠い目)

だから、最初に挙げた二つの"空席祭り"イベントに関わった人たちの気持ち、ホントに!痛いほど!よく分かります(涙)


■「結果」には必ず「原因」がある!過信と傲りが招いた惨事

とはいえ、何事にも必ず「原因」というのはあるのです。
僕の味わった地獄にも、必ず「お客さんを集められなかった理由」というのがあったはずなんです。

ということで、(今だからこそできる!)冷静になってその原因を考えてみました。

<原因その①:出演者の人気を過信していた>
都市部での動員力は、地方都市ではまったくあてになりません。
東京で1,000人集めるのと、地方で1,000人集めるのは同じ価値ではありません。

<原因その②:無料なら人が来るという誤解>
お金がかからないから人が来るというのは大きな間違いです。
お客さんというのは「空間と時間」に価値を見出す。
イベントに魅力がなければタダだって見に来ない。
それに、無料だからこそ、当日になってやっぱりめんどくさいから行かない、っていう心理になりがち。
(前売りチケットの販売数に対する当日の実際の来場者の比率のことを「歩留まり」といいます。有料イベントの歩留まりは平均して90%前後、これに対し無料イベントの歩留まりは悪いと40%台にまで下がることがあります。

<原因その③:周知が浸透していなかったかもしれない>
イベント自体はテレビでCM流したりラジオ番組で告知したりして宣伝バッチリだと思ってました。
でも、結果的にはもっとやれることがあったような気がします。
たとえば、チケットだけでなく「フライヤー」をCDショップやレンタルショップに置いてもらったり、ライブハウスやカラオケボックスでも告知したり。
もしかしたら市内全域に折り込みチラシを撒いてもよかったかもしれない。
(当時はまだWebサイトでの宣伝は一般的ではなかった)
ちゃんとターゲットを定めてきめ細かなPRしていたか?と言われたらちょっと自信ありません。

たぶん今なら、こんな大失敗はしなかったと思います。
あらゆるネガティブな経験してきたので、あらかじめリスクを潰す習性が身に付きました。
「経験」とは、かくも財産になる。


てことで、最初に挙げた2件の空席祭り事案にも、おそらく決定的な「失敗の原因」がなにかしらあったんだと思います。
まあ淡路島の事案は、完全に主催者に運営能力がなかったのが原因のようですが。

sirabee.com

 


■プロに徹したアイドルちゃんたちと彼女たちを奮い立たせたファンたち!本当に悪い奴は…!?

それにしても感心するのが、淡路島事案の際に出演していたアイドルちゃんたち。
想像を絶する客入りの悪さにも関わらず、少ないファンを前に決して腐ることなく、全力でパフォーマンスしていた様子が伺えます。

なんというメンタル。
なんというプロ意識。

おそらくこの子たちは、たとえお客さんがたった1人しかいなかったとしても、同じように全力でステージを回したでしょう。
もしかしたら日々のアイドル活動の中で、類似したツライ場面を何度もくぐり抜けてきていたのかもしれません。

★そんな修羅場を盛り上げてくれたアイドルグループのひとつ「drop」★

f:id:rerarera_p:20170221234629j:plain

drop-collet.com


そして、それと同じくらい称賛されるべきは、この日会場に駆けつけた数少ないアイドルファンたち。
内心ヤケクソだったのかもしれませんが、必死でパフォーマンスするアイドルちゃんたちを全力で盛り上げた様子がまた伺えます。

きっとこの日初めて会ったオタ同士も、すぐに打ち解けたでしょうね。
奇妙な連帯感が生まれたハズです(笑)

ある意味羨ましい…。
この日集(つど)ったアイドルちゃんとファンたちは、絶対に貴重な経験をしたと思います。


それに引き換え主催者…。
このイベント、都市部から遠く離れた会場での開催だったにも関わらず、出演するアイドルちゃんたちへの事前の連絡とか、さまざまな調整事項も碌に出来ていなかったようで、そのあまりのいい加減さに、何組かのアイドルグループは直前になって出演をキャンセルする、という事態まで引き起こしていたようです。

そして当然の結果というべきか、今日現在この主催者は「消滅」しているようですね。
一生懸命なアイドルちゃん(とそれを支える運営の方々)、そしてファンたちの思いを踏みにじった罰が当たったんでしょうか(*ノωノ)

「大爆死」したのは、アイドルちゃんでもファンたちでもなく、この主催者だったようです。

 


■つまりは常に責任を持たなければいけないのは我々大人たちだ!

LIVEというのは、実に様々な人が関わっています。
お金を集め、企画を仕掛けるプロデューサー、内容を演出するディレクター、機材一式に責任を持つ技術スタッフ、チケット販売や宣伝、会場運営を取り仕切る運営スタッフ、LIVEハウスなどの施設管理者、そして出演者(アイドルちゃんとかアーティストとかその関係者とか)、なにより会場に足を運んでくれるお客さん…。
会場内外の安全管理を行う警備スタッフも重要な役割です。他にも挙げれば実にさまざまな仕事を行う人たちがそこにはいる。

それらさまざまな立場、役回りの人たちが、それぞれ自分の責任を果たして初めて最高のLIVEが成立する。
誰かが、無責任な態度を取ったり、周りに迷惑をかけたり、職務放棄したら、一気に崩壊するんです。

まあ当たり前といったら当たり前のことだし、そんなことはLIVEに限らず、世の中のありとあらゆる場面で当然とされることなんですが。
でも、エンタメの世界というのは「夢を売る」世界ですから、一般社会よりも厳しい目で見られるし、批判もされやすい。
何よりそのLIVEなりイベントなりに費やされる時間は、一時的にせよアイドルちゃんたちやファンたちのいわば「夢を預かっている」状態なわけですから、これらの業務に携わる大人たちには、自分が考えているよりも、大きな大きな責任を負っているといえるでしょう。

その責任をちゃんと果たせなかったことで(それが意図的かそうでないかに関わらず)、今回のような"空席祭り"の地獄が発生してしまったのかな、と。

それは、僕自身がかつて味わった苦い経験からくる反省も含めて、思うことです。

 

もしかしたら今この瞬間にも、イベントの企画が上手くいかなくて集客に苦しんでいる関係者の方がいらっしゃるかもしれません。
でも、最後まであきらめないでくださいね。
どうせ倒れるにしても、「前のめりで倒れる」ことができれば、まだあなたは前を向いているのだから。