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『昨日より今日はもっと×2!素敵』 BLOG(イケてる大人計画)

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【川村ケンスケの「音楽ビデオってほんとに素晴らしいですね」】第25回「番外編その1コマ目!わたくし、カルチャー系サイトに取り上げられました!恥ずかしながら…ご覧ください!」

CINRA.NETという、いわばカルチャー系のニュースサイトがあるのですが、そこでインタビューを受けました。

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www.cinra.net

フィッシュマンズというバンドがありました(今現在、ライブをやっているフィッシュマンズは、ここで取り上げられているフィッシュマンズとは、厳密な意味でいうと、ちょっと違う…もちろん、同じバンドなんですが…換骨奪胎的な感じになっているので…)。1990年代後半は、そのバンドの映像を作ることが、僕の映像作りの一番大事なところをおそらく占めていたのですが、そのあたりのことを中心に語ったりしています。

 

90年代は、僕が音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ(そのころは、プロモーション・ビデオ=PV と、呼ばれていましたが)を始めたころ。

その仕事の前にも、映像の仕事をしていたのですが。

そんな類のこと、インタビューで、語りきれてないこと、聞かれてないこと、とかを、いまだ聞かれてもないけれど(笑)、ちょっとだけ書いてみようかと。

 

まずは、テーマ通り「フィッシュマンズ」の音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオについて、から始めましょう。

 

あまり、見出しもつけず、ざーっと密に書いていこうかなと。

 

フィッシュマンズとの出会いは、このビデオを作ることからでした。

www.youtube.com

これは、リメイク・バージョンでして、一番初めに作ったバージョンから、数年後にDVDでクリップ集を出すときに、全部やり直したもの。

ファースト・バージョンは、無線で話しているようなイメージシーンとか、無重力空間でペンを掴もうとしているような「特撮」(!)シーンとか、余計な(笑)シーンが満載!

そもそも、そのファースト・バージョンでも、メンバーから「トランポリンのシーンだけで良くね?」みたいな(そんな言い方は当時はなかったので、そういうふうには言ってないですが)意見があり、その時点で一度やり直してます。

でも、これはインタビューで答えている通りですが、その「トランポリンだけでいい」という感覚、ちょっとだけ思っていたことだったのでした。

PV、音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ、は、「展開」「構成」がきちんとなければいけない!そういうふうに「信じこまされていた」我々は、ミュージシャンが音楽をどう捉えているか、特にフィッシュマンズは「定型的な音楽の捉え方をしていない」ようで、その「彼らの感覚」に、衝撃を受けたのは事実でした!

 

ダンスのビデオとかは、ダンスそのものに、「音楽の時間軸」と「小節」みたいな「ものさし」があるので、そこから離れることができない、だからこそ、ダンス系のビデオは、映像上も「構成…英語でいうとcompositionですが…を持っていないといけない」わけです。

しかし、フィッシュマンズの音楽には、その「構成」から「逃亡しよう」というムードがぷんぷんしていました。彼らのライブは、初期のいわゆる「ポップスのライブのありかた」から、のちに、自分たちの楽曲を「解体」して「ちがうものにしてしまおう」という試みの連続に変化して行きました。いわば、ライブでのリミックス、デコンストラクション、を行なっていったのでした。

 

その影響を、僕ももろに受けていったのです…。

 

その結果、

フィッシュマンズと最後に作ったPV、音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオは、これです。

www.youtube.com

これは、実際は10分以上ある曲で、まともにぶつかったら、10分の長さの音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオ、って、作れないっすよー!ってことで、僕が取った作戦は…

 

★編集をするときに「音楽を聞かない」

★素材をゲットする「撮影」を、半分以上、信頼できるカメラマンやディレクターに「丸投げ」する

 

ということでした。

 

★編集をするときに「音楽を聞かない」…というのは、

音楽を聞いていると、どうしても絵を切り替えるタイミングを「音にあわせたくなる」もしくは、「このカット、長さが長すぎるかなー」とかいう気持ちがメラメラと湧き上がってくるので、その「音楽の持つ強さ」から、逃れよう!というプランに基づいて、でした。

全編、編集し終わってから、初めて「音楽」を当ててみる!と。

そしたら、なんと!

音楽との「マッチング」が、いちいち「新鮮」に展開してくれて、ものすごく感動!

「意味のない(笑)映像の羅列」が、「音楽によって、意味を持たされていく」という、その瞬間の連続を、体験!

 

★素材をゲットする「撮影」を、半分以上、信頼できるカメラマンやディレクターに「丸投げ」する…というのは、

のちのフィッシュマンズの映画「THE LONG SEASON REVUE」でもそれに類する手法を使ったのですが、 

「映像を編集するときに、自分の意思が反映していないものを見て、解釈しながら繋ぎたい!」

という思い、と、コンセプト、によるのです!

その信頼できるカメラマンやディレクターが持つ、曲への思いを、感じたり無視したりしながら、そして、それらの映像を「楽しみながら」、繋いでいく。

10分以上の音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオが、とてもクリエイティブに、妄想しつつ、編集されていったのでした。

 

しかも、これが、あっという間に編集できた!っていうことで、

このやり方が、とてもよかったことが、僕的には証明されたのでした。

 

もちろん、最後に音を当てた後、調整や修正はしてますが、ほぼ、「音を聞かないで繋いだまま」です。

 

そんなふうに見えないでしょ?

 

 

僕が、音楽ビデオ/MV/ミュージック・ビデオを作り始めて、3年から5年の間に起きたことです。

 

次回は、まだ紹介できなかった「秘策」を書こうかと!

 

楽しみな人は、楽しみにしてください!

 

これも、読んでね!(しつこいか)
www.cinra.net

 

 

では、合言葉は、See Your Music!

 

では、またお会いしましょ。さよなら、さよなら、さよなら…!

www.youtube.com

 

ついでに、川村ケンスケの「黒・音楽ビデオ/映像論」を読みたい方は…

(といっても、「黒」ばっかりではないですが…)

こちらも!

ksmvintro.hatenablog.com

ぜひお読みください!