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『昨日より今日はもっと×2!素敵』 BLOG(イケてる大人計画)

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【アニオタはかくしてLIVE演出家になった】12小節目♪「引退後のアイドルのセカンドキャリア形成は意外に深刻な問題!?【前編】」

れらpです。
アイドルグループ私立恵比寿中学」(通称「エビ中」)の松野莉奈さんが急逝されました。
面識がなかったのでお人柄などは存じ上げませんが、素敵なアイドルさんだったと伺っています。
ご冥福をお祈りいたします。

 

★またいつか、どこかで。「プラスティックメモリーズ」★

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TVアニメ「プラスティック・メモリーズ」オフィシャルサイト


さて前回、アイドルグループの解散問題についての考察を行いましたので、今回は「その後のアイドルちゃん本人の身の振り方」について、思うところを書いていきたいと思います。


■アイドルからの転身に史上最も成功したのは永作博美さん(←私見ww)

年齢を重ねるごとに円熟味を増し、主役から脇を固める役まで、安定した演技で幅広い人気と実力を誇る女優、永作博美さん

最近の主演作の中で、僕が最も印象に残っているのは2014年に放送された「さよなら私」(NHK:ドラマ10)ですかね。
この作品、よくある大人の女の人間模様を描いたドラマかと思いきや、主人公・星野友美(永作さん)と、その親友・早川薫(石田ゆり子さん)が、ふとしたアクシデントで心と体が入れ替わってしまうという、まるで当代大流行りの君の名は。』展開の物語なのです。

www.nhk.or.jp

もちろん単なる娯楽ドラマではなくて、二人が入れ替わってしまったことで、専業主婦である友美(永作さん)と、バリキャリウーマンの薫(石田さん)の、それぞれが歩んできた人生の葛藤を知ってしまったり、そこに不倫問題や、病気のことやら、複雑な状況が絡み合い、最後は人が生きる意味について真剣に考えさせられる、ものすご~く深い深い作品なのです(脚本:岡田惠和さん)。


そんな作品で堂々と主演を張っていた女優・永作博美さん。
その演技は、幾つ歳をとっても相変わらず可愛らしさを湛えながら(作中のさまざまなコミカルシーンも素敵)、なおかつ大人の女として、生と死に向き合う姿にひとかけらの嘘っぽさも見えないという、まさに「女優」。

僕の大好きな女優さんのひとりです。
でも、そんな永作さん、実はアイドル出身だったって、みなさんご存知でしたか?

 


■何を隠そう、僕の最初のアイドルLIVEは永作博美さんだったという(笑)

僕がまだまだ駆け出しだった頃、ある番組の公開収録で、音楽LIVEをやることになりました。
なんと僕がディレクターをやった、初めての番組です。
ありがたいことに、キャスティングも自分でやることになり、そこで僕がオファーしたのが、ribbon(りぼん)というアイドルグループ。
そのribbonで当時センターを張っていたのが、永作博美さんでした。

90年代前半ですから、「アイドル冬の時代」
当時はJ-POP全盛で、ZARDを筆頭とするいわゆるビーイング系が大流行り。
ちょっとイケてる若者たちは、B'z派とTRF派に分かれたりして、音楽業界が最高に盛り上がっていた時代です。


そんな時代に僕がブッキングしたのがribbon(大事なことなので二回言いました)。
周りの連中は、皆「お前正気か!?」みたいな顔をしていましたねぇ。
だって好きだったんだもんアイドル。


ribbon - メリハリで愛して

 

今でこそアイドル全盛ですが、当時は「アイドルが好き」とか言ったら冗談抜きで日陰者扱いですよ。
信じられないかもしれませんが、当時は「ジャニーズ」とかっていうと、ちょっと失笑されたりする空気だったんです。
完全に「色物扱い」です。
そうです。こう見えて僕は筋金入りですよ。そんじょそこらのアイドル好きとは年季が違うんです(笑)


確かにribbonは、当時お世辞抜きにも「売れてる」とはいいがたいグループでした。
でも、当時のアイドルたちには、曲が売れまくって、まるで自分が神様みたいな尊大な態度でふんぞり返る数多のJ-POPアーティストたちにはない、「ひたむきさ」と「誠実さ」があったような気がします。
楽屋通路で肩で風切って真ん中を歩いているのはみんなJ-POPアーティスト。
アイドルが出くわすと、みんな廊下の端によけてた。

(おっとこのくらいにしておいたほうが良さそうだ…)

 


■アイドル引退後、劇団に入ってイチから勉強し直したのが永作さん

さて、そんな時代の空気の中、アイドルとしての永作さんとご一緒に仕事をする機会を貰えた僕ですが、当時の永作さんは、今と同様、とってもキュートで、現場に入った彼女を初めて生で見た時は、本当にお人形さんみたいだった、と記憶しています。
ちっちゃくて、色白で、変な言い方かもしれませんが「作り物」みたいだった。
まだ業界の右も左もよく分かっていない僕の拙い演出に、本当に誠実に付き合ってくださって、LIVEもそこそこのデキで(いわゆるビギナーズラックという奴ですかね)。

今でも良い思い出です。

さて、そんな永作さん擁するアイドルグループribbon
気が付いたら解散していました。

今でこそ、アイドルが「卒業」(←この言い方、僕は好きではありませんが)したり解散したりする時は、どんなマイナーアイドルだって、やれ卒業公演だの、解散LIVEだの、ってやりますよね。
当時はそんな風潮は一般的ではなかった。
徐々にテレビ出演などが減っていき、新曲のリリースも途絶え、94年末にメンバーのひとりが所属事務所を辞めたことで完全に活動を停止した、ということのようですが。

 

さて、永作さん。ribbonの活動終了後は、いったん「劇団☆新感線」で舞台に立ちます。
旗揚げ当時はつかこうへいさんのコピー劇団として脚光を浴び、現在では古田新太さんなどが所属する有名劇団ですね。
お芝居に目覚めたのはまさにこのときだったそうです。

その後の活躍は皆さんご承知の通り。大河ドラマ(「功名が辻」)に出演されたり、ブルーリボン賞助演女優賞や主演女優賞、日本アカデミー賞で最優秀助演女優賞を受賞するなど、着実にキャリアを重ねてこられました。

CXの世にも奇妙な物語には、割とコンスタントにキャスティングされていて、ribbon解散以降、10年以上もの期間、断続的に出演されている姿を拝見しては、年々演技が上手くなっていくなあと、感慨深く観ていたものです。

本当のところは知る由もありませんが、おそらくずっと演技の勉強を続けてこられ、「女優」という仕事と向き合ってこられたのだろうと思います。

今では「元アイドルだった」というほうがビックリする方が多いんでしょうね。

 


■元アイドルの女優さんって結構レアケースだったりする

そんなアイドル大先輩のサクセスストーリーを知ってか知らずか、イマドキのアイドルちゃんたちの多くは、「アイドル脱退後の進路」として「女優」を挙げる子が多いようです。

実際、最近の成功例でいえば、元ももクロ早見あかりさん(あかりん)が筆頭でしょうか。

14年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説「マッサン」では、主人公の妹役という重要な役どころで出演されていますし、今クールドラマでいえば日テレの「スーパーサラリーマン左江内氏」にも出演。

映画『百瀬、こっちを向いて。』では初主演を果たしています。

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映画『百瀬、こっちを向いて。』公式サイト


あと、目立つところでいえば元AKB48大島優子さん。今クールの東京タラレバ娘をはじめ、いろんなテレビドラマや映画に出演されているのは皆さんよくご存じだと思います。
ちなみに僕はホラー映画『テケテケ』の、最後のシーンに引き込まれました(ネタバレにならないようにふわっと書きましたww)。

ただ、大島さんはもともと「子役」というキャリアがありますから、どちらかというと古巣に戻ってきた、って感じなんでしょうか。


もちろん「元アイドル」っていう肩書を持つ括りだけで挙げれば、篠原涼子さん深田恭子さんなんかもそうなんですが、篠原さんは「元東京パフォーマンスドール」というより小室哲哉さんがプロデュースした元アーティスト」という印象が強いですし、深田さんに至っては(元「HiP」というアイドルグループ)、なんか形だけ所属してました、って感じだし。


いずれにしても、アイドル辞めてから女優で成功する人、っていうのは、こうやって落ち着いて実例を挙げられる程度しかいない、かなりのレアケースであることに間違いはなさそうです。

 


■イマドキのアイドルは猫も杓子も「女優になりたい」病?…かな?

そんな超絶ハードモードなRPGみたいなルートにも関わらず、「卒業後は女優になりたい」アイドルちゃん、結構多い印象があります。
この僕の感覚的な印象を裏付けるために、試しにランダムにアイドルちゃんのWebサイトのプロフィールを片っ端から当たってみたところ、さすがに現役メンバーで「将来の夢」を記載しているケースはほとんどないようです。
(そりゃそうだ…ハナからアイドルが腰掛けみたいなアピールする子はいないか)

うぅ…困ったな。
ということで今度は、去年一年間にアイドルを辞めた子たちのブログを当たってみることにしました(←暇人か!?)

まずは解散したアイドルをはじめ、グループを脱退(卒業)した子たちの総数が451人(←確実に確認が取れたもの)。

このうち現在個人ブログが残っているのが約30%-135人(ただし大半は卒業挨拶の日から更新が止まっている)。
個人ブログは残ってないけど、運営のニュースリリースで卒業理由など当時の状況に言及していて、それが残っているものを含めると、約35%-157人

さらにそのうち、次のキャリアとして「○○を目指します」とか今後の活動を明記しているのが約10%-15人(全体からの割合だと約4%)。

さらにさらに、そのうちアイドル引退後のセカンドキャリアとして引き続き芸能界で頑張ると明言しているのがその約半数の7人
そして、そのうちの5人、約8割の子が「女優になりたい」と書いていました。


ふぅ…。凄い時間かけて調べたのに、数字が微妙すぎる(涙)
まぁこのブログはデータによる実証主義なので|д゚)


ということで僕の統計的アプローチはイマイチの結果となりましたが、こんなサイト記事がありました。

sirabee.com

これを読むと、やはり世間でも「卒業後に女優になりたいと言ってしまうアイドルが多い」という印象なんでしょうねぇ。
割とメジャーなアイドルさんの卒業って、インタビュー記事も出回ったりすることが多いですが、そこでも「女優になりたい」って言う子、割と多いですもんね。


…ってことで、「アイドルのセカンドキャリアの一番人気は"女優"」(と言っていいかもしれない…)

※明確に根拠を示せないのが悔しいので、そのうち時間をかけてデータを公開してみせますよ(笑)

そこで、続いてはこの「女優という選択肢」を含め、アイドルのセカンドキャリアについて、いろいろと考察してみたいと思います。

<後編に続く>

 

★現役引退か?復帰してもう一度頂点を目指すか!?美しい音楽も魅力のひとつ「ユーリ!!! on ICE」★


TVアニメ「ユーリ!!! on ICE」ティザーPV第1弾

 

※最近ブログ記事が長すぎるという自覚があるので、今回は前後編2本立てです。
次回は「なぜアイドルはセカンドキャリアで成功しづらいのか」というテーマが中心になる予定です。