『昨日より今日はもっと×2!素敵』 BLOG(イケてる大人計画)

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【川村ケンスケの「音楽ビデオってほんとに素晴らしいですね」】第22回「シャネルからのアレクサンダー・マックイーン の ランウエイ/ショーのすごさ!は、音楽ビデオを超えている!…ので、一応ランウエイ的な音楽ビデオを探してみた…ら、結果自分が作った音楽ビデオがダメダメで悲しくなった!ところから、ちょっと他の作品も、悲しく見た件。」

この春夏のシャネルのオート・クチュールのショー映像に出会いました。これが、やはり、凡百の音楽ビデオを軽く超える良さ!

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衣装のクリエイティビティパワーって、すごいですね!

空間のコンセプトもいいのですが、やはり衣装そのものの素晴らしさ!

人間がそのまま「プレゼンテーション」しているパワーもありますね。

 

…で、

僕が、そんな数々のファッションショーの映像を見て、で、いつもいつも注目していたのが、アレクサンダー・マックイーンのショーです!

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アレキサンダー・マックイーン - Wikipedia

 

彼はすでに亡き人ですが、本人存命の頃は、より「クリエイティブで面白かった」気がしています。

 

さて、年代バラバラですが、いくつか、いいなあと思ったもの、取り上げようかな、と。

 

まずは…

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…これ、「ゆか」の質感がすばらしい。こういう「ゆか」を音楽ビデオでも設定したいけれど、これはコストかかるよー!

時折見える、天井部分がかなりざっくりした質感の、「映像の照明でつかうような布」をそのまま見せている、のかな…?、それが高級に見えるという、一番憧れる設定である!

天井は「すごく高い!」か、「すごく低いか!」、どちらかに振り切れると「かっこよく見える」傾向があると思います。

 

そういえば

かつて、舞台作品(とあるロックバンドの演劇調のステージ)のデザインをやったとき、この考えを提出して、コテンパンにやられた記憶あり(涙)。

 

そのときは、舞台の「左」と「右」を完全に黒と白で分けて、演出で使う、みたいなことも言ったけど、これも完全否定されました(再涙)。

 

それはさておき。

 

次が…

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…これは、美術館のような、ショーウインドーのような。クールとはこのこと!ですよね。観客の位置や捉え方が、独特なんでしょうね。そこらあたりがシャネルとかと違うところなのかもしれませんし、パンキッシュに見えるところなのかもしれません。

 

いわば、ダミアン・ハーストの作品のような「クリニカルな」ムード。

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ダミアン・ハースト - Wikipedia

ひんやりしてるー!

 

そして…

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これも、やはり、観客とショーを隔てる素材が置かれています。こうすることで、観客は「観察」というモードに「向かわされる」ように思えますし、中身が冬の風景でも、やはり「クリニカル」に思えるのは、ビニールの素材感のせいでしょうか?

 

で、 

レディー・ガガは、彼女の「Bad Romance」の音楽ビデオで、アレクサンダー・マックイーンの衣装を着ているそうです。

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衣装で、見せられてしまう音楽ビデオですよね! 

 

さて、 

こういうランウエイのコンセプトの音楽ビデオって数あれど…。

探してみたら(というか、思い出すしかないのですが、もう思い出すという行為が全くできず…涙)

 

まずは、

いきものがかり

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「KISS KISS  BANG BANG」…!

たしかにこういうスタイリングやヘアメイクで、7変化でやってました…が、

あ!

これ、YouTubeになかった…相当気に入ってないんだね、本人たちがきっと(要確認)。

 

 

そして、拙作。

上木彩矢「The Light」…

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後半が、ランウエイモチーフ。観客が入れられないときは、そのかわりにカメラを置いて、雰囲気を作ります(これ、定番の手法)。

 

または、こんな拙作。

モーニング娘。おとめ組 「友情〜心のブスにはならねえ」

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一応、ランウエイモチーフ(笑)。これもカメラ使用中!(笑)

観客を入れると、生々しくなってかっこ悪い!と、思ってたんでしょうね(他人事)。

 

 

…と、

この「友情〜」の音楽ビデオを見返してみて、完全な自己反省!させてください!

 

お願いします!

 

音楽ビデオを作るときは、スタジオの狭い広いに、気をつけろ!

 

それは…

「あ!撮れている『空間』が狭い!」と、思ったこと。

(当時、よく使っていた世田谷の撮影スタジオが、この広さだったのです…懐かしい!…今はもうなくて、マンション担ってますが…そこでは、「キャシャーン」なんかも撮ってましたので、そこそこちゃんとしたスタジオだったのですが、いかんせん、狭い!)

 

狭く見える要素って、空間の広さももちろんですが、撮影の方法論にも要因があって。

 

で、

最近、こういう「狭さ」を感じるビデオを見た記憶があって、なんでわざわざ「狭く」感じるビデオを撮るのかなー、と思っていたことを覚えていて、

 

で、いろいろ思い出してみたら、これでした…

 

JUJU「believe believe feat. 明辺悠五」

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かなり、手がかかった(リリースによれば、時間もかかった、と…)音楽ビデオらしいのですが、

致命的だったのは、上述の「せまさ」。

 

カメラがクレーンで、ワイドレンズで動くことで、「余計に狭い」ことを強調する仕上がりに…残念。

移動撮影は、距離や広さを強調してしまいます。人間は、経験上、自分が動いても遠い物は動かない、と思う生き物ですから。

カメラが動くと、背景も動く感じに見える、と、あ、これは空間が狭いな、と、理解できてしまいます。

したがって、ワイドレンズだと、かえって空間って狭く見えるんだよね、こういう距離感の場合。

 

この音楽ビデオは、テーマが「スチームパンク」らしい(と、いろんなメデイアで書かれていた)が、その面白さもゼロだし。スチーム・パンクのなんたるかがなにも出てないし…なんか、ただ古臭いビデオ。

 

アーティストとコンセプトが「チグハグ」なんですね、「ビリビリ」ではなくて(涙)。

 

そういう意味では、アレクサンダー・マックイーンなムード/トーンを狙うくらいのほうがいいと思うんだけどなー。

 

最近で最も残念な音楽ビデオの一本、でした。

 

 

どうしても、See Your Music!だと、こう思うこともあるわけです。すんません。

そんなわけで、みなさんも、アレクサンダー・マックイーン、あらためて見返してみましょう!

 

 

では、またお会いしましょ。さよなら、さよなら、さよなら…!

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ついでに、川村ケンスケの「黒・音楽ビデオ/映像論」を読みたい方は…

(今回は、このブログのほうが「黒かった」ですが…)

こちらも!

ksmvintro.hatenablog.com

ぜひお読みください!